1/7(火)若菜(わかな)

園長より|2025年01月07日 12時54分

~君がため 春の野に出でて 若菜摘む わが衣出に 雪は降りつつ~〈百人一首 光孝天皇〉この「若菜」こそ春の七草です。

新春に無病息災を願いいただく「七草がゆ」古式ゆかしき良き風習です。

健康第一を身にしみて感じたこの冬、目標は食養生です。

せめて七草の名だけでもすらすらと唱えられると、ちょっと素敵です。どれが何までは求めませんが…せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、と歌うように覚えてみましょう。

それぞれに縁起物としての意味や健康をつかさどる謂れもあります。興味があれば御覧ください。

せり―競り勝つ、邪気を払う。鉄分豊富で貧血予防

なずな(ぺんぺんぐさ)-汚れを取り除く。骨粗しょう症予防

ごぎょう(ははこぐさ)-健康長寿を願う。咳止め、痰きりに効果

はこべら(はこべ)-子孫繁栄。便秘解消

ほとけのざ(こおにたびらこ)-仏の座る場所。整腸作用

すずな(かぶ)-神を呼ぶ鈴。消化促進、風邪予防

すずしろ(だいこん)-汚れなき純粋さ。消化促進、疲労回復、免疫力向上

まさしく、今の私にぴったりの食材です!

今年は巳年、脱皮を繰り返し成長する「へび」のように、進化・深化・新化(?)する子どもたちを応援くださいませ。未来を支える子どもたちとともに、のびのび、すくすくありたいと思っています。