お知らせ

10/12(木)だいじょうぶ・・・

園長より|2023年10月12日 14時28分

トラブルを起こして、学校にいられなくなったトットちゃんに「君はほんとうは、いい子なんだよ」と励ます校長先生。

「なんでも先生に話してごらん。話したいことぜんぶ」と受け止めてくれる校長先生。へんじゃないよ。そのままで「だいじょうぶ」

ありのままの自分を受け止めてくれる場所と人がいること、どれほど心強くて安心できたことでしょう。人が生きていくうえで最も大切なことですよね。

随分むかし、教師の仕事を選んだ頃、ほんわかとあったかい気持ちになった黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」。先日、続編が出版されたと聞き、早速本屋さんに行きました。前作から42年、その後のトットちゃんが、戦争の時代をどのように過ごしたのか、とても気になります。

ウクライナ侵攻が続く今、自らの経験を伝えることを責務と感じられたことも受け止めながら読んでみたいと思っています。

そうそう、いわさきちひろさんの挿絵も、ほっこり心がやさしくなりますよ。

10/11(水)エッヘン!大美野っ子🥇

園長より|2023年10月11日 13時27分

10月7日(土)絶好の運動会日和、これまでの練習の成果をたっぷりとご覧いただくことができました。自慢の大美野っ子たちです。

りす組さんもお家の人と一緒に、ノリノリで🦕に変身、楽しいダンスを見せてくれました。

運動会最後のお楽しみ、親子でアヒルのダンスは、大盛り上がり!広い運動場に笑顔がいっぱい広がりました。

運動会の後、こんなメダルをいただきました。これもまた幸せ💕

こちらこそ、ありがとう!

そして、今日、華やかな運動会お礼状が届きました。本当に、楽しい楽しい運動会でした!みんなありがとう!

10/6(金)神対応

園長より|2023年10月06日 10時30分

運動会練習も佳境を過ぎ、今日はちょっとクールダウン、緩やかに心を整え始めています。きっとこれまで経験したことが無いほどの観客の前で、演技や競技をすることになる子どもたち、緊張も半端ないものだと予想されます。

ましてや、初めての登美丘西小学校の広い運動場!予行練習をすることもなく本番を迎えます。たくさんのハードルを乗り越えなければなりません。貴重な経験は10月7日、楽しみでドキドキする日が目の前です。

さて、そんな中、ちょっとええ話。

組体操にリズム表現、開閉会式の練習、晴れの天気が続く中、クタクタで動けなくなりそうな年長組。ところが、この後に待っている「リレーの練習」が何よりのご褒美とか・・・。ちょっと驚きなのですが、そんな練習の中の出来事です。

お楽しみのクラス対抗リレーの練習は、毎回大盛り上がり。たくさんで繋いで走る経験もバトンパスもみんな初めての子どもたち。練習を重ねるごとにとても上手になっているのですが、もちろん全てうまくいくわけではありません。

自分の前に走る友だちを追い越そうと走り出した途端、転んだ子につまずいて、自分も転んでしまいました。結果は最下位。

「あいつが転んだせいや!」悔しくて気持ちのコントロールがうまくできない友に「人のせいにしたらあかんで」と、同じクラスの友が諭します。

「じゃあ、全部ぼくのせいや!」と言い返されるとまた、「自分のせいにもしたらあかんで。次、また、みんなでがんばったらええねん」と温かな笑顔で答えたそうです。

神対応に脱帽です。何だかとっても素敵ですよね。そばで聞いていた担任の心はほっこり!いや、きっと心は号泣です。

違う良さをもった子どもたちが集まって、幼いながら互いを思いやる優しい心が育っています。クラス対抗で取り組む競技から生まれた尊い育ちです。

年長さんの姿を見ている年中さんも、きっといろいろな良さを受け止めてくれていることと思います。いろいろな人との関わりが、間違いなく優しい心を育てています。

10/5(木)おすすめの睡眠時間は?

