9/24(木)「幸せな自立」のために・・・

園長より|2020年09月24日 08時56分

生きるために大切な力とは何なのか、とても難しい問いです。本を読むと、さまざまな考えがあり、いったい何が本当に大切なのか、わからなくなるものです。とはいえ、手掛かりになる言葉はいくつかあります。先日読んだ本で、なるほど確かにと思った言葉がありました。

「困難だと思っても挑戦できる」

「努力し続けられる」

「最後までやり抜ける」

これら「人としての根本的な力」を育てることが、今後社会がどのように変化しても対応できる大切な力であると書かれていました。言葉で書かれるとたった三つの文ですが、大切でとても難しいことですね。

感じたことは、これらはすべて結果ではなく、「過程」が大切にされていることです。「できる・できない」ではなくそこに至る道筋をしっかりと意識していること。ついつい、見逃してしまいがちな「過程」しっかりと見ながら育んでいきたいものだと改めて感じました。

「見えない力」を育てる武蔵野幼稚園の教え〈原田小夜子著・清流出版〉

心を一つに、そして、ちょっと我慢をしなければ完成しない一本橋。

失敗を重ね、完成する喜びを得ることができました。