7/8(月)最期のことば

園長より|2024年07月08日 12時35分

毎回のことですが、朝ドラを夕食時に見ることが習慣になっています。そしてまたまた、感動中です。

♪どしゃ降りでも構わず飛んでく その力が欲しかった♪ 主題歌の「さよなら またいつか」も心に響きます。

5日放送回、年老いた自身を「出がらし」といった穂高教授が寅子に伝えた最期の言葉が、ジンと心に染みました。

「私は古い人間だ。理想を口にしながら現実では既存の考えから抜け出すことができなかった。だが君は違う。君は既存の考えから抜け出して人々を救うことができる人間だ心から誇りに思う」

「気を抜くな。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み、立派な出がらしになってくれたまえ」

自分のふがいない姿を責められ、気まずくなった寅子に伝えた言葉。古いしきたりに縛られた世の中でもがき続け、踏ん張る人々の強い思いが伝わってきました。

教授のすっきりとした顔がとても印象に残りました。そして何よりも「君もいつかは古くなる・・・立派な出がらしになってくれたまえ」は絶品の最期の言葉です。

〈最も若い、りす組さん新聞紙で大盛り上がりです〉

園には新しい人間が、山盛り。未来へはばたく姿を想像しながら、我が姿を見つめ直したいと思います。