お知らせ

2/14(月)本命(ほんめい)

園長より|2022年02月14日 16時35分

昔は「ほんみょう」と発音したそうです。

今で言うと星占いのようなもので誕生日にあたる星のことを「本命星(ほんみょうしょう)」と言っていたようです。

やがて、頼みとする者のことを「本命」というようになりました。

人は一人ひとり違った環境や条件のもとに生まれてきます。それぞれ違う星の下に生まれついているわけです。

そして多くの選択肢から選ぶことを繰り返した結果がその人の人生というわけです。

この一年、子どもたちも私たちも、かつてない出来事に振り回されてきたように思いますが、これもその人の「本命」。

今をしかと受け止め、その中で自分らしくありたいと思っています。

今日から個人懇談会が始まりました。この一年、それぞれにめぐる時間を楽しみながら、立派に成長した姿を、温かく受け止めてください。

2/10(木)ほころぶ・こぼれる

園長より|2022年02月10日 14時43分

「ほころぶ」「こぼれる」美しい日本語の一つです。

日本語ほど多彩な表現がある言葉は珍しいようです。

特に花にまつわる表現は、本当に豊かです。

では、この「ほころび」「こぼれる」花は、なんだかわかりますか?

ちょうど今、ほころび始め、柔らかな香りを東風に乗せて運んでくれています。そして間もなくほころぶ、春を告げる花です。

昨日紹介した、梅の花です。

因みに桜は、散るといいます。風に吹かれて舞い散る姿が浮かびます。

大ぶりの花が豪華な牡丹(ぼたん)は、崩れると言います。大きな花びらがぐったりと首をかしげながら傾く姿が見えるようですね。

秋に咲く菊の花は、舞うというそうです。

花散る姿に合わせ豊かに広がる言葉には、驚かされるばかりですね。

ちょっとカッコよく使ってみませんか?

2/9(水)吹く・服・ふく・福の日

園長より|2022年02月09日 14時46分

今日2月9日は、語呂合わせで「ふく」の日です。

吹くは、風のこと。春の風「東風(こち)」です。

天満宮で有名な学問の神様・菅原道真が詠んだ和歌「東風(こち)吹かばにほひをこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春な忘れそ」が有名ですね。

服は文字通り、衣服のことです。

平仮名の「ふく」は、「ふぐ」のこと。フグの本場下関では、福とかけて濁らず「ふく」と呼ばれています。

そして、「福」の日。今、切望する「福の日」です。

悩ましいことが次々起こる今ですが、何もかも乗り越えて、福福いっぱい、訪れてくれますように・・・

2/7(月)北斗七星

園長より|2022年02月07日 09時53分

7日午前5時30分、新聞を取りに外へ出ると、空には星がたくさん輝いていました。

真上を見ると、星空に詳しくなくとも知っているかの有名な(?)「北斗七星」がくっきり見えました。

〈北斗七星:もちろん線は引かれていませんが・・・〉

毎年感じることですが、冬の夜空はキンと冷たくなったおかげで星の輪郭がはっきりするように思います。

しばらく星空を見上げていると、寒さを忘れて頭の中までキリっと引き締まるようです。

一度、明け方の星空ご覧ください。いいものです。

2/4(金)立春寒波到来!

園長より|2022年02月04日 11時20分

昨日の節分で、邪気を祓われたでしょうか?

今日、4日は「立春」確かに光は春を感じさせてくれる柔らかさがありますが、どうやら週末には、寒波が到来しそうです。

例年この時期は、インフルエンザが猛威を振るっていました。今は、風邪の症状に似た体調の変化が一番心配です。寒さで風邪などひいてしまうことが無いよう、十分な栄養や睡眠を心がけて下さい。

季節の変わり目の今日、厄除けの願いを込めた「立春大吉」と書いたお札を貼る習慣があります。

この文字は、左右対称になっているため、表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読むことができます。家に鬼が入って振り返ったときに、「あれれ?こちらが入り口?」と勘違いして出て行ってしまうと言われています。

裏から文字がすける紙に書いて、自分で札を作って貼ってみませんか?

2/3(木)鬼はどこにいる?

園長より|2022年02月03日 13時02分

今日にピッタリの絵本を年れもん組の福岡ゆかり先生が紹介してくれました。

「おなかのなかに おにがいる」

小沢孝子・作/西村達馬・絵 《ひさかたチャイルド》

ちょっとドキッとする題です。えっ~誰のおなかなの?

