1/21(木)1995年1月17日のこと
今から26年前の1月17日、私は新浅香山小学校6年1組の担任をしていました。そのころ書いていた学級通信に「地震!地震!地震!」の表題が残っています。
「先生、生まれて始めてこんなすごい地震体験したわ~」と私のつぶやき。「ぼくもや~」と子どもからの返事。「先生が初めてなんやから、当たり前やなあ」の交流と共に、「今、私たちにできることってなにやろう」と考える姿もありました。
4日後の学級通信には、死者4000人を越えたそうですの言葉。そうだったな、あの1月、話題はずっと地震だったと改めて思い出しました。忘れずに伝える役割が、体験した私たちにあるということ、胸に刻んでおきたいと思っています。
この後、6年生の児童を中心とした児童会で「義援金」を集めるというボランティア活動が始まりました。この時の彼らは今38歳。小学生の頃の体験、ちゃんと伝えているのかなとふと思ったりしました。この地震をきっかけに「ボランティア」という言葉が一般的になりました。時代が移り、記憶も変わることがありますが、互いを思いやり、支え合う心はずっとなくさずにいたいものです。
1/20(水)卒園記念のお話会《青》
1/20(水)大寒たまご!?
今日は二十四節気の「大寒(だいかん)」です。大寒は二十四節気の最後の節気、ここを過ぎれば春はもうすぐそこです。七十二候では「ふきのはなさく」蕗の薹(ふきのとう)が顔を出すころです。雪の下から顔を出す小さな黄緑の芽は、早春のほろ苦い味が特徴です。春を感じる兆し探してみたくなりますね。
ところで「大寒たまご」という言葉、聞かれたことはありますか。大寒に産まれた卵を子どもが食べると体が丈夫になると言われています。品種改良される昔の鶏は、寒い冬には卵を産まなかったそうです。つまり大寒の卵は大変貴重で、寒さに負けることなく産まれた卵は縁起が良いといわれていました。
今日は、大寒たまごの料理をされてはいかがでしょう。今は何より、健康であることが大切ですよね。
暖かな日差し溢れる大寒の朝です。
今日は、ロータリー付近工事のため、園正門前は歩行者専用となっています。
1/19(火)卒園記念のお話会《年長》
◆1月18日から始めたお話会。一回目は紫組の第一グループ登場です。
お話は、ますだゆうこ作「えらい、えらい!」
♪くつはえらい、えらい えらいえらい なんでえらい?
毎日いっぱいあるくから えらいこっちゃえらいこっちゃ はくしゅ~♪
みんなで一緒に拍手をしながら、お話を聞いてもらいました。
最後のクイズは「二番目に登場したえらいは誰でしょう?」
お話をしっかり聞いていた紫組さんは、大正解でした!
◆19日(火)二日目は西本鶏介作「おじいちゃんのごくらくごくらく」
大好きで大切な僕のおじいちゃん。温泉行の約束をしたのに、急に具合が悪くなって・・・
ちょっと寂しいストーリ。でも魔法の言葉「ごくらくごくらく」で幸せな気持ちになれますね。
一生懸命お話を聞いてくれた緑組さん第一グループ12人!
聞いてくれてありがとう!
最後のお話クイズ「おじいちゃんの若い時のお仕事は?」に、正解続出!楽しんでくれたかな?これからもたくさんの本を読んでくださいね。本が大好きな大美野っ子になって、小学校に出発!
1/19(火)「おやくそくえほん」から
「おやくそく」は、目には見えないけれど大事なこと。知っていると、みんなが気持ちよく過ごせます。
『ぬいだくつはそろえる』
くつが揃っている玄関は、素敵に見えます。だから、靴を脱いだら揃えよう。かかとが自分の方を向くようにして、右と左をくっつけて並べるんだよ。そうしておくと、見た目もいいし、出かける時に履きやすいよ。
先日紹介した「おやくそくのえほん」は、年長さんの各クラスに一冊準備しました。小学校入学までに先生と一緒に学んでもらおうと思っています。
他にも「あたりまえだけど大切なこと」子どものためのルールブックもお役立ちです。
人によって、経験によって、「あたりまえ」は違って当たり前なのですが、知っておくことも大切なことだと思っています。
ロン・クラーク作 亀井よし子訳《草思社》
1/18(月)1月生まれのお誕生会🎂
1/18(月)小正月(こしょうがつ)
1月15日は、小正月。
小正月とは、1月1日を中心とした正月行事「大正月(おおしょうがつ)」に対し、15日に行われる行事のことをいいます。昔は月の満ち欠けを暦として暮らしていたので、満月となる1月15日を「一年の始まり」として祝っていました。
小正月には小豆粥(あずきがゆ)をいただく風習があります。小豆は赤く、邪気を祓うという中国の古い風習に由来しているのだそうです。コロナ禍の今、ピッタリの風習ですね。
また、門松やしめ縄など正月飾りなどを焚き上げる「どんと焼き」等も行われます。
園では、玄関のお正月飾りを片付けました。各クラスの「お正月掲示」もこの日まで、新しい掲示に変わります。お楽しみに・・・
掲示物が、取り外されました。次は何かな?
1/15(金)クイックルワイパー
題名を見て、「なにこれ?」と思われたことでしょうね。実は年少さんの冬休み頑張ることに書かれていた言葉です。『クイックルワイパー』は、商品名なのですが、これが冬休みの頑張ることだったのです。「クイックルワイパーができたら色をぬる!」いいでしょう。思わずにっこりです。きっと、毎日お掃除の手伝いをするってことなのだと思います。
私も以前、校長室の掃除は「クイックルワイパー」でした。家でも、掃除機でがっつり掃除はちょっとしんどい、そんなときには「クイックルワイパー」なのです。年少さんでお手伝いをしっかり身に付けている大美野っ子、大したもんです。これぞ、エッヘンもの!
因みに、とあるメーカー以外は「フローリングワイパー」というようです。そういえば、「セロテープ」もセロハンテープの商品名です。最初に手掛けた会社の商品名が普通名詞になるってよくありますよね。
1/14(木)おやくそくえほん
小学校でもよく紹介していた「よのなかルールブック」幼稚園版が出版されました。小学校に行く前に、知っておいてほしいことが満載です。順番に伝えるのではなく、機会あるごとに少しずつがいいのかもしれませんね。
高濱正伸・監修 〈日本図書センター〉
42の習慣から、ちょっと紹介!
・なにかしてもらったら、「ありがとう」という
・なにかしてしまったら、「ごめんなさい」という
・せきやくしゃみをするときは、てやハンカチでくちをふさぐ
・「いや」とかんじたことは、ちゃんとあいてにつたえる
・ようじがあるなら、じぶんでいく
・ふきげんでいない
・きらいなたべものでも、ひとくちたべてみる
・ひとのなまえはしっかりおぼえる
・ものをわたすときは、ていねいに
・おみせのしょうひんをベタベタさわらない
・じぶんをすきでいる
*「自分を好きでいる!」は、しっかり伝えておきたいことの一つです。