お知らせ

7/18(木)夏空!🌞

園長より|2024年07月18日 12時57分

朝から青空に響くセミの声が聞こえてきました。

ギラギラ照り付ける太陽の光は、もうすっかり夏休みの朝の気配を感じさせてくれます。

セミ大好きな子どもたちは、セミの抜け殻集めも大好きなようです。

保育室では、家から持ってきた虫たちも一緒に学んでいます?

明日、一学期の終業式を迎えると、楽しみにしていた夏休みが始まります。ワクワク時間の始まりです。

身の回りにあるものすべてが、子どもたちを育ててくれます。アンテナ高く楽しめるものを見つけてください。

幼稚園のあさがおは、これからが見ごろになります。鮮やかな紫色、ちょっと涼し気でいいですね。これも遊びの入り口です。花びらを使って、色水遊びが楽しめそうです。

何して遊ぼうかな?と自分でやりたいことを見つけてのびのびと楽しめる夏になればいいなあと思っています。

収穫したメロン🍈の香りも楽しみました。

幼稚園での夏野菜収穫は終わりましたが、家でも何か育てられるといいですね。

いちご組のピーマンも大豊。

青椒肉絲(チンジャオロースー)にピッタリです。きっと…

子どもと一緒にクッキング、普段はできない親子調理もいいですね。

さあ、想像力を働かせ、存分に楽しい夏休みを作りましょうね。

 

7/16(火)本物の力🍍

園長より|2024年07月16日 11時56分

保育室に登場したのは、ただいま旬を迎えている本物の🍍パイナップル。

近づくだけでほんのり漂う甘い香り、まぎれもなくパイナップルの匂いです。姿形をじっくり観察、触ってとげとげを感じ、体中で香りを味わいます。残念ながら味までは確かめることはできませんが、想像はできそうです。パイナップルをもって感じた重さも大切ですよね。

真剣なまなざし、ぐっときました!

今持っている全ての感覚を生かして描くパイナップル!食べたいな~の気持ちかな?不思議な形だなぁと感じているのかな。絵は、それぞれの気持ちが存分に込められているようです。

お部屋に飾ると一気に夏全開になりそうです。

7/12(金)卒園生のMちゃん👦

園長より|2024年07月12日 10時00分

朝、時々中学校へ向かう卒園生のMちゃんと出会うことがあります。いつも飛び切りの笑顔で「おはようございます!」と声をかけてくれます。

「いつだってごきげん!」は、理想の姿です。彼に出会えた朝は、私も元気になれます。とても素敵なことですよね。

〈玄関花壇のマリーゴールドとケイトウ〉

10日(水)園の正門前で出会った時、手には2本の雨傘!

「どうして2本も傘持ってるの?」とたずねると「妹が忘れたから、小学校へもっていくねん」とのこと。いいでしょう。なんだかほっこりしませんか?

きょうだい仲良く、いつも笑顔のごきげんなMちゃん。たくさんの幸せがやって来ますように・・・

今、園庭で遊んでいる子どもたちも、大きくなっていく姿、ずっとずっと見せてくださいね。楽しみにしています。

〈ジニア(百日草)〉

6/11(木)夏祭り🎆

園長より|2024年07月11日 12時48分

一階の掲示板は、季節に合った作品を飾っています。7月の担当は「あじさい組」。夏の祭りをイメージした花火と海の生き物のタコを作ったそうです。

楽しそうな風景が、近づいてきた夏休みを思わせてくれます。楽しみですよね。

思い思いのイメージを広げて作った夜空の花火、なんだかとっても華やかです。

自分たちの作品を鑑賞中です。満足気な表情、誇らしい姿です。

7/11(木)📖あめふる!?☔

園長より|2024年07月11日 10時00分

新規購入本の中、素敵な絵本を見つけました。(選んで注文していたのですがね・・・)

「リジーと雲」です。

おさんぽに出かけた公園で、リジーがまっすぐにかけよったのは、雲うりのおじさんのところ。ウサギやゾウのかたちをした楽しい雲の中から選んだのは、ふつうのかたちの雲☁


雲とのくらしの決まりを守って、リジーは一生懸命お世話をします。雲の名前はミロ。もくもく、もくもくミロは大きくなりました。

どんな時も一緒の二人。心通わせる姿に、ちょっとほっこりします。

幻想的な絵、いい時も大変な時も共に過ごす二人の姿がなんとも言えない優しい心を運んできてくれるようです。

そして、ミロの手を離さなければならない時が訪れます。切なくて、でもどこに行ってもそばにいる、そんな姿にホロリとさせられます。

雨の日、曇りの日に空を見上げながら、お読みください。

明日からはようやく梅雨空が戻って来るそうです。

〈作:テリー・ファン&エリック・ファン 訳:増子久美 化学同人〉

7/10(水)カマキリ発見!

