10/4(水)「メメンとモリ」にドキッ💕

園長より|2023年10月04日 11時38分

表紙の緑と愛らしい絵に誘われて手に取ったヨシタケシンスケさん新しい本。込められた思いは、なんとも壮大!?

ヨシタケシンスケ/著 KADOKAWA/出版社

「人は何のために生きてるの?」につながる三つのお話が描かれています。

『ちいさいおさら』では、メメンが作った大切なお皿をモリが転んで割ってしまいます。

クヨクヨしているモリに、お皿があったこと、そのお皿との思い出があることが大切なの。大丈夫、お皿はまた作ればいいんだから!とさらりと言って励ましてくれます。

そうなんですよね。お気に入りのお皿と過ごした時間は消えてなくなったりしませんもの。

何だかしっとりとした気持ちで読み進めてしまいました。今回のヨシタケシンスケさんのこの本は、きっと大人の私たちの心に染みるのかもしれません。機会があれば是非!

続く二話は、『きたないゆきだるま』『つまんないえいが』です。なんだか気になりませんか?

因みに「Memento Mori(メメントモリ)」は、ラテン語で「いつか死が訪れることを忘れるな」という意味があるそうです。つまり「いつか死ぬんだから、今を楽しめ!」と、とらえられたそうです。