お知らせ

9/18(金)素直と謙虚

園長より|2020年09月18日 08時53分

素直な心というものは、全てに対して学ぶ心で接し

 そこから 何らかの 教えを得ようとする

 謙虚さをもった心である。」松下幸之助

 

大人も子どもも同じです。「素直」と「謙虚」

いつも心に留めておきたい言葉です。

全力で挑戦する年長の子どもたちです。

自分の力を信じて、精一杯取り組めるって素敵ですね。

 

 

9/17(木)玄鳥去《七十二候》

園長より|2020年09月17日 08時42分

玄鳥去(つばめさる)9月17日頃
燕(つばめ)が子育てを終え、南へ帰っていく頃と言われています。春、軒下に巣作りをし、子を育てる姿が有名な燕です。人との共存で外敵から身を守る鳥と言われ、巣が作られる家は、環境が良く人の出入りが多いことから縁起が良いともいわれています。

その燕ともしばしお別れです。次の春が待ち遠しいですね。

 

そういえば最近、姿を見かけなくなりましたね。

軒先で子育てしていた燕は、河原などに集まり、旅立ちの時をうかがっています。

次の春、こんな姿見つけてください。

大美野界隈でも、まだ見かけますよ。

9/16(水)銀杏(ぎんなん)

園長より|2020年09月16日 09時13分

ちょっと素敵な字ですよね。「銀杏」は「いちょう」とも読みます。

秋の味覚「いちょう」の実「ぎんなん」が実る季節になりました。

この近くでは、泉北一号線沿いに街路樹として植えられた「いちょう」の木に実った姿が見られます。

いちょうの木には「雄株(おかぶ)」「雌株(めかぶ)」の違いがあります。もちろん「ぎんなん」は雌株にしかなりません。雌株の特徴は、葉の形が「スカート」になっていることです。反対に雄株の葉は、「ズボン」のように真ん中に切れ目があります。

食べるとおいしいのですが、果肉はとても臭いが強いことが有名ですね。

9月の中旬から色づく黄色の葉とともに、楽しんで探してみてください。

これが、実り始めた「銀杏(ぎんなん)」の実。

そして、これがおいしい「ぎんなん」。

食べすぎには注意!だそうです。

 

9/15(火)セキレイ

園長より|2020年09月15日 08時49分

9月12日は、七十二候の「鶺鴒鳴(せきれいなく)」。

セキレイが鳴き始める頃という意味です。セキレイとは、雀に似た大きさで長い尾が特徴です。地面をたたくように尾を振りながら跳ねる姿、見たことがありませんか?

尾で地面を叩いているように見えるので「石叩き」「庭叩き」とも呼ばれます。

たぶんよく目にするのは「ハクセキレイ」かなと思っています。目のあたりに黒の一本線が通っています。

ちょっと気を付けて、鳥の姿を観察してみませんか?

ほら、会ったことありそうでしょう?

9/14(月)有りの実

園長より|2020年09月14日 09時38分

長十郎・二十世紀・幸水・豊水・新水と言えば・・・なんだかわかりましたか?

そうです。「有りの実(ありのみ)」とは、「梨(なし)」のことです。

梨は「無し」に通じ、縁起がよくないということから、反対の「有り」に言い換え「有りの実」と呼ばれたとも言われています。

水分と食物繊維が多い梨は、便秘の予防にも効果があるといわれます。

夏バテにも良いようです。旬のもの、どうぞ召し上がれ。

最近、子どもの便秘もあるとのこと、関係者の方ご活用ください。

9/11(金)秋雨前線

園長より|2020年09月11日 11時51分

 台風10号が通り過ぎ、一気に季節が進みました。

 「秋の空気」と「夏の空気」の境目にできる「秋雨前線」の登場です。冷たい空気と温かい空気が互いに押し合ってできる前線、自然の力に今更ながら驚かされますね。

 空の様子もすっかり夏から秋へと変化を感じます。とはいえ、日中の暑さは、まだ継続中です。園では、マスクを適切に取り外し、水分補給を心がけるなど、体調管理に気を付けながらの練習が続いています。

 各ご家庭に置かれましても、体操服の洗濯、早寝・早起き・バランスの良い食事など、どうぞよろしくお願いいたします。

 

少し雲が多い空の下、音楽に合わせてリズム体操の練習をする年長さんです。

9/10(木)実るほど 頭を垂れる 稲穂かな

園長より|2020年09月10日 08時54分

「みのるほど こうべをたれる いなほかな」と読みます。

この言葉には「立派な人ほど、謙虚な姿勢である」という意味があります。

夏、若い緑色の稲はまっすぐ天に向かってすくすくと成長します。秋、ちょうど今頃の季節になると実をつけた稲穂が成長し、少しずつ垂れ下がってきます。よく育った実ほど重く、まるで頭(こうべ)を垂れるかのような姿になります。

夏の暑さ、強い風、降り続く雨、さまざまな日を乗り越え実り始めた稲は、立派な稲に成長し豊かな実をつけるのです。まるで人の一生のようですね。そう、人のあり方としてめざしたい姿です。

9月、今はまだ実りはじめ。

ようやく頭(こうべ)を垂れ始めたくらいですね。

 

9/9(水)重陽(ちょうよう)の節句

園長より|2020年09月09日 08時28分

古来中国では、奇数を陽の数、偶数を陰の数と考えていました。

「陽」は縁起の良い数とし、陽が連なる日を節句としました。1月1日、3月3日、5月5日、7月7日どれも、とてもなじみがある節句ですよね。そして一番大きな陽の数9が重なる9月9日を「陽」が重なる日と書いて「重陽の節句」とし長寿や繁栄を願うようになりました。

また、秋と言えば「菊」の花が美しく咲く季節です。長寿をもたらすめでたい菊の花を重ねて、「重陽の節句」は「菊の節句」ともいわれます。

 

9/8(火)秋の七草

園長より|2020年09月08日 08時50分

「春の七草」は、七草粥でなじみ深いのですが、「秋の七草」は美しい花の姿を楽しむもので、ご存じない方も多いようです。秋の七草は万葉集に収められている山上憶良の歌から始まったといわれています。
『萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花』※最後の朝顔の花は、桔梗といわれています。

秋の七草の覚え方

【1】「5・7・5・7」のリズムで覚える

「ハギ・キキョウ クズ・フジバカマ オミナエシ オバナ・ナデシコ」

【2】 語呂合わせで覚える

「おすきなふくは?(お好きな服は?)」
(お=オミナエシ、す=ススキ、き=キキョウ、な=ナデシコ、ふ=フジバカマ、く=クズ、は=ハギ)

★春の七草「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ、これぞ七草」こちらは案外すらすらと言える方が多いのですが、秋の七草を覚えている方は少ないように思います。これを機に覚えてみませんか?

9/7(月)二十四節気「白露(はくろ)」

園長より|2020年09月07日 09時28分

9月7日は二十四節気の「白露」です。秋が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃という意味です。

七十二候では「草露白(くさのつゆしろし)」となり、草に降りた露が白く光って見える頃で、朝夕の涼しさが際立ってきます。

大型の台風10号情報のため、優雅に秋を楽しんでなどいられませんが、確かに朝夕は、随分涼しくなりました。季節は確実に進んでいます。

朝露をまとった「露草(つゆくさ)」です。