お知らせ

1/22(水)手紙・はがきの文化📨

園長より|2025年01月22日 12時03分

1月20日年賀状の当選番号発表がありました。当選番号あるかしらとワクワクしながら調べたのですが、あっという間に終了!今年は幼稚園に届く年賀状が随分少なくなったなあと改めて感じました。

自宅で受け取った年賀状にも「年賀状じまい」の挨拶が書かれているものも多くみられました。すこし、寂しく感じました。

新聞によると、元日に配達された年賀郵便物は、昨年より34パーセントも減少したとのことでした。63円から85円の値上がりが、かなりのダメージを与えたのでしょうね。

小学校では国語科や書写の教科書で「お礼の手紙」や「はがきの書き方」などを学ぶ教材が取り入れられ、文化として「書くこと」への継承が意識されていました。誰かを思い描きながら文章を考えたり、限られた文字数で伝えることを考えるよい機会になっていました。これからもなくしたくない文化の一つです。

手紙やはがきをもらってうれしくなる経験が、なくなってしまうのかもしれないと思うととても残念です。子どもたちの中には、手紙やはがきをもらったことがないという子もいるそうです。郵便番号や住所も意識することが減ってくのかもしれません。

そういえば、国語科の教科書にメールの書き方が登場していました。それはそれで必要なのでしょうが、ちょっと考えてしまいました。

1/21(火)再読の楽しみ📚

園長より|2025年01月21日 12時44分

何かで話題になったらしく、有吉佐和子の「青い壺」という作品が本屋さんの店先で山積みになっていました。

〈有吉佐和子/作 文春文庫〉

ふと「ん、家にあるぞ」と再度読み直すことにしました。本を読んでいるときは、その世界にどっぷりつかっているのですが、読み終わると、思いのほかすっかり内容を忘れてしまうこともしばしばです。

「青い壺」は、一つの壺がいろいろな人の手にわたりながら、それぞれの生活が描かれていたことは覚えているくらいでした。

再読すると、一度目は気づかなかった関係が、急に鮮やかに見えたり、心にとめていなかった時間の流れに驚かされたりしました。

再読、なかなかいいものです。

幼いころは繰り返し同じ絵本を読んだり、国語の学習などでも同じ教材を何時間もかけて読んだりしていましたよね。

時間を超えて改めて向き合う、いいことかもしれません。お試しあれ・・・

1/20(月)大寒!?

園長より|2025年01月20日 16時39分

昨夜の雨のおかげか、朝から少し暖かな日となりました。今日は、二十四節気「大寒(だいかん)」の日です。

1月5日の小寒も暖かだった記憶がほんのり。季節が少し変わり始めているのでしょうか?それはそれで由々しき事態かもしれません。

季節をとらえる豊かな日本語、わからなくても聞いたことがあるな、ぐらいは感じてほしいなあと思っています。

大寒が終わると、次は「立春(りっしゅん)」。二十四節気の新たな一年が始まります。

今年は、閏年(うるどし)と同じように、4年に一度の調整があるため、2月3日が「立春」となります。というわけで、その一日前、2月2日が「節分」となります。

「節分」は季節を分けるという意味の雑節で、本来は各季節の始まりである立春・立夏・立秋・立冬の前日それぞれを指すもので、そのうち立春の前日だけが残ったのだそうです。

というわけで、大美野幼稚園の今年の節分「豆まき遊び」は1月31日(金)に行います。少し早めに春を迎える準備を整えたいと思います。

幼稚園で作った鬼の面は、2月2日(土)にご活用くださいませ。

1/16(木)小正月で正月事じまい

園長より|2025年01月16日 12時00分

昨日、1月15日(水)は小正月でした。

園では玄関のしめ飾りや、保育室の「あけましておめでとう」飾りなど、正月飾りを取り外しました。

正月飾りや一年間守ってくれたお守り、書初めなどを焼くどんど焼きをすることで煙に乗って年神様がお帰りになるという行事が残っているところもあるようです。堺市では西区の家原寺や堺区の方違神社などで今も行われているようです。

無病息災で過ごせるように高く上がる煙に願いを込める文化、いいものですよね。

〈年中組の体操の時間、全速力で走ります〉

〈年少組とりす組のなかよしクラス、一緒に遊ぶほほえましい姿です〉

元気なおおみのっ子は、今のところお休みも少なく順調なスタートを切っています。2月の劇遊びのつどいに向けた練習も始まりました。各学年集大成の3学期、楽しみもひときわ大きくなりますね。

引き続き、力いっぱい頑張るおおみのっ子を温かく見守ってください。

1/15(水)命の砦

園長より|2025年01月15日 10時00分

夏川草介「命の砦」(小学館)は、コロナ第一波の医療現場が描かれた小説です。2020年2月、私はまだ登美丘西小学校勤務。3月から、休校措置が取られたあの頃の話です。随分時間が過ぎたように思いますが、5年前の出来事です。

どうしていいのか、いったい何が起こっているのか、今後学校での対応はどうすればいいのか、わからないことばかりの一か月を過ごしました。

そのころ、医療現場では「命がけの闘い」があったこと、計り知れぬ不安の中で精神的に追い詰められた状況があったこと、フィクションではあるというものの嘘はないと描かれている世界に、愕然としながら読み進めました。

今では、インフルエンザと同じように検査をし、投薬措置で対応していることを思えば、驚きしかありません。もちろん重症化するリスクがなくなっているわけではありませんが・・・時間とともに大変だった ことの記憶が薄れることにも自分自身驚きでした。

