お知らせ

9/28(月)ヒヤッと、カラッと季節は進む!

園長より|2020年09月28日 11時07分

一気に季節が進んだことを、朝の気温で感じます。今朝は、靴下と上着が欲しくなりました。

今週末は、待ちに待った運動会です。本来ならたくさんの方々に子どもたちの育ちっぷりを自慢させていただきたかったのですが、とても残念です。

とはいえ、子どもたちは、できなかったことができるようになったことをしっかりつかんでくれています。自分の成長を一番喜んでいるのは、自分自身であってほしいと思っています。

週末の天気予報は上々。このまま続きますようにと、祈らずにはおれません。

今も園庭から、年長さんの「はい!1,2,3,4・・」の掛け声が聞こえてきます。声援をいただくことは難しいのですが、大きな拍手、お待ちしております。

カッコいい!立派!たくましく育っています!

9/25(金)野分(のわき)、雨冷(あまびえ)

園長より|2020年09月25日 09時57分

「野分」とは、野の草を分けて吹きすさぶ強い風のことです。今でいう「台風」をさす言葉です。

豊かな言葉を持つ日本語には、風を表すたくさんの言葉があります。

今日の雨は、「野分」の影響ではありませんが、これまでの秋の風情がなくなっている気がします。今日は寒い雨、雨が降って冷え込むことを「雨冷(あまびえ)」と言います。

たいへんな雨の中の登園、ありがとうございました。

開催を迷った末、ようやくたどり着いた運動会。

せめて良い天気の中、開催できればと思うばかりです。

運動会まで後一週間、風邪をひいたりしないよう、ご注意くださいませ。

疫病退散を祈る「アマビエ」とは別です。

同じ音でも、いろいろな意味がありますね。

だから言葉は面白い!

 

 

9/24(木)彼岸花が届きました!

園長より|2020年09月24日 14時21分

昨日紹介した「彼岸花」が、園に届きました。

この花にはたくさんの名前があります。

姿を例えた、天蓋花(てんがいばな)、狐の松明(たいまつ)、狐花。

花の咲き方から、葉見ず花見ず。

有名なのは曼殊沙華(まんじゅしゃげ)、洋名のリコリス。

もう少しするときっとあちらこちらで見かけることになりますよ。

色も多種あるようで、白、黄、ピンクなどあるようです。ぜひ探してみてくださいね。

9/24(木)「幸せな自立」のために・・・

園長より|2020年09月24日 08時56分

生きるために大切な力とは何なのか、とても難しい問いです。本を読むと、さまざまな考えがあり、いったい何が本当に大切なのか、わからなくなるものです。とはいえ、手掛かりになる言葉はいくつかあります。先日読んだ本で、なるほど確かにと思った言葉がありました。

「困難だと思っても挑戦できる」

「努力し続けられる」

「最後までやり抜ける」

これら「人としての根本的な力」を育てることが、今後社会がどのように変化しても対応できる大切な力であると書かれていました。言葉で書かれるとたった三つの文ですが、大切でとても難しいことですね。

感じたことは、これらはすべて結果ではなく、「過程」が大切にされていることです。「できる・できない」ではなくそこに至る道筋をしっかりと意識していること。ついつい、見逃してしまいがちな「過程」しっかりと見ながら育んでいきたいものだと改めて感じました。

「見えない力」を育てる武蔵野幼稚園の教え〈原田小夜子著・清流出版〉

心を一つに、そして、ちょっと我慢をしなければ完成しない一本橋。

失敗を重ね、完成する喜びを得ることができました。

 

9/23(水)秋分《二十四節気》

園長より|2020年09月23日 08時44分

22日は「秋分の日」でした。二十四節気のひとつ「秋分」は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に日の出が遅く、日の入りが早くなり、少しずつ夜が長くなっていきます。

秋分の日を中心にした、7日間を秋の彼岸といいます。「暑さ寒さも彼岸まで」とは、秋と春、彼岸の日を境に暑さや寒さが和らぐということを表した言葉です。

秋の「彼岸」と言えば、目に浮かぶのは「彼岸花」です。赤く火を灯したような花が田んぼの畔に咲く姿は、見事です。今年はまだ見かけていませんが、待ち遠しいですね。小学校では秋になると、摘んだ彼岸花を線画でよく描いていました。そんな記憶がある方も多いのではありませんか?

