七十二候「魚上氷(うおこおりをいずる)」は、水が温かくなり、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃をいいます。今年は少し暖冬だったのか、このあたりでは、池に氷が張っている様子はみられませんでしたよね。
さて「薄氷(うすらい)」とは、春先に薄く張った氷のことを言います。美しい響きの言葉です。パリッと響く小さな音がきこえてくるようですね。
ところが、音読みで「はくひょう」と読むと危うい感じがあります。読み方で大きくイメージが変わるものです。今朝はキリっと澄んだ青い空、少し強めの風に、寒さは感じましたが日差しは確かに春です。