「楽しく食べる」「嫌いなものは無理強いしない」など、今の食育は以前とは少し変わってきています。

《作:はせがわゆうじ 出版社:中央公論新社》
「ぼくはうしだから、もうじきたべられるのだそうだ」
最後にひと目だけおかあさんにあいにいくことにした
と、始まるお話。なんだかいきなり胸にジンと響いてきます。出版された当初も紹介した記憶があります。これは伝えなければと心に迫られるものがあるのでしょうね。
運命だからと健気に受け止めようと最後の時を生きる子牛の姿に涙を誘われます。
本を読んで、大切な命をいただくことをへの感謝の気持ちが大切であることに気づいてくれるといいなあと思っています。