8/3(水)夏が来た!おすすめ絵本(7)

園長より|2022年08月03日 09時30分

先日紹介した「はじめてのキャンプ」と同じ作者の作品です。

絵本好きなら必ず知っている「こんとあき」

遠い「さきゅうのまち」に住むおばあちゃんちから、あきを守るためにやってきたぬいぐるみのこん。

赤ちゃんの頃からずっとそばで見守ってきたこんはすっかりぼろぼろに・・・

直してもらうため、こんとあきは二人で汽車に乗って「さきゅうのまち」をめざします。

《林明子/作 福音館書店》

夏休みと言えば、「おばあちゃんちにいく」が当たり前の時代がありました。この3年はそんな帰省もままならなくなりました。ましてや子どもとぬいぐるみでなんてありえません。

この冒険がいいんですよね。

子どもたちはきっと胸弾ませてお話に引き込まれていきます。

さて、二人は無事におばあちゃんにあえるのでしょうか?

柴田先生イチオシのこの本は、お子さんに毎晩せがまれて読んだ思い出の一冊だそうです。

ところで、林明子さんの作品には、いつもちょっとした遊びが隠されているそうです。

この絵本にも「はじめてのキャンプ」のなほちゃんがホームの向いに立っていたり、チャップリンや不思議の国のアリス、そうそう、さむがりやのサンタのおじいさんも、腕を組んで電車に座っていたりするんですよ!

秘密探しもお楽しみください。