4/23(金)豌豆(えんどう)

園長より|2021年04月23日 12時04分

店先に沢山のえんどう豆が並ぶ季節になりました。採りたてはほっこりと甘みがあり、まさに春真っ盛りを感じさせる食べ物です。俳句では夏の季語の「豌豆」ですから春の味ではなく、初夏の味なのでしょうね。

「妻たのし 初豌豆の 厨ごと」ぷっくぷくの豆を割ると青い香りが広がります。いいですよね。

平仮名の「えんどう豆」は、食卓に並ぶ姿が浮かびますが、カタカナで「エンドウ」と書くと、なぜか高校の生物「メンデルの法則」を思い出します。エンドウの種子(食べものとしては豆ですが)には、しわ型と丸型があり、丸型が優勢。遺伝学の歴史に名を遺した実験だそうです。遺伝子の図は今も印象に残っています。