8/5(木)悩ましい・・
未だ、新規感染者数がどんどん増えています。
昨年の就任以来、コロナ対応としての検温、体調管理、マスクに喚起、消毒。
感染予防対策を十分に講じての行事運営、保育スタイルの改善。
とまあ、挙げればきりがないほどの新たな対応に翻弄されてまいりました。
秋には、ようやくオリンピックも終わり、これまでの日常が見えてくるのではと期待していたのですが、悩ましい状況に大きな変化は見られそうにありません。
そんな中、8月1日、教職員優先枠でのワクチン接種、2回目を受けてきました。優先といえど年齢枠でもそれほど大きな差はなかったのですが・・・
多くの人とかかわる仕事、安心して対応できればと少しでも早くと思っていたので一段落といったところです。ただ、接種後2日目は、聞いていたとおり一回目のようにはいかず、微熱(37.3度)と倦怠感、少しの頭痛があり久々にぐったり一日を過ごすことになりました。
ところが次の日には、すっきり、「あれ?昨日しんどかったよね・・・」とあの倦怠感がうそのように消え、関節痛もすっかり改善。晴れやかな朝を迎えることができました。これって、高齢者だからなのでしょうか?まっ、とにかくホッです。
ワクチンの接種についてはそれぞれの体調、体質等違いもあり、考えなければならないことがたくさんあります。
一人の体験としてお聞きくださいませ。何かの参考になればとお伝えしました。
8/5(木)夏のおすすめ(10)
8/4(水)今日はなにを・・・
真剣にすべての記事を読むわけではないのですが、本屋さんで見つけるとついつい買ってしまうのが「暮らしの手帳」です。奇数月発行なので年間6回なのですが、ちょっときになる雑誌なのです。
その中の暮らしのヒント集には、いつも「そうそう、そうだよね」と元気をもらう言葉があります。
たとえば「どんな仕事もせっかくなら楽しんでやりたいものです。そのためには、まずは真剣に取り組むこと。何であれ、片手間にやっていては、本当の面白さを知ることはできません。」
あたりまえだけど、とても大切なことですよね。
心で思っていてもはっきりしないことを言葉にしてみると、確かなことが浮き上がってくるように思います。読むことの価値はそこにあるのではないでしょうか。
というわけで、線を引いたり、赤丸を付けたりしながら読んでいます。
そうそう、先ほど紹介したヨシタケシンスケさんの「みらいめがね」掲載中です。もちろんこれは大人向けです。あっ、担当しているのは挿絵です。文章は、荻上チキさんです。
8/4(水)夏のおすすめ(9)
『それしかないわけないでしょう』
ヨシタケシンスケ/作・絵〈白泉社〉
今やだれもが知っている(おそらく)作家、ヨシタケシンスケさん。
はじめての出会いは「りんごかもしれない」でした。
登美丘西小学校の先生が子どもたちの発想を広げる授業で使っておられました。「校長先生も挑戦してください」とプリントをもらって知ったのがヨシタケ作品との出会いでした。
さて、『それしかないわけないでしょう』の始まりは、お父さんの天気予報ははずれ!からです。
お兄ちゃんは、未来は大変!っていうし、なんだか心がざわざわしちゃう女の子です。
ところが、布団から半分起き上がったおばあちゃんのいうことにゃ・・・
「未来は一つしかないの?」
「こんな未来も、あんな未来も、未来はたーくさんあるんじゃないの?」
そうだよね~おばあちゃんのいう通り
「そうよ、それしかないわけないじゃない!」となるわけです。
なんかコロナで疲れちゃった大人にもぴったんこ!
親子で「それしかないわけないじゃない!」と言いながらお愉しみくださいませ。
ふんわり笑顔があったかい石井先生のおすすめです。
きっと元気が出ますよ~
ほかにも、そんなこと書いていいの?と思ってしまう『おしっこちょっぴりもれたろう』
そうだその通り!『あつかったらぬげばいい』
みんなおんなじ、心にちょっと悪魔はいるよねの『ころべばいいのに』もおすすめです。
これみんな大人にぴったりの絵本かもしれませんね。
8/3(火)ちょっといい話!
先日、朝日新聞朝刊の「ひととき」に落とし物の帽子の話が投稿されていました。
道端に落ちていた帽子。名前がちゃんと書いてあったので近くの小学校に連絡し、無事持ち主の手元に戻った話でした。しかも、自分のお孫さんと同じクラスの子どもだったので、拾って連絡したおばあちゃまは一躍有名人!?のおまけつきという、なんとも幸せなお話でした。
因みに、大美野幼稚園でも似たようなことがありました。一つは、名札の落とし物。園の電話番号を調べて連絡をくださいました。「バッチに大の字があったので大美野幼稚園かなっと思って・・・持っていきましょうか?」と優しいお言葉。「いえいえ、こちらから伺います!」と返事をして引き取りに行きました。雨に濡れた黒いフェルトの大きな名札。ちゃんと持ち主の手元に戻りました。有難いことです。
もう一件は、園バッグ。近くの方から「幼稚園のバッグ拾いました!」と登美丘東幼稚園に届けられたそうです。ところがそれはなんと、大美野幼稚園の黄色いバッグ。もちろん名前入り。登美丘東幼稚園の園長先生から「落とし物届いていますよ~!」と笑顔がうかがえるお電話いただきました。でも、どうして落っことしてしまったんでしょうね。ちょっと不思議?でも見つかってよかったよかった!
