お知らせ

5/6(木)立夏(りっか)

園長より|2021年05月06日 11時33分

今年は、5月5日、昨日が二十四節気の「立夏」でした。8月7日「立秋」の前日までが夏です。

今朝の晴天は、まさに夏の始まりを感じさせる空。昼間は、気温も高くなりそうですね。連休を終えて、いよいよこれからたくさんの学びが始まります。準備完了の子どもたちの成長が楽しみです。

春に咲いた花が散り、緑が生い茂っていく頃。雨に濡れた新緑、鮮やかに色に思わず深呼吸したくなりますね。

4/30(金)おおきくなるっていうことは・・・

園長より|2021年04月30日 12時51分

「おおきくなったね」

久しぶりに出会うと必ずかけられる言葉、子どもたちの周りに、あふれている言葉です。

でも、「おおきくなるって?どういうこと?」絵本の中の園長先生が分かりやすく教えてくれます。なるほどね・・・

洋服が小さくなるってこと。新しい歯がはえてくること。あんまり泣かないこと。高いところに登れること。それから・・それから・・いろいろあります。


《中川ひろたか・作  童心社》

小さな子どもたちは日々、できるようになること、大きくなることの喜びがいっぱい!

「おおきくなるっていうことは じぶんよりちいさなひとが おおきくなるってこと」自分より小さな人がふえたとき、自分が大きくなったってことに気づくのかな?

絵本が教えてくれる大切なことがたくさんあります。子どもたちといっしょに大人も「なるほど~」と学べます。どうぞお試しあれ。

4/28(水)なぞなぞ❓ちゃん

園長より|2021年04月28日 11時56分

令和3年度初めてのお誕生会。今年の園長先生なぞなぞは、「ちっちゃなつぶやきなぞなぞちゃん」のお手伝いをいただくことにしました。

大好きな作家さいとうしのぶさんの小さな絵本です。いろいろな「たべもの」「いきもの」「いえにあるもの」の楽しいなぞなぞが50問入っています。

今日、4月に選んだのは「たべもの」シリーズからです。

赤いけど、トマトみたいに真ん丸じゃないの。あまいけど、ちょっとだけすっぱいの。よくケーキやパフェの上にすわってる。そんなわたし、だーれだ❓

正解者はたくさんいたようです。季節にぴったりの果物です分かったかな?子どもたちに聞いてみてください。

 

4/27(火)ネバー・トゥー・レイト

園長より|2021年04月27日 11時47分

数週間前から始まった新聞の連載物語「ドリトル先生ガラパゴスを救う」〈作・福岡伸一 朝日新聞朝刊掲載〉挿絵の精緻さ、色合いの柔らかさが気に入って読んでいます。23回目の今日、今の私たちにぴったりの言葉を見つけました。

「できない理由をならべてもしかたがないよ。どうすればできるかを考えることが大切だ。何ごともはじめるのに遅すぎるということはない。ネバー・トゥー・レイト(never  too late)だよ。」

そうなのです。本当に、今、できることを考える。大切なことだと思っています。

      

私が小学生の頃、家にあった「ドリトル先生シリーズ」岩波書店の大きな本でした。

ちょっと懐かしくなりました。

4/26(月)しつもん おしゃべりさん

園長より|2021年04月26日 11時12分

堺市出身の絵本作家「さいとうしのぶ」さんの絵本です。

学童保育の指導員をされていた頃に歌っていた歌が元になった「あっちゃんあがつく」(リーブル)で有名な作家です。はっきりとした色合いが子どもたちにも大人気。昨年は、すみれ組さんが毎日読んでいました。

お話の中にでてくる質問に、それぞれが答えながら読み進めることができます。どんな車が好き?とか、小さくなった鉛筆はどうする?とか、身近な生活の中にあるものでお話が作られています。

今年は「お誕生会のメッセージ」で一話ずつ紹介しようと思っています。お楽しみに・・・

4/23(金)豌豆(えんどう)

園長より|2021年04月23日 12時04分

店先に沢山のえんどう豆が並ぶ季節になりました。採りたてはほっこりと甘みがあり、まさに春真っ盛りを感じさせる食べ物です。俳句では夏の季語の「豌豆」ですから春の味ではなく、初夏の味なのでしょうね。

