2/15(火)雛かざり
園のプレイルームに、今、ひな人形を飾っています。
3月3日は「桃の節句」。ひな人形に災いを引き受けてもらい、幸せな人生が送れますようにとの願いが込められているそうです。
艶やかな人形の表情をしっかり見つめてみると、おや?何やら違いがあるようです。わかりやすいのは7段飾りの5段目に飾られている仕丁(しちょう)たちです。
お仕事をする3人は、笑い・泣き・怒りの表情によって見る人に親しみを感じさせてくれます。
立傘をもった笑う仕丁の一人にちょっと心惹かれました。
素敵な表情でしょう。穏やかな笑顔に癒されます。
いろいろないわれの中で整えられた貴重な文化、是非味わってみてください。
そうそう、お気に入りの官女も紹介しておきます。
幼稚園で子どもたちの健康を祈ってくれています。
元気な笑顔が園庭にあふれますように・・・
2/14(月)本命(ほんめい)
昔は「ほんみょう」と発音したそうです。
今で言うと星占いのようなもので誕生日にあたる星のことを「本命星(ほんみょうしょう)」と言っていたようです。
やがて、頼みとする者のことを「本命」というようになりました。
人は一人ひとり違った環境や条件のもとに生まれてきます。それぞれ違う星の下に生まれついているわけです。
そして多くの選択肢から選ぶことを繰り返した結果がその人の人生というわけです。
この一年、子どもたちも私たちも、かつてない出来事に振り回されてきたように思いますが、これもその人の「本命」。
今をしかと受け止め、その中で自分らしくありたいと思っています。
今日から個人懇談会が始まりました。この一年、それぞれにめぐる時間を楽しみながら、立派に成長した姿を、温かく受け止めてください。
2/10(木)ほころぶ・こぼれる
「ほころぶ」「こぼれる」美しい日本語の一つです。
日本語ほど多彩な表現がある言葉は珍しいようです。
特に花にまつわる表現は、本当に豊かです。
では、この「ほころび」「こぼれる」花は、なんだかわかりますか?
ちょうど今、ほころび始め、柔らかな香りを東風に乗せて運んでくれています。そして間もなくほころぶ、春を告げる花です。
昨日紹介した、梅の花です。
因みに桜は、散るといいます。風に吹かれて舞い散る姿が浮かびます。
大ぶりの花が豪華な牡丹(ぼたん)は、崩れると言います。大きな花びらがぐったりと首をかしげながら傾く姿が見えるようですね。
秋に咲く菊の花は、舞うというそうです。
花散る姿に合わせ豊かに広がる言葉には、驚かされるばかりですね。
ちょっとカッコよく使ってみませんか?
2/9(水)吹く・服・ふく・福の日
2/7(月)北斗七星
2/4(金)立春寒波到来!
昨日の節分で、邪気を祓われたでしょうか?
今日、4日は「立春」確かに光は春を感じさせてくれる柔らかさがありますが、どうやら週末には、寒波が到来しそうです。
例年この時期は、インフルエンザが猛威を振るっていました。今は、風邪の症状に似た体調の変化が一番心配です。寒さで風邪などひいてしまうことが無いよう、十分な栄養や睡眠を心がけて下さい。
季節の変わり目の今日、厄除けの願いを込めた「立春大吉」と書いたお札を貼る習慣があります。
この文字は、左右対称になっているため、表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読むことができます。家に鬼が入って振り返ったときに、「あれれ?こちらが入り口?」と勘違いして出て行ってしまうと言われています。
裏から文字がすける紙に書いて、自分で札を作って貼ってみませんか?
2/3(木)鬼はどこにいる?
2/3(木)節分
今日、3日は「節分」です。
節分は、二十四節気「立春」の前日をさしていいます。季節を分ける日、みんなが健康で幸せに過ごせるように願い、悪いものを追い出す日です。
新型コロナウィルスの感染拡大が収まらない今、心から祈るような気持ちで迎えています。
大美野幼稚園でも、感染拡大予防のための登園を控えていただく日が、でてきています。楽しい幼稚園での活動が止まってしまい悔しくてなりません。
とはいえ、健康であることが何より大切なことです。今は、みんなが笑顔で登園できる日のために我慢する時だと思っています。
園では、今できる最善を尽くして感染対策を行っています。手洗いにマスク、健康観察、これまで続けてきたことを継続して行うことも重要です。
少しでも早く感染の拡大を収束させるため、家庭保育で協力をいただいているご家庭もたくさんあります。ご心配をおかけしてばかりで本当に心苦しくてなりません。
光あふれる幸せな日を迎えるための準備を粛々と整え、「全員集合!」の日を待ちたいと思っています。
「鬼は外!福は内!」