ナズナ、別名ぺんぺん草。三味線草ともいわれています。
春から夏にかけて白い花と三角の実をつけます。
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草」と覚えた春の七草のひとつです。
私たちが小さい頃は、つまりずいぶん昔ですが、道端でよく見かける草花でした。
花の後についた実を茎に付けたまま根元から少しはがし、ぶら下がるようにします。
茎の下をもってクルクル回すと、実がぶつかり合って「ぺんぺん」と音が鳴ります。
道端の草花で遊ぶ経験、これもまた大切なことだと思っています。