お知らせ

1/12(水)寄り添うということ

園長より|2022年01月12日 11時19分

あまりに当たり前のようだけど、親しき仲の人が一人でも自分にいるというのは、とても幸せなことであるし、どれだけ心の支えになっているのかとつくづく思う。

親しき仲の人に自分はどのように接しているのか。どんなふうに付き合っているのかと、ふと考えてみると、それはまあ、わがままをしてばかりだ。(中略)

もちろん、伝え合ったり、語り合ったり、感じ合ったりというシェアは大切だけど、それができない時もある。

そういう時や、なんでもない時を含めて、自分にいつも寄り添ってくれる人がいるというのは、なんて幸せなんだろうと思う。

何も言わずに寄り添い合う。そういう関係こそが本当の意味での親しき仲なのだろうな。

そして、そこに留まっているのではなく、寄り添って歩くということができたら、なんすてきなことなんだろうとも思った。

あなたには、寄り添い合う人はいますか。

寄り添って歩いている人はいますか。

私たちはついつい、伝えようとするあまり、多くの言葉を使いがちです。

伝える言葉も大切ですが、伝えようとする思いが強すぎて、うまく伝わらないこともあるんだろうなあと思いました。

元暮らしの手帳編集長でエッセイスト松浦弥太郎さん、なかなかいいですよ。

ちょっと心に響いたエッセイでした。

〈「伝わるちから」松浦弥太郎  小学館〉

1/11(火)仕事が始まる!

園長より|2022年01月11日 10時37分

「子どもの仕事は、遊ぶこと!」ですが、

人がやっていることがうらやましくなることってありますよね。

今日の絵本は「しごとを とりかえた だんなさん」

 

《ウィリアム・ウィースナー作 あきのしょういちろう訳 童話館出版》

静かに暮らすお百姓の若夫婦。

ある日だんなさんは、自分の畑仕事がおかみさんの家での仕事より大変だと言い出し、仕事を取りかえっこすることにしました。

ところがところが・・・もう、想像ができたかな?

子どもたちより、お家の人向けの絵本かもしれません。

子どもたちの反応を確かめながら、ぜひ大きな声で読み聞かせをしてみてくださいませ。

何か新しい変化が起こるかもしれません。

それぞれの仕事が始まった日に、ぴったりです。

1/11(火)始業式は鏡開きの日!

園長より|2022年01月11日 10時35分

1月11日、令和3年度3学期の始業式の日です。

今日は鏡開きの日でもあります。

お正月、年神様にお供えした鏡餅をお雑煮やお汁粉にしていただき、一家円満を願う行事です。

年神様の霊力が宿った鏡餅を食べることで新しい命をいただくことができるということです。

一般的にはお雑煮にするそうですが、小豆の赤色には魔除けの力があるといい、年神様と魔除けパワーの二倍の効果を願うお汁粉もよくいただくとのことです。

また、刃物を使って切ることは縁起の良くないこととされ、木づちなどでたたいて割る(開く)と良いといわれています。

始業式では、いつものお約束、笑顔で挨拶、元気な返事、大好きを見つけるに加えて、挑戦することをお話しました。

挑戦と言っても、難しい事を頑張るのではありません。

とりあえず、やってみる!

「チャレンジ」に向かって「レッツ トライ!」です。

楽しみながら、新しいことに「トライ」する一年にしましょう!

♪正しいより楽しい 正しいより面白い!

やりたかったことやってみよう 失敗も思い出

はじめよう やってみよう

誰でも最初は初心者なんだから

やったことないこともやってみよう

苦手な相手ともはなしてみよう

知らなかったことみたことないもの新しい楽しい♪

《WANIMA 篠原誠作詞 イギリス民謡》

まさしくその通り!

今年は、楽しみながら、いろんなことをやってみる年にしたいものですね。

生きていること、楽しみましょう!

1/7(金)♪あったとさ、あったとさ♪

園長より|2022年01月07日 10時10分

♪あったとさ あったとさ ひろいのっぱらの どまんなか♪

繰り返される歌のような言葉に、ノリノリ!

表紙にあるのはいったい何?

きょだいな きょだいな・・・

どこかで見たことあるような・・・ひょっとしてこれは・・・

「きょだいな きょだいな」

《長谷川摂子・作 降矢なな・絵 福音館書店》

大きいものが次々登場!

広いのっぱらのまんなかに、デーンとあらわれ、子どもたちが100人で遊びます!

楽しそうでしょ!

年の初めにぴったんこ!

やりたいことをやりたいように楽しめる一年になるといいですね。

おすすめしてくれたのは、ももぐみさんの田名部先生です。

同じコンビの作品「めっきらもっきらどおんどおん」もちょっと怖くて、楽しいですよ。

1/7(金)七草

園長より|2022年01月07日 10時00分

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草」

スーパーに行くと、すっかりおなじみの透明パックに包まれて、出番です!とまちかまえている七草セット!