園長より|2023年10月05日 10時00分

健康な心身を保つために必要な睡眠時間の指針が公表されました。

1~2歳児は、11~14時間以上

3~5歳児は、10~13時間

小学生は、9~12時間

中学・高校生は、8~10時間

成人になると、6時間以上必要だそうです。

睡眠不足により、子どもたちは抑うつ傾向(気分が落ち込み、活動ができない状況)が強まること、学業成績の低下が報告されているそうです。

もちろん、適正な睡眠時間には、個人差があり、年齢や日中の活動量も影響するそうです。「眠り」大事ですよね。分かってはいるけれど、生活の中の様々なことの影響も受けるようです。睡眠時間と共にその質も確保したいものですね。

10月4日(水)付 朝日新聞朝刊の記事より

◆堺市でとりくまれている睡眠教育の活動「みんいく」から出されている絵本もあります。(以前にも紹介したことがありますが、もう一度)

 

木田哲生・伊東桃代/編著 さいとうしのぶ/絵

三池輝久/監修 リーブル/出版社

 

10/4(水)おかえり!

園長より|2023年10月04日 14時15分

大美野幼稚園の卒園生で、登美丘西小学校の卒業生が、幼稚園にやってきてくれました。それも3人チームで・・・なんだかとっても幸せな気持ちになりました。

卒園時の担任だった先生たちも大感激!中学生ともなると、本当に頼もしくなるものです。苗字が変わった先生を紹介するとニッコリ「おめでとう!」の声。なんだか大人になっています。やるね~

「O先生にもあいたいなあ~」と声をかけてくれたのですが、残念ながら、現在O先生は大美野幼稚園の保護者として、毎日送り迎えに来てくれています。「9時か14時半なら会えるんだけどね。」と伝えると「へえ~」と嬉しそうに驚いてくれました。

時の流れは、いろいろな変化を見せてくれます。流れる時間を感じられるのもいいものですね。

夏休み明けのテストに、中間テスト、10月下旬には体育大会、それが終われば、期末テストがやってくるとのこと。中学生も大変です。成長した姿を間近で見守ることができるこの環境は、とても恵まれているなあとしみじみ感じました。

いつでも会いに来てね!みんなの元気をもらったら、先生たちは、きっともっと頑張れます!

この子たちも、会いに来てくれるかな。

教師の仕事、いいものですよ!

10/4(水)「メメンとモリ」にドキッ💕

園長より|2023年10月04日 11時38分

表紙の緑と愛らしい絵に誘われて手に取ったヨシタケシンスケさん新しい本。込められた思いは、なんとも壮大!?

ヨシタケシンスケ/著 KADOKAWA/出版社

「人は何のために生きてるの?」につながる三つのお話が描かれています。

『ちいさいおさら』では、メメンが作った大切なお皿をモリが転んで割ってしまいます。

クヨクヨしているモリに、お皿があったこと、そのお皿との思い出があることが大切なの。大丈夫、お皿はまた作ればいいんだから!とさらりと言って励ましてくれます。

そうなんですよね。お気に入りのお皿と過ごした時間は消えてなくなったりしませんもの。

何だかしっとりとした気持ちで読み進めてしまいました。今回のヨシタケシンスケさんのこの本は、きっと大人の私たちの心に染みるのかもしれません。機会があれば是非!

続く二話は、『きたないゆきだるま』『つまんないえいが』です。なんだか気になりませんか?

因みに「Memento Mori(メメントモリ)」は、ラテン語で「いつか死が訪れることを忘れるな」という意味があるそうです。つまり「いつか死ぬんだから、今を楽しめ!」と、とらえられたそうです。

10/3(火)ようやく🍂

園長より|2023年10月03日 14時28分

昨夜から、空気の入れ替わりが、確かに感じられるようになりました。待ちに待った、秋がようやくの到着です。

十五夜(9月30日)の月、本当に素晴らしくくっきり、シャキッとした輝きにうっとりでした。ご覧になられましたか?

