お知らせ

7/13(木)どろんこの力💪

園長より|2023年07月13日 15時50分

今日は、年少組が合同でどろんこ遊びをしていました。砂場にまかれた水でコネコネ・・・嬉々として遊ぶ姿が微笑ましくてなりませんでした。

何がこれほど子どもの心に響くのでしょうね。いろいろな玩具を持ち出しては、砂を入れたり、出したり、同じことを何度も繰り返し遊んでいます。

そういえば、昔、小学校国語の教材に「どろんこまつり」というお話がありました。今江祥智さんの作品です。「おきゃんな」女の子せっちゃんと、転校してきた男の子とのふれあいが、ほんわか心温まるお話でした。小学校6年生の教材だったかな?

「どろんこ」は人と人を結びつける力があるのかもしれません。

始めは戸惑っていた子どもたちも、どろんこまみれで遊び終わりました。大事です、どろんこ!

7/11(火)セミが鳴く!?🎺

園長より|2023年07月11日 15時24分

真夏がとうとう、やって来た!?

昨日のとんでもない☔雨で、ひょっとして梅雨明けかと思うほどの晴天になりました。

それに合わせたように、けたたましいセミの鳴き声に出会いました。いよいよ本格的な夏の到来間違いなしです。あの声だけで、暑さが更に増すようです。

「恋をせよ せよせよせよと 夏の蝉」(小林一茶)

なんだかいい句です。7年近くの長い地中生活を経て、ようやく地上に出てきた蝉。限られた儚い命に、蝉たちは互いに「恋をせよ」と呼びかけているのかもしれませんね。確かにセミの鳴き声は「せよせよせよ」と聞こえます。

本日、年長組では、躾作法指導の自由参観日を開催しました。予想以上に多くの保護者の皆様に参観いただくことができました。子どもたちは、参観してもらうことが嬉しくてたまらないといった表情で、いつも以上に姿勢を正して頑張っていたように思います。

美しい立ち居振る舞いを、知っているということが大切なんだと思います。誇らしげに視線を送る姿がとても愛おしく思えました。

返事の仕方、手の挙げ方、お礼の仕方。友だちの家に行った際の靴の脱ぎ方、揃え方。できるようになることもさることながら、体験することが大事なのだと思っています。「あっ、知ってる!」と思えるだけで花丸です。

静かな場で、落ち着いて学ぶ姿が、何より尊く思えました。

7/7(金)ことば足らず?!👩‍🦱

園長より|2023年07月07日 14時21分

「縫ひしものに 針の残りてをらぬこと 確かむるごと メール見返す」桑原 涼子(NH朝ドラ「舞い上がれ」脚本家)

簡単に、何気なく送るメールのその一言が、誰かを傷つけることはないかと気付けることって大切ですよね。この短歌に込められている思いにドキッとしました。

縫いあげた布に針が残っていないかと、縫い上げた後、確かめるような穏やかで暖かな心遣いができる人でありたいものです。

幼いころも、大人になっても変わらず同じ心構えをもてますように・・・

7月7日・朝日新聞「折々のことば」より

今日は月に一度の避難訓練の日。お話する先生もわかりやすい言葉を考えて伝えています。

7/6(木)子どもの力💪

園長より|2023年07月06日 13時53分

4月、登園口でよく耳にした「ママがいい~」の声が、聞こえなくなりました。とはいえ、園庭の遊具が気になって、ちょっとUターンして走り始める子どもたちもいます。

そんな時、先に登園した子どもたちが「〇〇くん、はやくきて~、まってるよ~」と声を揃えて呼び止めてくれます。

中には上靴を取り出して「はい、どうぞ!」とやさしくお手伝いまでしてくれる子もいます。ちょっと誇らしげな姿は、手伝っている子にとっても大事な経験になっているんだなと思います。

友だちに誘われると、渋っていた子も、スッと保育室に向かえることが驚きです。子どもの力はすごいです。

7/5(水)🛬ひこうき雲、見っけ!

