いろいろ悩ましい出来事におろおろと過ごす中、今日の穏やかな光は、心なぐさめてくれます。
三月三日、冬を越えて春を迎える嬉しい日です。園のプレイルームには豪華おひなさまが飾られています。時代を経て受け継がれてきた姿はとても優雅で素敵です。
清少納言は、「枕の草子」に「三月三日は、うらうらとのどかに照りたる。桃の花の今さきはじむる、柳などをかしきこそさらなれ。」と書いています。
はるか千年の昔から、この季節は、うららかに日が照り始めていたのですね。季節のめぐり、なんだかすごいなあと、改めて感じました。
うらうらと、のどかな日差しいっぱいの園庭です。