月に寄り添うように輝く星も、とても美しく見えます。

十六夜(10月1日)は、いざよいの月。満月の日に比べると、いざよう(ためらう)ように50分ほど遅れて出てくることから、こう呼ばれます。

十七夜(10月2日)は、月の出が、さらに遅くなります。まだかまだかと、立って待つから、立待(たちまち)月。

十八夜(10月3日)は、待ちくたびれて座ってしまう、居待(いまち)月

十九夜(10月4日)は、眠って臥せてしまう、臥待(ふしまち)月

十五夜から続く美しい別名に、昔から人々の月への熱い思いを感じますね。

田んぼの脇に、赤い炎をのような花が咲き始めました。彼岸花です。週末は運動会、深まる秋に子どもたちの輝きが重なります。

9/28(木)待宵の月

園長より|2023年09月28日 14時15分

今日28日は、十五夜の一日前の月を、待宵(まつよい)の月と言います。素敵な呼び方ですよね。

秋の澄んだ空気の中に浮かぶ月は、キリリとした輝きがなんとも言えず凛々しくて、うっとり見つめてしまいます。

明日29日は「十五夜」満月の日です。天気も上々、是非、子どもたちと一緒に夜空を眺めてみてください。月見団子にすすきがあれば、完璧(?)です。秋の風情を味わう日になるといいですね。

大美野幼稚園年中組は、お団子のような「玉入れ」に夢中です。玉入れの練習をするためなら、リズム体操やバルーンにも一生懸命取り組めるんだそうです。「好き」なものがあると頑張れる、分かります!とってもたくましく成長中の年中組です。

9/27(水)空にあれ!?

園長より|2023年09月27日 12時24分

今朝、空一面に秋の「あれ」が広がっていました。

この「あれ」なんだかわかりますか?

秋の空を代表する「うろこ雲」のことです。

話し手同士が、共有する事象である場合は、きちんと伝わる指示語の「あれ(ARE)」。阪神、岡田監督の「優勝」をさす言葉としてすっかり一世風靡しましたが、なんとも微妙な共通語に驚かされました。

大阪らしい言い回しです。

本園職員室でも「ほら、あれ、どこになおしたかな?」でつながる会話が散見されます。話題が共有できているってことは、ワンチームになっているということでしょうか?

時々、大丈夫か?と思ってしまうのは私だけ?いやいや、大丈夫、チームワークの良さの現れ!お任せくださりませ。

ところで、昼前11時、朝のさわやかさはいずこへ。この時間になるとスッキリ青空が広がる空となりました。サンサンと降り注ぐ強い太陽の日差しの下、運動会の練習は、佳境を迎えているようです。汗だくで上気した顔が愛おしくなります。

9/25(月)おはぎ(御萩)

園長より|2023年09月25日 13時22分

23日は、秋分の日。彼岸の中日でした。

彼岸には、邪気を祓うと言われている赤い「小豆」を使った「おはぎ」をいただきます。

秋彼岸は「御萩(おはぎ)」、春彼岸は同じものでも「牡丹餅(ぼたもち)」、季節の花になぞらえて言い換えられています。

もうひとつ面白いのは、夏や冬の異名です。てっきり季節の花の名かと思ったのですが、あに図らんや、夏は「夜船(よふね)」、冬は「北窓(きたまど)」というそうです。

「夜船」・・・もち米とうるち米を混ぜて炊き、杵で搗かない「おはぎ」は、杵の音がないことから、夜いつの間に着いたのか分からない船にかけているそうです。

「北窓」・・・餅のように搗くことがない「月(つき)」知らずに転じ、北の窓からは「月」が見えない北の窓にかけています。

昔の人のユーモアには、驚かされますね。季節の変化を豊かにとらえて楽しめる生き方、いいですよね。

「暑さ寒さも彼岸まで」ようやく季節の変化を感じることができる涼しさがやってきてくれました。日中の日差しは、まだまだ夏の名残がありますが、湿度の違いに少しほっとしています。

今日は、年長組の予行練習。頑張る姿は、飛び切りカッコいいものでした。お楽しみに~