6/7(金)田に水💧入る!

園長より|2024年06月07日 14時37分

美原区にはまだたくさん水田があります。夏には稲の緑が風に揺れて心癒される風景になります。その田に先日水が入り、稲の苗が植えられました。

6月5日(水)は、二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」でした。立春・啓蟄・立夏・夏至などに比べると、ちょっと馴染みの薄い節気ですが、農耕に従事している人にとっては、とても重要な季節です。

「芒種」とは、米や麦などの穂の出る穀物の種をまく時期という意味だそうです。日本では、直接種をまかず苗代で苗を育ててから田植えをしています。

見慣れない「芒(ぼう)」という字は、イネ科の植物の穂先にある尖った毛のような部分をさす言葉です。訓読みは「のぎ」と読み、漢字の禾(のぎ)偏と同じ意味です。禾偏の漢字、たくさんありますよね。

〈緑矢印の部分が「芒(のぎ)」です〉

春夏秋冬、四季の違いが豊かな日本に住んでいる幸せを知り、まつわる豊かな言葉も獲得しておきたいものです。

まるで真夏のように青空の広がる今日、園庭で交通安全教室を実施しました。安全な歩行めざして子どもたちは大切な約束を学びました。

芒種が過ぎれば次は「夏至(げし)」。昼の時間が一年で最も長くなります。太陽の高度も高く、真夏の到来はすぐそこです。