4/22(金)虹始見(にじはじめてあらわる)

園長より|2022年04月22日 13時48分

4月の中旬は七十二候の「虹始見」といい、空気がうるおい虹が見られる頃と言われています。

虹と言えば、夏にかけて夕立の後などによく見られます。夏の虹に比べると、春の虹の色合いは淡く感じられます。

子どもの頃、虹の色の順番は外側から「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」「せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し」と覚えました。幼いころに覚えた呪文のようなこの言葉、今もちゃんと覚えています。

ところで、虹という字は「虫編」です。なんだか不思議な気がしますよね。

虹は昔、龍になる大蛇が天空を貫くときにできるものだと考えられていたことから、ヘビ、つまり爬虫類を表す「虫編」に、貫くという意味を持つ「工」が添えられたと言います。

昨日は、春雨が降りましたが、降り始めると夜までずっと雨。残念ながら虹を見ることはできませんでした。虹を見るとなんだか幸せな気持ちになりますよね。

楽しみにして待ちたいと思います。