5/7(火)満点星躑躅

園長より|2024年05月07日 11時40分

何とよむのでしょう?

これは「どうだんつつじ」とよみます。

「躑躅」は、これまでも難しいなあと思いつつ、見たことはある、でもかけない漢字でした。けれど「満点星」にはついていけませんよね。どうやらこれは当て字のようです。知らないと読めないそんな漢字です。

4月から5月中頃に小さな白いスズランのような花をつける低木です。

枝の分かれの様子が、昔明かりに用いた「灯台(とうだい:火をともす台)」に似ていることから「とうだい」がなまり「どうだん」になったともいわれています。「満点星」は、中国の表記で、和名をそのままあてたため、読めない漢字になっているようです。

庭木として植えられているこの木、秋は真っ赤に紅葉することでも知られています。春と秋、二回楽しめる庭木、優れものですね。

今日年長の躾作法に来られた先生のお庭に咲いているそうです。作法の時間には、二十四節気にまつわる話、季節の花の話などを子どもたちにも伝えてくださっています。今すぐはわからなくとも、聞いた経験があることは、大事なことだと思っています。