持ち物の名前、大事ですね。ちゃんと戻ってくるのです。素敵なことですよね。
とはいえ、どうぞ、落とし物にはご注意ください。
8/3(火)夏のおすすめ(8)
『10ぴきのかえるののどじまん』
間所ひさこ/作 仲川道子/絵
歌が大好きなかえるたち。「全国かえるのどじまん大会」に出場!
遠く離れたひろびろ池まで卵パックの船を作ってみんなで出発!
卵のパックで、うまく到着できるのかしら?ちょっと心配?
そして、のどじまん大会の結果は?
「10ぴきのかえる」シリーズはただいま18作!?
人気のお話です。そういえば年長さんでは「はじめてのキャンプ」読んでいましたね!
シリーズ読書は、いいものです。きっとかえるさんたちは・・って想像の翼が広がります。
登場人物の性格を考えながら読めると、うんと楽しくなりますよ!
これは、野村先生おすすめの一冊。いつも職員室にいらっしゃいます。
8/2(月)夏のおすすめ(7)
『まほうのでんしレンジ』〈ひかりのくに〉
さいとうしのぶ 作/絵 たかおかまりこ/原案
♪はらぺこりんりん、はらぺこりんりん なにたべよ~なにたべよ~
思わず一緒に歌いたくなっちゃいます!
お父さんとお留守番、そこに届いた不思議な電子レンジ。
空っぽのお皿を入れて食べたいものを歌うと・・・なんと!
本の開き方も、まるで電子レンジ!ワクワクしないわけがありません!
机の上にはごちそうがいっぱい!そこに帰ってきたのは・・・
さて、だれでしょう?
幸せな気持ちになれること間違いなしです。
絵もその色彩も大好きな「さいとうしのぶ」さんの作品。登美丘西小学校の図書室にも「さいとうしのぶコーナー」を作ってもらったのですが、いつだって棚の中は空っぽ!子どもたちに大人気のコーナーでした。
電子レンジに続いて、ダジャレ大好き冷蔵庫!もおすすめです。
ところで、もうご存じかもしれませんが、この「さいとうしのぶ」さん、堺市出身なんですよ!
ぜひ、この作家の作品、お子様と一緒にお楽しみくださいませ。
紹介者は、笹田先生です!先生の歌声が聞こえてきそうですね。
7/30(金)夏のおすすめ(6)
『きょうはみんなでクマがりだ』〈評論社〉
マイケル・ローゼン/再話 ヘレン・オクセンバリー/絵
家族5人と犬一匹で、クマがりに出かけます。
♪きょうはみんなでクマがりだ!つかまえるのはでかいやつ
空はすっかり晴れてるし、こわくなんかあるもんか♪
歌いながら草をかき分け、川を渡り、泥だらけの沼もどんどん進む
そして、たどり着いたほらあなで、見つけたのは・・・
繰り返しのリズムは、子どもたちの大好物!
この本を読んでいて「猛獣狩りに行こうよ!」の遊びを思い出しました。♪猛獣狩りにいこうよ!猛獣なんて怖くない!やりだって持ってるし、鉄砲だって持ってるもん♪
ねっ、ちょっと似てませんか?
昔話のおむすびころりんすっとんとん ころころころりんすっとんとん・・ほっこりする昔話。何度も何度も同じフレーズが出てきます。
うんとこしょ、どっこいしょ、それでもかぶはぬけません・・の「大きなかぶ」もそうでした。
繰り返される言葉にほっとして、うっとりするのが子どもたちです。
さあ、一緒に歌うように読んでみませんか?
歌って踊るのが大好きな岡先生のおすすめです。
この夏、先生たちに紹介してもらった本。自分では選ばなかった本がたくさんありました。いつもと違った視点での本選び、案外いいものです。
7/29(木)夏のおすすめ(5)
『ぼくにもそのあいをください』
宮西達也 作/絵 〈ポプラ社〉
宮西達也といえば、一番に思い出すのは「にゃーご」。
教科書にも採用されている、愛が溢れる作品です。
それにも負けないのがこのティラノサウルスシリーズ!
子どもたちが大好きな恐竜が主役です。
「この世の中は力のあるものが勝ち!」そう信じていたティラノサウルス・・・
でも、本当にそうなの?
力を失ったときに出会ったのは、小さなトリケラトプスの子どもたち。
この出会いが・・・本当に大切なものを教えてくれます。
親子で、大切なものって何なのかを、一緒に考えることができると素敵ですね。
はまりますよ!宮西達也さん。
宮西さんにサインまでもらったこの本の紹介者は、福岡先生です。
著者サイン入りの本、きっと先生の宝物ですね。