8/12(水)『うんちしたのはだれよ!』《本の紹介》
園長より|2020年08月12日 09時49分
『うんちしたのはだれよ!』 偕成社
文:ヴェルナー・ホルツヴァルト、訳:関口裕昭
絵:ヴォルフ・エールブルッフ
「もう おひさまは のぼったかな」
もぐらくんが地面から顔を出した瞬間、その事件は起こったのです。もぐらくんの頭の上に降ってきたのは……うんち! (それは茶色でふっくらとしていて、もぐらくんの頭にちょうどいいサイズで!?)
「なんて ひどいことを!」
怒ったもぐらくんは犯人捜しに乗り出します。
「ねえ きみ、ぼくの あたまに うんちおとさなかった?」
ハトやウマ、ウサギにヤギ、次々に聞いてまわるのですが…
気が付けば大人も子どももすっかり「うんち」のとりこ!?
ところでこんな悪さをした犯人、一体誰だったのでしょう。
※なぜか子どもたちは「うんち」が大好き。
「うんち」って聞くだけで大盛り上がり!
小学校でも「うんこドリル」が大ブーム、学習意欲を喚起するそうです。
不思議ですが事実だそうで・・・
大切な自分から出た宝ものへの愛着?
うんちの後の快感が、忘れられないから?
大人が「そんな言葉、言っちゃだめ!」と注意するから?
ともあれ、ドイツ生まれの大人気絵本です。
どこでも、子どもたちの大好きは同じなんですね。