彼岸花と言えば、「ごんぎつね」!

覚えておられますか?

9/18(金)素直と謙虚

園長より|2020年09月18日 08時53分

素直な心というものは、全てに対して学ぶ心で接し

 そこから 何らかの 教えを得ようとする

 謙虚さをもった心である。」松下幸之助

 

大人も子どもも同じです。「素直」と「謙虚」

いつも心に留めておきたい言葉です。

全力で挑戦する年長の子どもたちです。

自分の力を信じて、精一杯取り組めるって素敵ですね。

 

 

9/17(木)玄鳥去《七十二候》

園長より|2020年09月17日 08時42分

玄鳥去(つばめさる)9月17日頃
燕(つばめ)が子育てを終え、南へ帰っていく頃と言われています。春、軒下に巣作りをし、子を育てる姿が有名な燕です。人との共存で外敵から身を守る鳥と言われ、巣が作られる家は、環境が良く人の出入りが多いことから縁起が良いともいわれています。

その燕ともしばしお別れです。次の春が待ち遠しいですね。

 

そういえば最近、姿を見かけなくなりましたね。

軒先で子育てしていた燕は、河原などに集まり、旅立ちの時をうかがっています。

次の春、こんな姿見つけてください。

大美野界隈でも、まだ見かけますよ。

9/16(水)銀杏(ぎんなん)

園長より|2020年09月16日 09時13分

ちょっと素敵な字ですよね。「銀杏」は「いちょう」とも読みます。

秋の味覚「いちょう」の実「ぎんなん」が実る季節になりました。

この近くでは、泉北一号線沿いに街路樹として植えられた「いちょう」の木に実った姿が見られます。

いちょうの木には「雄株(おかぶ)」「雌株(めかぶ)」の違いがあります。もちろん「ぎんなん」は雌株にしかなりません。雌株の特徴は、葉の形が「スカート」になっていることです。反対に雄株の葉は、「ズボン」のように真ん中に切れ目があります。

食べるとおいしいのですが、果肉はとても臭いが強いことが有名ですね。

9月の中旬から色づく黄色の葉とともに、楽しんで探してみてください。

これが、実り始めた「銀杏(ぎんなん)」の実。

そして、これがおいしい「ぎんなん」。

食べすぎには注意!だそうです。

 

9/15(火)セキレイ

園長より|2020年09月15日 08時49分

9月12日は、七十二候の「鶺鴒鳴(せきれいなく)」。

セキレイが鳴き始める頃という意味です。セキレイとは、雀に似た大きさで長い尾が特徴です。地面をたたくように尾を振りながら跳ねる姿、見たことがありませんか?

尾で地面を叩いているように見えるので「石叩き」「庭叩き」とも呼ばれます。

たぶんよく目にするのは「ハクセキレイ」かなと思っています。目のあたりに黒の一本線が通っています。

ちょっと気を付けて、鳥の姿を観察してみませんか?

ほら、会ったことありそうでしょう?

9/14(月)有りの実

園長より|2020年09月14日 09時38分

長十郎・二十世紀・幸水・豊水・新水と言えば・・・なんだかわかりましたか?

そうです。「有りの実(ありのみ)」とは、「梨(なし)」のことです。

梨は「無し」に通じ、縁起がよくないということから、反対の「有り」に言い換え「有りの実」と呼ばれたとも言われています。

水分と食物繊維が多い梨は、便秘の予防にも効果があるといわれます。

夏バテにも良いようです。旬のもの、どうぞ召し上がれ。

最近、子どもの便秘もあるとのこと、関係者の方ご活用ください。