9/10(木)実るほど 頭を垂れる 稲穂かな

園長より|2020年09月10日 08時54分

「みのるほど こうべをたれる いなほかな」と読みます。

この言葉には「立派な人ほど、謙虚な姿勢である」という意味があります。

夏、若い緑色の稲はまっすぐ天に向かってすくすくと成長します。秋、ちょうど今頃の季節になると実をつけた稲穂が成長し、少しずつ垂れ下がってきます。よく育った実ほど重く、まるで頭(こうべ)を垂れるかのような姿になります。

夏の暑さ、強い風、降り続く雨、さまざまな日を乗り越え実り始めた稲は、立派な稲に成長し豊かな実をつけるのです。まるで人の一生のようですね。そう、人のあり方としてめざしたい姿です。

9月、今はまだ実りはじめ。

ようやく頭(こうべ)を垂れ始めたくらいですね。