実は、みんなのおなかのなかには、鬼がいるそうです。

くいしんぼ、あまえんぼ、なまけもの・・・いろいろいっぱい。

節分の日の鬼退治は、みんなのおなかの中の鬼を追い出すんだそうです。

ところがどっこい、へそ曲がりな男の子が「鬼は内!」と言ってしまったものだから、さあ、大変!

いったいどうなっちゃったのでしょうか?

心配ですね。続きは、是非、本で確かめてください。

2/3(木)節分

園長より|2022年02月03日 12時25分

今日、3日は「節分」です。

節分は、二十四節気「立春」の前日をさしていいます。季節を分ける日、みんなが健康で幸せに過ごせるように願い、悪いものを追い出す日です。

新型コロナウィルスの感染拡大が収まらない今、心から祈るような気持ちで迎えています。

大美野幼稚園でも、感染拡大予防のための登園を控えていただく日が、でてきています。楽しい幼稚園での活動が止まってしまい悔しくてなりません。

とはいえ、健康であることが何より大切なことです。今は、みんなが笑顔で登園できる日のために我慢する時だと思っています。

園では、今できる最善を尽くして感染対策を行っています。手洗いにマスク、健康観察、これまで続けてきたことを継続して行うことも重要です。

少しでも早く感染の拡大を収束させるため、家庭保育で協力をいただいているご家庭もたくさんあります。ご心配をおかけしてばかりで本当に心苦しくてなりません。

光あふれる幸せな日を迎えるための準備を粛々と整え、「全員集合!」の日を待ちたいと思っています。

「鬼は外!福は内!」

 

2/2(水)もういいかい まあだだよ

園長より,未分類|2022年02月02日 12時30分

「もういいかい まあだだよ」は、最近出版されたシンガーソングライター小椋佳さんの本です。

豊かな言葉でつづられた詩が好きで、優しいメロディーがお気に入りのアーティストです。

生きてきた道のりを振り返り、これからの道を見つめる一冊でした。

彼の支えとなった言葉として「今日という日は、人生の残された日々のそもそも初日だ。」という言葉が記されていました。

今日は残された人生のとにかくスタートなんだ!

いつでもそんな新鮮な気持ちで一日一日を過ごす。

とても素敵だと思いませんか。

今日も新しい一日が始まっています。

2/1(火)如月(きさらぎ)

園長より|2022年02月01日 11時06分

あれあれ、ついこの間、七草をいただいた気がするのですが、気づけば如月、二月です。昔から、「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」とよく言われていますが、まさに一月はあっという間に行ってしまったようです。

「如月」の語源は数々あるようですが、

・厳しい寒さに耐えるため、衣を更に重ねることから「衣更着(きさらぎ)」

・草木の目が張り出す時期であることから「草木張月(くさきはりづき)」

・陽気が更に上がる時期であることから「気更来(きさらぎ)」

などと言われています。

いずれも寒さの中で、ほんの少し気配で感じる春を待ちわびる言葉に思えます。

保育室のヒヤシンスも、春を感じてすくすく伸びてきました。

いろいろあった一月ですが、子どもたちがすくすく育ってくれることを願うばかりです。

1/31(月)おかえり、みんな!

園長より|2022年01月31日 12時11分

大美野幼稚園の皆さん、お帰りなさい!

とても長いお休みになってしまい、幼稚園はとても寂しくなっていました。

今日、元気なみんなの笑顔が戻ってきてくれてとても嬉しく思っています。

今はまだ、新型コロナウイルス感染症の感染者が大阪府では、一日一万人を超える日があるほどの広がりを見せています。

そのため、これまでみんさんが続けてきたように、

① 手を洗うこと

② マスクをつけること

③ 部屋の空気を入れ替えること

④ 給食やお弁当のときは、おしゃべりをしないで食べること

⑤ 大きな声を出しすぎないこと

などに気を付けて過ごしてほしいと思っています。

我慢しなくてはならないことが多くて、残念なのですが命を守るための大切な約束です。

先生たちと一緒に、楽しく過ごすための工夫をしていきましょうね。

※今朝、放送で子どもたちに伝えました。

とても静かに聞いてくれていたようです。