お知らせ

10/14(水)金木犀の香りが・・・

園長より|2020年10月14日 10時31分

「あれ?どこ?」

金木犀は香りでその開花を知らせてくれます。大美野界隈は、多くの庭木に金木犀が植えられています。道を歩くと心が騒ぎます。うれしい秋の深まりの便りですね。寒露を過ぎたこのころから、香り始めます。気づかれましたか?

この薫り高い木は、「梔子(くちなし)」「沈丁花(じんちょうげ)」と共に「三香木(さんこうぼく)」と呼ばれています。

「沈丁花」は、2月~4月ごろ、小さな薄いピンクの花のかたまりを枝先に付けます。

 

「梔子」は、6月~7月ごろ、肉厚の白い花を咲かせます。

どれも季節を感じさせてくれる印象的な花です。

10/13(火)秋は夕暮れ・・・

園長より|2020年10月13日 10時16分

秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて、かりなどの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。

清少納言の随筆「枕の草子」の一節です。昔、学んだ記憶のある文ですよね。小学校国語でも取り上げられています。

昔も今も、秋の夕日の美しさは変わらないようです。「あはれ(もの悲しい)」「いとをかし(趣がある)」そんな言葉と共に風景を味わう心を大切にしたいものですね。

10/12(月)ファミリーデイズ

園長より|2020年10月12日 08時54分

「ファミリーデイズ」は、本屋大賞を受けた「そしてバトンは渡された」の作家、瀬尾まいこさんの作品です。元中学校教師が母になりその奮闘ぶりと子育ての不安をユーモアたっぷりに描かれています。舞台は大阪、寄り添いやすい条件がそろっています。描かれている子どもの姿は、「あるある」がいっぱいです。

《本年度初めての園外保育、年長さんウキウキです》

同じ作家の「幸福な食卓」は、不思議の中にじわっと心にしみるストーリー。ラストは涙が止められませんでした。世の中思うようにはいかないものと、改めて思ってしまいました。

今夏、すっかり「とりこ」になった作家です。

10/9(金)いいね!短歌

園長より|2020年10月09日 10時19分

「ふうせんが九つとんでいきました

 ひきざんはいつもちょっとかなしい」

10月4日(日)朝日新聞の「歌壇」に掲載されていた「やまぞえそうすけ」さんの歌です。

毎週日曜日に掲載されている「歌壇」の欄によく登場する「やまぞえ」さん親子。日常の風景をさらりと切り取って、まるで姿が見えるような歌が多く作られています。いつも、「わかるなあ、いいなあ」と楽しみに読んでいます。

今週、私の「いいね!」紹介でした。

 

10/8(木)寒露(かんろ)《二十四節気》

園長より|2020年10月08日 08時58分

今日は、二十四節気の「寒露(かんろ)」です。

朝、草木に冷たい露が降りる頃という意味です。今日は雨、冷たい雨粒になりましたが、秋の深まりを感じます。稲刈りをはじめ秋の収穫も盛りとなります。本園では、芋掘りを待ちわびる子どもたちの笑顔が広がっています。

もう少しすると、紅葉の便りも届き始めます。楽しみですね。

10/7(水)福徳稲荷大明神のおまつり

園長より|2020年10月07日 14時24分

大美野連合が管理する「福徳稲荷大明神」。今日は、一年の感謝の思いをお伝えする日でした。

もともとは園庭の中心にあった神社だそうです。今は園の南西側に移っています。

美原区にある菅生神社の宮司様をお迎えし、祝詞をあげていただきました。地域の平安、園児の健康、疫病退散、末永く守っていただけますように。 

 

10/7(水)衣替え、冬服に移行中!

園長より|2020年10月07日 10時50分

夏服から冬服への衣替えが始まりました。

まだまだ暑い日中に対応するため、ブラウスやベストで調節をしてもらっています。

同じ園の友だちだよと分かる制服。一体感をもって大美野っ子としての誇りを感じてもらうことにもつながっています。また、制服は社会人としての自覚を与える効果もあると言います。小さい子どもたちですが、小さな社会の中でも、私たちは大美野幼稚園の子どもだからと思うことで、良い行動をとることができるのではないかと思っています。

愛らしい大美野っ子たち、地域の皆様からも「素敵だね」と言われる子どもたちに育ってくれることを願っています。

 

夏の麦わら帽子から、冬のフェルト帽子になりました。いい色ですね。

10/7(水)稲刈り始まる!日本の風景

園長より|2020年10月07日 09時22分

美原区にある美原高校の周りにはいくつかの田んぼがあります。3日4日には、どうやら稲刈りが始まったようで、金色に輝いていた稲の穂が空っぽになっていました。

以前よく見かけた「稲架(はさ)」(はせ・はぜ・はで、と言ったりもするようですが)は、すっかり姿が消えてしまいました。田んぼの景色もどんどん変わっていきますね。

〈この風景、見かけなくなりました〉

今は、機械による刈り取りのためか、もみ殻が田んぼの真ん中に山のようになっています。乾くと燃やされて、田の肥やしになっているようです。

10/6(火)火星大接近!?

園長より|2020年10月06日 08時54分

天文に関しては浅識なのでうまく伝えられそうにはありませんが、どうやら、今日6日は、2年ぶり?火星が地球に大接近するそうです。

夜空に赤く輝く火星は、地球の一つ外側を公転している惑星です。火星は直径が地球の半分程度なので、望遠鏡でも観察するのが難しいそうです。今日は、最も地球に近づく赤い火星、探してみませんか?

  

ところで「水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどってんかいめい)」懐かしくありませんか?太陽系の惑星名を太陽から近い順に並べた覚え方です。時々「冥海(めいかい)」に順番が変わったこともありましたよね。今では「冥」の冥王星(めいおうせい)は、惑星から準惑星となり、抜けてしまっているそうです。

地球に近い火星と聞くと、水金地火木・・・が口をついて出てきました。昔覚えたことって、ほんと、忘れないものですね。ついさっきのことや人の名はすぐに忘れてしまうのですが。ちょっと残念で恥ずかしいことです。

少し赤く見える火星、探しやすそうですよ。

10/3(土)第86回 たのしい うんどうかい!

園長より|2020年10月03日 08時40分

今日は「第86回 たのしいうんどうかいの日です。

1学期は、コロナ禍の中、開催できるかと悩ましい状況ではありましたが、予防対策を行ったうえで実施することができるようになりました。また、保護者の皆様には、人数制限はさせていただいたものの、参観いただけることになり、うれしく思っております。

練習を通して身に付けたたくさんの力を、ぜひ温かく見守っていただければと思っております。繰り返し練習に取り組むことで学んだことはたくさんあります。頑張った姿をしっかりと認め、ほめていただければ幸いです。

今日は、絶好の運動会日和になりました!

 

 

『むしたちの うんどうかい』

得田之久・作 久住卓也・絵《童心社》

園長先生はトノサマバッタ!

カブトムシ、テントウムシ、チョウ、ダンゴムシ・・・

たくさんの虫が原っぱに集まって運動会が始まりました!

自分たちの運動会と合わせて、一度読んでみませんか?