この物語で描かれている景色をこれからも忘れてはいけない気がしました。「天気が悪い日には、笑顔でいるものだよ」「もし喜びを探しに行くなら、まず十分に喜ぶことである」あとがきには

〈夏川草介/作 小学館文庫〉

蛇足になりますが、夏川草介さんとは「神様のカルテ」が、出会いでした。豊かな言葉が透き通るように伝わってくるお気に入りの作家です。

1/14(火)朝の満月🌕と星

園長より|2025年01月14日 12時47分

朝5時45分、玄関が西を向いている我が家は、扉のガラスがキラキラと輝いていました。🌕の明かりです。西の空低くに見事な満月、左上にはひときわ明るい星一つ。火星のようです。

キリッと冷えた冬の朝、心の中まで突き刺さるような月明かりでした。

今から30年前、平成7年(1995年)1月17日5時46分、ちょうど今朝月を見た時間と同じころ、阪神淡路大震災が起こりました。その頃は小学校6年生の担任でした。出勤途中の道は渋滞、なかなか学校に到着できず、連絡も取れず、ヤキモキしたことを今も覚えています。

職場に到着したのは10時を過ぎていたと思います。その後、すぐに集団下校措置。4階の教室は余震の度に不安な揺れを感じました。あの頃12歳だった子どもたちは今、42歳。驚くほどの年月が過ぎました。

体験した私たちは、子どもたちにこの記憶を伝えていかなければならないと思っています。幼稚園では1月17日(金)に地震対応避難訓練を実施します。経験のない教職員も学びながら伝えていきます。各ご家庭でもニュース情報等を活用し、話題にしていただければと思っています。

神戸市中央区の東遊園地で開催される「阪神・淡路大震災1.17のつどい」の文字は「よりそう」だそうです。他者に寄り添える温かな心、育てていきたいものですね。

1/10(金)おみくじ📜楽しいね!

園長より|2025年01月10日 14時23分

「園長先生、おみくじ引いていいよ~」

元気に声をかけてくれたのは、バラ組さんです。

「園長先生、目をつぶってえらんでいいよ~」

引いたのは、「えび」。おせちなら「ながいきできますように!」

もう十分長生きできているのですが、大丈夫かしら?

今日の運勢は、体が強くなり、速く走れるそうです!

3学期は、風邪をひかず、健康でありますように・・・

一緒に楽しませてくれてありがとう!

1/10(金)🐍十二支を覚えよう!

園長より|2025年01月10日 10時00分

始業式、令和7年は「巳年(みどし)」へび年の話の後、動物の絵で十二支の順番を確かめながら、「ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い」を一緒に唱えました。遊びの一つとして、取り組んでくれればと思っています。

年長さんは、すでに覚えている子もたくさんいました。(ちょっと自慢です、エッヘン!)

そのあと、自分が生まれた年の干支を尋ねると、ここでもさすがに年長さん。正しく挙手してくれていました。今年の年長さんは、平成30年4月2日~12月生まれは🐶戌年、平成31年1月~4月1日生まれは、🐗亥年です。自分の干支がわかる、これまた、ちょっとかっこいいですね。

自分の干支をなぜか内緒にしていた先生も参加したので「え~〇〇先生、ネコって言ってたけどちがうやん!」と盛り上がっていました。

💛まだ自分が生まれた干支を知らない子どもたちには、お家の人から伝えていただけると嬉しく思います。

幼稚園を卒園する時には、十二支がわかってスラスラ言えるようになってほしいなあと思っています。

1/9(木)寒波到来!⛄

園長より|2025年01月09日 12時00分

大変です!今季最大の寒気団がやってくるそうです。

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)これまで聞いたことがない言葉が天気予報で伝えられていました。気象用語もどんどん進化しているようです。

日本海側への影響が大きいようで大阪中部は大丈夫かしら?と思ってはいるのですが、平地でも5㎝メートルの積雪予報が出ていました。

今夜から明日の朝にかけては、いつもよりちょっと早めの計画的な行動が必要かもしれません。自分がどんなに気を付けていても、外部の影響を阻止するのは難しいものです。「備えあれば憂いなし!備えよ常に!」の心がけで乗り切りましょう。

〈元気はつらつの代表、いちご組!〉

今日も機能に増して寒さが厳しくなりましたが、元気溌剌大美野っ子は、ビニルだこを引き連れて、園庭を駆け回っています。何より何より姿、幸せ満載の幼稚園です。

〈ばら組作、お祝い飾りに新年の目標が勢ぞろい〉

〈もも組作のお正月飾り〉

年少さんとは思えない出来栄えに拍手!

〈すみれ作の年賀状〉

〈よつば作の絵馬飾り〉

〈紫組、年賀状の文化、継承中〉

〈れもん組けん玉で鏡餅、遊べて飾れる優れもの〉

〈緑組、書くのが大好き!〉

〈青組、筆を使ってダイナミックに!〉

1/8(水)あけましておめでとうございます🎍

園長より|2025年01月08日 12時44分

「あけましておめでとうございます」は、新しい年を迎えた際の日本特有のあいさつの言葉です。

年が改まったことに対して「おめでとう」と伝え合い、新たな年がよい年でありますようにとの願いを込めています。

今朝、登園時「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と声をかけると、にっこり笑って同じ挨拶を返してくれていました。文化の継承ができていることが感じられうれしく思いました。

些細なことかもしれませんが、きちんと子どもたちに風習が伝わっていくこと、これからも大切にしたいと思っています。

今年度もあと少し、「大きな声・大きな笑顔・大きな動き」を目標に子どもたちにはのびのびと楽しい幼稚園生活をおくってもらいたいものです。

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