4/13(火)不思議の泣き声!?

園長より|2021年04月13日 09時54分

朝9時、登園が始まると同時に、聞こえ始める別れの泣き声。8日の始業式の日から玄関ホールで繰り広げられる別れの儀式です。

ところが、登園時間が終わり、玄関ホールから保護者の方々の姿が消える9時30分、突然静寂が訪れます。この世の終わりかと思わせるほど響き渡っていた声が、波が静かに引いていくように、聞こえなくなります。ピアノの音が、朝の始まりを知らせます。

昨年は6月に分散登園からスタートし、4月の始まりを初めて体験した私にとっては驚きの風景でした。

うちの人と分かれて一人で出発!

頼もしく成長した、年中・年長さん、さすがの姿です。

行ってきます!先生と一緒に保育室へ!

おはようございます!挨拶もしっかりできました!

家の人の姿が見えなくなると、幼い子どもたちもそれなりに切り替えることができるのでしょうか。それとも、これじゃ声は届かないとあきらめるのでしょうか。言葉にすることができない子どもの声を確かめてみたくなります。体全体を使って思いを伝えようとする子どもたちの姿、なんだか愛おしくなります。