7/3(金)大河の一滴

園長より|2020年07月03日 13時38分

 コロナ禍の中、再度脚光を浴びた作家・五木寛之「大河の一滴」。平成10年出版なので、今から20年以上も前になります。どこかにあったなと、本棚を探して最近再読してみました。

「人は大河の一滴」それは小さな一滴の水の粒に過ぎないが、大きな水の流れをかたちづくる一滴であり、永遠の時間に向かって動いてゆくリズムの一部なのだ。

 以前に呼んだ時には感じなかったことに気づいたり、初めて出会ったように感じる文があったりと、再読の面白さに気づきました。

 自分の力だけではどうしようもないことが世の中にはたくさんあります。それをどうしようかと悩んでも詮無いこともあるということ、何とかなるとおおらかに過ごした方が幸せになること気付いておきたいですね。

 同じ言葉でも、読む年齢、読む時期によって違いがあること感じてみてください。