4/10(木)久方の…🌸
園長より|2025年04月10日 14時47分
久方の光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ 紀友則
日の光がのどかでやわらかく降り注ぐ春の日に、どうして桜の花は急ぐように散っていくのでしょうか。もう少し長く咲いていてくれればいいものを。
百人一首33番目の歌。昔から人は同じ心で桜の花を眺めていたことがうかがえます。「ひさ・・」を聞けば、「ハイ!」と取ることができるお気に入りの歌です。
幼稚園正門にある満開の桜が風に吹かれてはらはらと散り始めています。優雅なのに少し寂しい気もちになります。
今夜から明日の朝にかけて、天気予報は雨。花散らしの雨になりそうです。
花の中心にある「しべ」が白からピンクに染まると、花の命はあと少しだそうです。確かに・・・ピンクのしべが増え始めているようです。
さようなら~桜の季節!