1/14(火)朝の満月🌕と星
園長より|2025年01月14日 12時47分
朝5時45分、玄関が西を向いている我が家は、扉のガラスがキラキラと輝いていました。🌕の明かりです。西の空低くに見事な満月、左上にはひときわ明るい星一つ。火星のようです。
キリッと冷えた冬の朝、心の中まで突き刺さるような月明かりでした。
今から30年前、平成7年(1995年)1月17日5時46分、ちょうど今朝月を見た時間と同じころ、阪神淡路大震災が起こりました。その頃は小学校6年生の担任でした。出勤途中の道は渋滞、なかなか学校に到着できず、連絡も取れず、ヤキモキしたことを今も覚えています。
職場に到着したのは10時を過ぎていたと思います。その後、すぐに集団下校措置。4階の教室は余震の度に不安な揺れを感じました。あの頃12歳だった子どもたちは今、42歳。驚くほどの年月が過ぎました。
体験した私たちは、子どもたちにこの記憶を伝えていかなければならないと思っています。幼稚園では1月17日(金)に地震対応避難訓練を実施します。経験のない教職員も学びながら伝えていきます。各ご家庭でもニュース情報等を活用し、話題にしていただければと思っています。
神戸市中央区の東遊園地で開催される「阪神・淡路大震災1.17のつどい」の文字は「よりそう」だそうです。他者に寄り添える温かな心、育てていきたいものですね。