お知らせ

5/11(火)桐の花!

園長より|2021年05月11日 12時05分

通勤途中、資材置き場の隅に紫の円錐形の花をつけた木を見つけました。すっくと伸びる背の高さ、ひと際目立つ花です。藤が逆さになってツンと立ち上がったような姿は、凛々しくもあります。

これはおそらく・・・桐の花です。種には羽がついていて、風に乗って広がり、発芽率が高いため、いろんなところで育つそうです。

ちょっと心がけて周りの風景、ご覧ください。季節の変化、花の姿に気づける心のゆとり、必要ですよね。

 

5/10(月)次の扉

園長より|2021年05月10日 12時02分

「私は知ることが楽しくてしかたがなくなりました。何かを知ると、またその先のことが知りたくなるのです。そこに行くと、そのまた次の扉がまっているのです。」

〈「ドリトル先生ガラパゴスを救う」福岡伸一作・朝日新聞朝刊より〉

幼稚園生活の中で、こどもたちは毎日のように「新しい知識」に出会います。言葉にならなくても体全体で感じ受け止めていいます。その「新しい出会い」がまた、次の新たな出会いを誘います。日々、目を輝かせ、次の扉に向かって歩く頼もしいこどもたち、負けてちゃいけないなと思います。

5/7(金)きよらかという自信

園長より|2021年05月07日 12時09分

「見えないところをきれいにしよう」をモットーに経営している古書店の話です。楽しんで掃除をする、毎日磨いている積み重ねが自信になって胸を張って「いらっしゃいませ」が言えるようになった。「今日もていねいに。」松浦弥太郎・著 〈PHP文庫〉より

何でもない、当たり前の取り組みのように見えますが、小さな誇れるものが、人の心にゆとりを生んでくれるのだと思います。

一生懸命に磨き、整理整頓をし、毎日掃除を続ける。美しい習慣ですよね。本当の仕事力はここから始まるのではないでしょうか。心がけてみませんか。

 

5/6(木)ひこうき雲♪

園長より|2021年05月06日 13時52分

♪空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲♪

少しさびしい歌ですが、思い出します。

空に一本のひこうき雲。今日の青い空にくっきり現れました!

子どもたちが「園長先生!見て~ひこうき雲」と教えてくれました。

ホント、くっきり!

5/6(木)立夏(りっか)

園長より|2021年05月06日 11時33分

今年は、5月5日、昨日が二十四節気の「立夏」でした。8月7日「立秋」の前日までが夏です。

今朝の晴天は、まさに夏の始まりを感じさせる空。昼間は、気温も高くなりそうですね。連休を終えて、いよいよこれからたくさんの学びが始まります。準備完了の子どもたちの成長が楽しみです。

春に咲いた花が散り、緑が生い茂っていく頃。雨に濡れた新緑、鮮やかに色に思わず深呼吸したくなりますね。

4/30(金)おおきくなるっていうことは・・・

園長より|2021年04月30日 12時51分

「おおきくなったね」

久しぶりに出会うと必ずかけられる言葉、子どもたちの周りに、あふれている言葉です。

でも、「おおきくなるって?どういうこと?」絵本の中の園長先生が分かりやすく教えてくれます。なるほどね・・・

洋服が小さくなるってこと。新しい歯がはえてくること。あんまり泣かないこと。高いところに登れること。それから・・それから・・いろいろあります。


《中川ひろたか・作  童心社》

小さな子どもたちは日々、できるようになること、大きくなることの喜びがいっぱい!

「おおきくなるっていうことは じぶんよりちいさなひとが おおきくなるってこと」自分より小さな人がふえたとき、自分が大きくなったってことに気づくのかな?

絵本が教えてくれる大切なことがたくさんあります。子どもたちといっしょに大人も「なるほど~」と学べます。どうぞお試しあれ。

4/28(水)なぞなぞ❓ちゃん

園長より|2021年04月28日 11時56分

令和3年度初めてのお誕生会。今年の園長先生なぞなぞは、「ちっちゃなつぶやきなぞなぞちゃん」のお手伝いをいただくことにしました。

大好きな作家さいとうしのぶさんの小さな絵本です。いろいろな「たべもの」「いきもの」「いえにあるもの」の楽しいなぞなぞが50問入っています。

今日、4月に選んだのは「たべもの」シリーズからです。

赤いけど、トマトみたいに真ん丸じゃないの。あまいけど、ちょっとだけすっぱいの。よくケーキやパフェの上にすわってる。そんなわたし、だーれだ❓

正解者はたくさんいたようです。季節にぴったりの果物です分かったかな?子どもたちに聞いてみてください。

 

4/27(火)ネバー・トゥー・レイト

園長より|2021年04月27日 11時47分

数週間前から始まった新聞の連載物語「ドリトル先生ガラパゴスを救う」〈作・福岡伸一 朝日新聞朝刊掲載〉挿絵の精緻さ、色合いの柔らかさが気に入って読んでいます。23回目の今日、今の私たちにぴったりの言葉を見つけました。

「できない理由をならべてもしかたがないよ。どうすればできるかを考えることが大切だ。何ごともはじめるのに遅すぎるということはない。ネバー・トゥー・レイト(never  too late)だよ。」

そうなのです。本当に、今、できることを考える。大切なことだと思っています。

      

私が小学生の頃、家にあった「ドリトル先生シリーズ」岩波書店の大きな本でした。

ちょっと懐かしくなりました。

4/26(月)しつもん おしゃべりさん

園長より|2021年04月26日 11時12分

堺市出身の絵本作家「さいとうしのぶ」さんの絵本です。

学童保育の指導員をされていた頃に歌っていた歌が元になった「あっちゃんあがつく」(リーブル)で有名な作家です。はっきりとした色合いが子どもたちにも大人気。昨年は、すみれ組さんが毎日読んでいました。

お話の中にでてくる質問に、それぞれが答えながら読み進めることができます。どんな車が好き?とか、小さくなった鉛筆はどうする?とか、身近な生活の中にあるものでお話が作られています。

今年は「お誕生会のメッセージ」で一話ずつ紹介しようと思っています。お楽しみに・・・

4/23(金)豌豆(えんどう)

園長より|2021年04月23日 12時04分

店先に沢山のえんどう豆が並ぶ季節になりました。採りたてはほっこりと甘みがあり、まさに春真っ盛りを感じさせる食べ物です。俳句では夏の季語の「豌豆」ですから春の味ではなく、初夏の味なのでしょうね。

「妻たのし 初豌豆の 厨ごと」ぷっくぷくの豆を割ると青い香りが広がります。いいですよね。

平仮名の「えんどう豆」は、食卓に並ぶ姿が浮かびますが、カタカナで「エンドウ」と書くと、なぜか高校の生物「メンデルの法則」を思い出します。エンドウの種子(食べものとしては豆ですが)には、しわ型と丸型があり、丸型が優勢。遺伝学の歴史に名を遺した実験だそうです。遺伝子の図は今も印象に残っています。