9/25(月)おはぎ(御萩)
23日は、秋分の日。彼岸の中日でした。
彼岸には、邪気を祓うと言われている赤い「小豆」を使った「おはぎ」をいただきます。
秋彼岸は「御萩(おはぎ)」、春彼岸は同じものでも「牡丹餅(ぼたもち)」、季節の花になぞらえて言い換えられています。
もうひとつ面白いのは、夏や冬の異名です。てっきり季節の花の名かと思ったのですが、あに図らんや、夏は「夜船(よふね)」、冬は「北窓(きたまど)」というそうです。
「夜船」・・・もち米とうるち米を混ぜて炊き、杵で搗かない「おはぎ」は、杵の音がないことから、夜いつの間に着いたのか分からない船にかけているそうです。
「北窓」・・・餅のように搗くことがない「月(つき)」知らずに転じ、北の窓からは「月」が見えない北の窓にかけています。
昔の人のユーモアには、驚かされますね。季節の変化を豊かにとらえて楽しめる生き方、いいですよね。
「暑さ寒さも彼岸まで」ようやく季節の変化を感じることができる涼しさがやってきてくれました。日中の日差しは、まだまだ夏の名残がありますが、湿度の違いに少しほっとしています。
今日は、年長組の予行練習。頑張る姿は、飛び切りカッコいいものでした。お楽しみに~