4/18(月)これ、なんの花?
園長より|2022年04月18日 13時30分
花壇に咲き乱れる花も素敵ですが、道端に咲く花も今を盛りに輝いています。
ラピスラズリの青い色、小さくて愛らしい花「大いぬのふぐり」を見つけました。ネモフィラに似た、小さな星型の花をつけています。というわけで、別名「星の瞳」ともいうそうです。
「いぬのふぐり」は、花の後につく種が、犬の睾丸つまり、ふぐりに似ていることからその名がついたと言われています。名付けたのは、日本の植物学の父と言われる、牧野富太郎博士。愛らしい姿なのに、ちょっとかわいそうな気がしますね。
いぬふぐり星のまたたくごとくなり 高浜虚子
俳人の虚子は、やはり星と見たようです。
雑草と言いう名のくくりで見逃すのではなく、それぞれにつく名は何かなと、一緒に歩いて調べてみると、いろんなことに興味を示す子に育つのかもしれません。
おためしを・・・
追伸:名づけの親、牧野富太郎博士の生涯を描いた「ボタニカ」(朝井まかて作)という本が出版されました。土佐生まれ「何とかなるろう」の精神で生き抜いた姿を追いかけてみたいと思っています。今、読みたい本のナンバー1です。