園長より|2023年07月05日 13時20分

昨日の夕方、空に3本のひこうき雲を見つけました。くっきりと鮮やかに3本です。ちょっとうっとり、心惹かれる絵のようでした。

ひこうき雲は、小さな水滴の集まりで雲の一種だそうです。ただ、上空がカラッと乾いていると、蒸発してすぐに消え、上空が湿っていると、なかなか消えないということです。

というわけで、案の定、今朝は曇り空、雨が降り出しそうな気配です。と、書いていると、降り始めました。昔から伝わる天気のことわざ、大したものです。

7/5(水)はやくち言葉👄

園長より|2023年07月05日 11時41分

今年誕生会での園長先生プレゼントは「はやくち言葉」です。言えるようになると嬉しくて、私が通り過ぎるたびに「アンパンぱくぱく、パンダのパン屋!」「ちょっと今日、幼稚園に寄ったチョウチョ!」と誇らしげに披露してくれます。

今、紹介しているのは、「動物はやくち言葉」ですが、定番お馴染みの「はやくち言葉」の本を見つけました。

最初に取り上げられているのは・・・「生麦、生米、生卵」。なるほどです。つづいて「庭には二羽、裏庭には、二羽。ニワトリがいる」「青巻紙、赤巻紙、黄巻紙」ちょっと懐かしい思いで読みました。

はやかわじゅんこ/作 瑞雲舎

ところがこの絵本、早口言葉に夢中になっていると、こぶたの物語がどんどん進んでいるのです。こちらは、少し大きい学年に向いているかもしれません。

言葉の獲得も遊びを手掛かりに、広げてみませんか?

7/4(火)立場は人を育てる!

園長より|2023年07月04日 14時48分

14時20分、各クラスのお当番さんが給食のやかんを返しに職員室へやって来ます。

「〇〇組の~です。お茶ありがとうございました。」と誇らしげな笑顔で話してくれます。お当番の最後のお仕事、とっても満足気な表情が素敵です。

初めのうちはたどたどしく、声も出せなかった年少さんも、今ではすっかり自信満々。時間と立場は、子どもたちを確実に成長させてくれています。。

微笑ましい姿に毎日癒されています。

お当番という、ほんの小さな役割も、子どもたちにとっては大仕事。自分が役に立っていると感じることがきっと大事なんでしょうね。

7/3(月)ほぼ満月🌕

園長より|2023年07月03日 14時29分

気付けば7月文月。七夕の短冊にちなみ「文披月(ふみひろげづき)」と呼ばれ、そこから転じて「文月」になったといわれます。今日は、登美丘西小学校からいただいた笹に七夕の飾りつけを行いました。クラスごとに書いた短冊の願い事、叶うといいですね。

「半夏生」の2日、夜、洗濯物を干しながら空を見上げると、驚くほど美しく輝く「ほぼ満月」が浮かんでいました。少し低めの空にくっきり、鮮やかに輝く姿、うっとりと眺めました。月、いずれの季節に見てもいいものです。

7月になるとスイカにもも、マスカットにマンゴー、果物の旬が次々やってきます。一心堂のもも大福、予約で購入すると長い列に並ばなくても、スイスイ購入できました。7月の満月もいいですが、果汁たっぷりのもも一切れをクルンと包んだ大福、絶品でした。

6/30(金)合歓(ねむ)の花

園長より|2023年06月30日 13時55分

水無月6月も今日が最後の日となりました。令和5年の半分が終了です。時のたつ速さに毎年驚かされています。

先日、車を走らせていると、道路わきの谷あいに淡紅色の合歓の花が咲いているのを見つけました。雨に煙る風景になんともしっくり。

涼しげな葉や羽のようにふんわりと優美な花は、人の目を楽しませてくれます。夕方に咲いた花は、次の日にはしぼんでしまうそうです。儚い命です。

だからこそ、心惹かれるのかもしれません。

6/30(金)たいせつなこと🍎

園長より|2023年06月30日 10時00分

スプーンは、手でにぎれて、そのくぼみで色々なものをすくいとる。
でも、スプーンにとって大切なのは、それを使うと上手に食べられるということ。

雨にとって大切なのは?
草にとって、りんごにとって、空にとって大切なのは?

マーガレット・ワイズ・ブラウン/作 レナード・ワイスガード/絵 うちだややこ/訳《フレーベル館》

身の回りのものと一つ一つ向き合い、それぞれの役割に目を向けて語られます。そして、今、自分が本当に大切にしなくてはいけないことを静かにゆったりと考えさせてくれます。

「あなたは、あなた。あなたにとって、たいせつなのは・・・」

「あなたが あなたであること」

これが、最後の一文。手書きで、丁寧に書かれています。

ありのままのあなたがいいと、静かに教えてっくれているような気がします。

💕この本は、大きい人たちに是非お薦めしたい本です。そして、小さい人たちには今も、そして少し大きくなった時にも、読んでほしい本です。紹介者は、よつばのやしろ先生です。