8/4(水)夏のおすすめ(9)
園長より|2021年08月04日 08時20分
『それしかないわけないでしょう』
ヨシタケシンスケ/作・絵〈白泉社〉
今やだれもが知っている(おそらく)作家、ヨシタケシンスケさん。
はじめての出会いは「りんごかもしれない」でした。
登美丘西小学校の先生が子どもたちの発想を広げる授業で使っておられました。「校長先生も挑戦してください」とプリントをもらって知ったのがヨシタケ作品との出会いでした。
さて、『それしかないわけないでしょう』の始まりは、お父さんの天気予報ははずれ!からです。
お兄ちゃんは、未来は大変!っていうし、なんだか心がざわざわしちゃう女の子です。
ところが、布団から半分起き上がったおばあちゃんのいうことにゃ・・・
「未来は一つしかないの?」
「こんな未来も、あんな未来も、未来はたーくさんあるんじゃないの?」
そうだよね~おばあちゃんのいう通り
「そうよ、それしかないわけないじゃない!」となるわけです。
なんかコロナで疲れちゃった大人にもぴったんこ!
親子で「それしかないわけないじゃない!」と言いながらお愉しみくださいませ。
ふんわり笑顔があったかい石井先生のおすすめです。
きっと元気が出ますよ~
ほかにも、そんなこと書いていいの?と思ってしまう『おしっこちょっぴりもれたろう』
そうだその通り!『あつかったらぬげばいい』
みんなおんなじ、心にちょっと悪魔はいるよねの『ころべばいいのに』もおすすめです。
これみんな大人にぴったりの絵本かもしれませんね。