それはそれで、ちょっとびっくりなのですが、田んぼや畑、原っぱが減った今、そのあたりで摘んできて・・・とはいかないものです。

1月7日は、人日(じんじつ)の節句。

人を大切にする日ということから、冬に不足しがちな野菜の若菜を食べるようになったということです。

きめられた七草でなくとも、一年の無病息災を願って野菜たっぷりの胃にやさしい朝食、お試しください。

色合いが、いいですね!七草粥。

そのあとは、お子様と一緒に「せり、なずな・・・」と暗唱をお楽しみいただければ幸いです。

私は、小学生のころに覚えたのですが、今もしっかり暗唱できます。

暗唱、侮ることなかれ!です。

1/6(木)ユキ・ゆき・雪 ⛄です!

園長より|2022年01月06日 10時44分

朝からどんよりと曇った空。

空気はきりりと冷たくて、なんだか怪しいなあ、と思っていたら・・・

ちらちらと目の前に白いもの。

ユキです。ゆきです。雪です。

寒いはずです。

頭の芯まできりりと引き締まるようです。

こんな日は・・・

「チリとチリリゆきのひのおはなし」

《どい かや・作 アリス館》

お散歩が大好きなふたり、チリとチリリ。
初雪が降り始めたところから、お話は始まります。

自転車に乗って、ふたりは森に向かいます。
こおった池を通り過ぎ、どんどん進んでいくと、そこに見つけたのは氷の扉。
待っていたのは、氷に囲まれた世界!

こんな日は私なら、温泉!なのですが・・・どんな冒険が始まるのかお愉しみ!

チリとチリリはシリーズがたくさんあります。

チリとチリリ登場から、うみ、まち、はらっぱ、ちか・・・いろんな世界が楽しめますよ。

優しくてほんわかした色彩も魅力です。

おすすめしてくれたのは、絵本大好き!めろんぐみ吉田先生です。

1/5(水)今年は「クワガタ年」らしい!?

園長より|2022年01月05日 13時18分

昆虫すごいぜ!お正月スペシャルによると、世間的にはもちろん寅年ですが、昆虫十二支では「クワガタ年」とのことです。

昆虫大好きっ子は、この夏、クワガタとの出会いで幸せをつかんでくださいませ。

生昆虫(?)は苦手ですが、香川照之の「昆虫すごいぜ!」には心ときめかされています。

特に、大美野幼稚園のすごいぜファンとは、話が弾んで楽しい時間を過ごせます。

絵本もいいけど、たまには図鑑もいいかもしれません。

図書館で探してみようかな。

《NHK「香川照之の昆虫すごいぜ!」図鑑  NHK出版》

1/4(火)まっすぐに、前を向いて!

園長より|2022年01月04日 11時52分

令和4年が始まりました。

新しい年号「令和」もすっかりなじんできましたね。

 

《敬頌新禧(けいしょうしんき)世界中隅々まで幸せな年でありますように・・》

今年は「寅(とら)年」十二支の3番目になります。

「子(ね)年」で新たな命が芽生え、「丑(うし)年」には、種の中で育ち、いよいよ、成長を始めるのが「寅年」と言われています。

まさに、いろいろ世の中が騒がしかった2年を経て、大きく羽ばたく時がやってきたのかもしれません。

これまで育んできた力を発揮する時です。

広い世界に目を向けて、楽しむ1年にしたいものですね。

12/28(火)♪もういくつ寝ると・・・

園長より|2021年12月28日 15時14分

12月26日になると、クリスマスに彩られていた街は一気にお正月気分に包まれます。

華やかだったイルミネーションが消え、あわただしい年末の空気が広がり、道行く人もなんだか忙しそうです。たった一日で、不思議なものですね。

プレゼント配りの大仕事を終えたサンタクロースは、トナカイ牧場の様子を見たり、みんなで劇を見て楽しんだりと小さな冬休みを味わっているそうです。そんなことが書いてある絵本を読んだことがあります。

幼稚園は、園庭に全員集合して二学期終業式を終え、元気いっぱい冬休みに突入しました。

寒くて外に出られない日は、ぜひ、本の世界をお楽しみください。

想像の世界は無敵です!

今日は、我が家の玄関に飾っている「街どろうぼう」を紹介します。

山の上に住む巨人は、いつも独りぼっちで寂しく過ごしていました。

山のふもとには街が広がりたくさんの人が住んでいます。

ある夜、街から一軒の家を持ち帰るのですが・・・

家が増えても心は満たされませんでした。街は盗めても、心は盗めません。

さて、巨人はそのことに気づけたのでしょうか。

あまりに素敵な装丁に、つい買ってしまった絵本です。

作:Junaida  福音館書店

12/24(金)大好き見つかった?

園長より|2021年12月24日 12時22分

二学期のはじめ子どもたちと約束した一つに「大好きをみつける」がありました。

自分の大好きを知って、楽しむことが一番大事!

苦手なことを頑張るのもいいですが、自分の得意なことを伸ばすと、ああらびっくり苦手なこともできるようになるのです。

まるで魔法のようでしょ!

冬休みは、「得意を伸ばす!」信じて挑戦してみましょう。