8/4(火)100万回生きてねこ《本の紹介》
園長より|2020年08月04日 11時15分
『100万回生きたねこ』 佐野洋子 作・絵 講談社
主人公のねこは、ある時は国の王のねこ、船乗りのねこ、サーカスの手品使いのねこ、小さな女の子のねこ・・・100万回生まれ変わっていろいろな飼い主のもとで死んでいきました。飼い主は悲しみましたが、主人公のねこは平気。飼い主のことを好きではありませんでしたから・・・
ある時、このねこは誰のねこでもありませんでした。そんな時出会った自分に関心をしめさない「白いねこ」。この出会いが、主人公のねこの心を変えていきます。
誰かを大切に思う心と、生きることについて親子で考えてみませんか?
大好きで、とても大切に感じている一冊です。
これが、主人公を変えた、大切な「しろねこ」です。