園長より|2024年07月10日 11時52分

幼稚園の廊下に、なんと小さなカマキリさんがトコトコトコ・・・美しい薄緑の小さな体がとても魅力的です。

れもん組さんは、昨日も一匹見つけて、手から手へ橋渡しをするように、カマキリさんと遊んだばかりなので、大喜びです。

カマキリは、ふのような卵の包みから、200~300匹産まれるそうです。すごい数ですよね。産まれたては淡褐色で、少し育つと脱皮をし、緑色になります。なんと、成虫になるまでに8回も脱皮を繰り返します。

幼稚園の小さな菜園で見つけた2匹。無事に生き延びるカマキリは何匹ぐらいいるのでしょうね。今、れもん組のトマト🍅プランターで成長中です。

旅立ったカマキリは発見できませんでした…残念!

次回の発見をお楽しみに!

〈さく:高家博成 仲川道子 童心社〉
れもん組の先生に教えてもらった絵本です。産まれたてのかまきりさんたちのお話、とっても分かりやすくて、楽しい本です。きっとカマキリ博士になれますよ。虫好きさんにおすすめです。

 

7/9(火)図書の貸出し📚

園長より|2024年07月09日 10時00分

一学期最後のPTA図書貸出しが7月18日(木)にあります。夏休み前ということで貸し出し冊数は、いつもの倍「10冊」まで借りることができます。

長い夏、いろんな本を繰り返し読むことができます。お得ですよね。

また、本年度新しく購入した絵本も100冊程度追加します。新しい本の香りも手触りも、なんだかとってもワクワクしますよね。

本年度新規購入絵本が、次々に届いています。

楽しみですね。

子どもたちに本を手に取る喜びと嬉しさを是非味わわせてくださいませ。

子どもたちと一緒にホールで本を選ぶ時間、お楽しみください。

7/8(月)最期のことば

園長より|2024年07月08日 12時35分

毎回のことですが、朝ドラを夕食時に見ることが習慣になっています。そしてまたまた、感動中です。

♪どしゃ降りでも構わず飛んでく その力が欲しかった♪ 主題歌の「さよなら またいつか」も心に響きます。

5日放送回、年老いた自身を「出がらし」といった穂高教授が寅子に伝えた最期の言葉が、ジンと心に染みました。

「私は古い人間だ。理想を口にしながら現実では既存の考えから抜け出すことができなかった。だが君は違う。君は既存の考えから抜け出して人々を救うことができる人間だ心から誇りに思う」

「気を抜くな。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み、立派な出がらしになってくれたまえ」

自分のふがいない姿を責められ、気まずくなった寅子に伝えた言葉。古いしきたりに縛られた世の中でもがき続け、踏ん張る人々の強い思いが伝わってきました。

教授のすっきりとした顔がとても印象に残りました。そして何よりも「君もいつかは古くなる・・・立派な出がらしになってくれたまえ」は絶品の最期の言葉です。

〈最も若い、りす組さん新聞紙で大盛り上がりです〉

園には新しい人間が、山盛り。未来へはばたく姿を想像しながら、我が姿を見つめ直したいと思います。

7/5(金)赤と青のガウン📚

園長より|2024年07月05日 10時00分

お家の方々への紹介図書が続いてしまいます。しばらくお付き合いくださいませ。

〈彬子女王 PHP文庫〉

表紙にひかれて手に取った本「赤と青のガウン オックスフォード留学記」面白っくって一気に読んでしまいました。留学経験もなくイギリスへ行ったこともないのですが、すっかり行った気になれました。ちょうど読み終わったころ、天皇皇后両陛下のイギリス訪問ニュースがあったのでドンピシャでした。

「あら、ここがマートンコレッジなんだ、へえ~」と本に出てきた場所の映像にワクワクすることができました。

世の中には知らないことが本当にたくさんあります。本を読む楽しさは、知らない世界を知ることにあるのかもしれません。

楽しんでみませんか?

7/4(木)広重いいね~🗻

園長より|2024年07月04日 10時00分

広重と聞いて浮かぶ苗字は「安藤」「歌川」あなたはどちらですか?

最近「広重ぶるう」〈梶よう子 著/新潮社〉を読んでから、すっかり広重ファンになってしまいました。浮世絵師ですが、その生き方に興味をもってしまいました。ただいま私のブームです。

〈新潮社 単行本表紙〉

ところで初めの問いですが、昔々の事ですが私は「安藤広重」と学んだ記憶が強くあります。小?中?高校では懐かしの山川出版歴史の教科書には、安藤(歌川)の表記だったような気がします。

広重は安藤家に生まれたので、「安藤広重」呼ばれることもあったそうですが、絵師として「安藤広重」を名乗ったことは一度もなかったそうです。そのため、歌川派の絵師として「歌川広重」が適切だということで、現在は「歌川広重」が一般的な呼び名になっているとのことでした。

いやあ、歴史は変わります。社会科歴史の指導もしていたのですが、どちらで教えていたのか、ちょっと記憶が定かではありません。ごめんなさい。

何はともあれ、貧乏暮らしの広重が、舶来の高価な顔料「ベロ藍」と出会って描いた日本の風景、一世を風靡したその生き様、是非お読みください。お薦めの一冊です。

〈新潮文庫の表紙〉

追伸:あべほのハルカス美術館で間もなく「広重-摺の極―」が開催されます。「ベロ藍」確認してみませんか?