6月の和名は「水無月(みなづき)」といいます。「水が無い月」ではなく、「水の月」と言う意味です。「無」は「の」という助詞なのです。田に水を引き始めるこの月にぴったりの名前ですね。
この季節、和菓子屋には、夏を乗り越える縁起菓子「水無月」が並びます。外郎の上に、邪気を祓う小豆をのせた三角の菓子です。涼しげな姿に季節を感じさせます。
各月の和名。あまりなじみがないかもしれませんが、子どもたちには、その名が示す季節の様子も伝えていきたいものですね。
「7月」は「文月」です。なぜ「文」なのでしょうね。調べてみるのも楽しいですよ。