10/12(木)だいじょうぶ・・・
トラブルを起こして、学校にいられなくなったトットちゃんに「君はほんとうは、いい子なんだよ」と励ます校長先生。
「なんでも先生に話してごらん。話したいことぜんぶ」と受け止めてくれる校長先生。へんじゃないよ。そのままで「だいじょうぶ」
ありのままの自分を受け止めてくれる場所と人がいること、どれほど心強くて安心できたことでしょう。人が生きていくうえで最も大切なことですよね。
随分むかし、教師の仕事を選んだ頃、ほんわかとあったかい気持ちになった黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」。先日、続編が出版されたと聞き、早速本屋さんに行きました。前作から42年、その後のトットちゃんが、戦争の時代をどのように過ごしたのか、とても気になります。
ウクライナ侵攻が続く今、自らの経験を伝えることを責務と感じられたことも受け止めながら読んでみたいと思っています。
そうそう、いわさきちひろさんの挿絵も、ほっこり心がやさしくなりますよ。