「妻たのし 初豌豆の 厨ごと」ぷっくぷくの豆を割ると青い香りが広がります。いいですよね。

平仮名の「えんどう豆」は、食卓に並ぶ姿が浮かびますが、カタカナで「エンドウ」と書くと、なぜか高校の生物「メンデルの法則」を思い出します。エンドウの種子(食べものとしては豆ですが)には、しわ型と丸型があり、丸型が優勢。遺伝学の歴史に名を遺した実験だそうです。遺伝子の図は今も印象に残っています。

4/22(木)幸福な日

園長より|2021年04月22日 11時57分

「一番、幸福な日というのは、素晴らしいことや、驚くようなこと、胸の沸き立つような出来事がおこる日ではなくて、真珠が一つずつ、そっと糸からすべり落ちるように、単純な、小さな喜びを次々にもってくる一日一日のことだと思うわ」

これはモンゴメリ作「赤毛のアン」シリーズ「アンの愛情」に出てくるアンのつぶやきです。翻訳者は、村岡花子さん。豊かな日本語を駆使して、カナダの豊かな生活を描いてくれています。

毎週言っていた本屋さんに行けなくなった今、懐かしい昔読んでいた本を再読中です。中には、なるほど・・と、今だから気付く言葉に出会うことがあります。

小さな喜びが続くそんな静かな日、本当に幸福な日とはそういうことなんだと改めて思います。

4/21(水)たんぽぽのちえ

園長より|2021年04月21日 13時07分

この季節、たんぽぽを見つけると思い出すのが「たんぽぽのちえ」です。光村図書出版・小学校国語二年生にある説明文教材です。時を表す言葉にそって、時間の順序を抑えながら読み進めます。題名にある「ちえ」という言葉に着目し、内容をとらえます。

「春になると たんぽぽの 黄色いきれいな花が咲きます。」

「二、三日たつと、・・」「やがて、・・」「このころになると、・・」

「このようにたんぽぽは、いろいろな ちえをはたらかせています。そうして、あちらこちらに種をちらして、あたらしいなかまをふやしていくのです。」

このような文を読みながら、たんぽぽのちえについて、それぞれの経験に合わせて考えます。

たんぽぽのように、4月、新しい世界で今、子どもたちも色々な知恵を働かせて、生きているんだなと思っています。

ところで、この教材、記憶にある方、いらしゃいますか?

 

 

4/20(火)御幸辻、子安地蔵尊の藤

園長より|2021年04月20日 11時51分

藤の花が咲き始めると、少し寂しくなります。

もうずいぶん前のことですが、和歌山県橋本市、御幸辻の近くにある「子安地蔵尊」というところに見事な藤を夫と見に行ったことがあります。何とも言えない透き通るようなピンクや優しい紫の房が、池の周りを覆うように咲きそろっていました。田んぼに囲まれたのどかな地域、そのころは駐車場に止まっている車もそれほど多くはなく、ゆったりと見ることができました。

素晴らしい藤の花にしばらくうっとり、たくさんの写真を撮ったことが忘れられない思い出です。教職員研修のパワーポイントの一枚目に「先日、藤の花を見てきました!」と自己紹介で使ったことも懐かしく思い出されます。

 

5月、連休の頃に咲いていた藤の花。今年はいろいろな花が、先を争うように花開いています。そんなに急いでどうするの、もっとゆっくり過ごしましょうよと声をかけたくなりました。

一人で見る藤、少し寂しさを感じます。

4/19(月)マスク着用!手洗い励行!

園長より|2021年04月19日 10時55分

マスクの着用がすっかり普通になり、これまでにないくらい、丁寧に何度も手洗いをした1年でした。子どもたちも、当たり前のように、マスクを付け、部屋に戻れば手洗いをすることが身につきました。新しい出来事が生んだ良い習慣なのかもしれません。とはいえ、広がるばかりの感染にいまだ戸惑うばかりです。

令和3年度の幼稚園行事も、様々に工夫した見直しを余儀なくせざるを得ない状況が続いています。そんな中ではありますが、子どもたちにとっては園でのすべてが楽しいこと、新しいことです。ワクワク感を損なうことない保育をめざし頑張らねばと感じています。

今日は年中さんが朝から園庭遊具の使い方を学んでいました。「こうたいしてね。」「20数えたらかわるね。」

年少での経験を生かして、友だちとの関わり方を加えて学んでいまいた。これから深まる人との関わりは大切な学びです。真剣に話を聞く姿に成長を感じました。

  

「何もかもが新しい」そんな子どもたちの前向きな気持ちがあふれる幼稚園であること、誇らしく感じています。