お知らせ

11/12(木)雨にも負けたい?

園長より|2020年11月12日 09時15分

小学校に勤務していたころ、子どもたちによく暗唱をすすめていたのが「雨ニモマケズ」の詩です。言わずと知れた宮沢賢治の手帳に残されていた詩です。

雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク決シテイカラズ イツモシズカニワラッテイル・・・

長い長い詩ですが、子どもたちと一緒によく暗唱をしていました。最後は、「ソウイウモノニ ワタシハナリタイ」。なれそうにもありませんが、そういうものにならなけらばと思ったこともありました。

先日、斎藤茂太さんの「ほがらかに品よく生きる」に次のような詩を見つけました。なんだか、そうだよね、たまには弱音もありだよねと納得しながら読みました。

雨にも負けたい 風にも負けたい 勝たねばならぬということに ワシャ疲れたよ 雲の彼方の賢治さん わかるかい?ワシのこの気持ち・・・

いかがですか?

11/11(水)花梨(かりん)の実

園長より|2020年11月11日 09時58分

毎朝、阪和自動車道の下道を通って幼稚園に出勤しています。今、その道端に「花梨(かりん)」の実がたくさん落ちています。黄色くて大きな実はとても印象に残る実です。以前香りがいいから玄関に置いたり、車の中に入れておくといいよと実をいただいたことがあります。庭木に植えておられるところも多くあるようです。花は見逃すことが多いのですが、愛らしい花を咲かせます。

  

生で食べることはできない実ですが、シロップ漬けや花梨酒にすると咳やのどの炎症に薬効があるそうです。

11/10(火)ノーサイド!

園長より|2020年11月10日 11時56分

昨年の今ごろはラグビーワルドカップの開催で盛り上がっていたことを思いだします。ルールもほとんど知らなかったラグビーでしたが、日本チームの活躍にすっかり見とれ、にわかラグビーファンになっていました。

ラグビーで試合終了を意味する「ノーサイド」。互いの健闘を称える素敵な言葉です。バックには必ず、松任谷由美の曲が流れて思いだされます。戦いの後の潔い姿を美しいと感じる人でありたいものです。

アメリカ大統領選挙の報道を聞きながら、ふと思い出した昨年の出来事でした。

体育の学習を通して、ルールを守る大切さを学ぶ子どもたちの姿です。

 

 

 

11/7(土)立冬(二十四節気)

園長より|2020年11月07日 13時27分

今日、7日は二十四節気「立冬」です。冬の気配がますます感じられる頃になります。本格的な冬の前に、冬支度、心がけなければなりませんね。

 

園では今日、大美野幼稚園恒例の「作品展」を開催しております。たくさんの方々に見ていただきたい力作が勢ぞろいしているのですが、コロナ禍の中、人数制限を加えての公開とさせていただきました。HP上にてお楽しみくださいませ。

11/6(金)下弦(かげん)の月

園長より|2020年11月06日 10時20分

下弦(かげん)の月は、真夜中、東の空に昇り、明け方頃南中、昼には西の空へ沈んでいきます。10月末の満月から一週間、ちょうど朝の出勤時に白く見える下弦の月が空にあります。夜空の月はもちろん素敵ですが、朝の月もまたよしです。

 

上弦の月は、半月の直線部分が上にあります。弦の部分が下になって沈む月を下弦の月と言います。朝の白い月、お楽しみください。

小学校4年生理科の学びです。

11/5(木)木守柿(きもりがき)

園長より|2020年11月05日 10時26分

柿は、収穫する時、全てをとってしまわないで、木の先端の方に少しだけ残しておく風習があります。残す数は一つだったり数個だったり、地方によって違いがあるようです。理由は、鳥のため、来年の豊作を願って神様に捧げるなどいろいろあるようですが、全てをとってしまわないことに育てる人の奥ゆかしさを感じます。

理由はともあれ、枝先に残る鮮やかに熟した柿が揺れるさまは、秋の最後を見守って踏ん張る強さが感じられ、いいものです。もうすぐ立冬。秋も終わりに近づいています。

11/4(水)今日は、いいおしりの日!

園長より|2020年11月04日 10時00分

今日は、1104。語呂合わせで「いいおしり」の日だそうです。ご存知でしたか?

子どもたちに大人気の本「おしりたんてい」(トロル作)、今やベストセラーです。お尻のような顔をした探偵が事件を解決するお話。何が人気者になるのか、ほんと、わからないものです。

今年は大美野幼稚園もも組さんに「おしりたんてい」が登場します。7日の作品展、お楽しみに!

11/2(月)霜月(しもつき)

園長より|2020年11月02日 09時45分

11月の月名は「霜月(しもつき)」と言います。霜が降り始める月と言う意味です。10月、出雲の国に集まっていた神様が帰る月でもあるので「神帰月(かみきづき)」と言う名もあります。また、間もなく雪の季節ということで「雪待月(ゆきまちづき)」ともいわれるそうです。和風の月名、情緒があっていいものですね。消えてしまわないよう、伝えていきたい言葉の一つです。

今日は雨の予報。一雨ごとに寒さが増します。また、一つ季節が進みそうですね。雨冷え(あまびえ)の一日になりそうです。

10/30(金)歯がぬけた!

園長より|2020年10月30日 11時16分

今日は年に一度の歯科検診の日です。泣き声が響き渡る幼稚園なりませんようにと朝から祈っていたのですが、なんということでしょう。とても静かな園内です。

「歯医者」と聞くと大人でも、ゾクゾクっとしてしまうものです。痛みが無くても、何か嫌なのもですよね。

幼稚園では、頻繁に「歯がぬけた!」情報が寄せられます。乳歯が抜けたときには、「健康な歯を授かりますように」の願いを込めて、「ネズミの歯とか~われ!」と言いながら、上の歯は床下へ、下の歯は屋根の上へ投げるという言い伝えがあります。ご存知でしたか?欧米では、抜けた歯を枕の下に置いて寝ると、妖精が集めに来て、かわりにコインを置いていくというものもあるそうです。歯が抜ける日、ちょっと楽しみになりませんか?

いずれにしても「歯は健康の源」大切にしたいものですね。今日の検診をきっかけにぜひ歯の話、ご家庭でなさってください。

中川ひろたか・作 大島妙子・絵《PHP研究所 発行》

おすすめです。歯が抜ける前に、親子でどうぞ!

10/29(木)私学教育功労者 受賞報告

園長より|2020年10月29日 11時50分

大阪府教育庁より、令和2年度教育文化週間・私学教育功労者として、本園教諭(教務主任)が表彰を受けることになりました。これまで、大美野幼稚園が教職員研修の一環として取り組んできた幼小交流を軸とした研究報告が評価されたものです。

本園年長組では、小学校への就学を見据え、近隣小学校と「小学校の生活」について交流を行ったり、平仮名を使っての「文字遊び」に取り組んだり、小学校生活をスムーズにスタートさせるための様々な取り組みを推進しております。

また、小学校教員との連携にも焦点を当て、小学校入学当初における生活科を中心とした「スタートカリキュラム」を意識した保育の構築も進めているところです。

今後も評価いただいたことを生かし、引き続き教職員の資質・指導力向上をめざし研鑽してまいります。