1/27(木)希望のスノードロップ
園庭のプランターに可憐な白い花が咲きました。
スノードロップです。花の少なくなる冬の日に咲く雪の精のような花です。
花言葉は「希望」だそうです。今の幼稚園にピッタリの言葉です。
新しいブロックも美しく整えられて、みんなの姿を待っています。
今日のおすすめ絵本は、お絵描き得意な井上先生おすすめの本です。
「おもちのおふろ」
〈苅田 澄子・作 植垣 歩子・絵 学研〉
おもちのもーちゃんとちーちゃんがお風呂屋さんに行くお話。
はんてんに羽織り、げた履きに洗面器・・・昭和レトロないでたちにちょっと心が温まります。
おもちがテーマのお風呂屋さん、しょうゆの足湯、きなこの砂風呂、トースターのサウナ!面白いじゃないですか。ワクワクしてきませんか。
細かで丁寧な絵もお楽しみの一つです。
おしゃべりしながら、絵を見ながら、楽しいおもちの世界のぞきませんか?
1/26(水)早く会いたいね・・・
全学年の休園から一週間がたちました。
みなさんの安全で安心できる生活を守るためのお休みです。
もう少しのしんぼう、一緒にがんばってくださいね。
みんながいない寂しい園庭です。
今日は、砂場を整えています。
柔らかな砂で遊べることを楽しみにしてくださいね。
さて、今日、紹介する絵本は、あちらこちらに隠れた仕掛けがあります。
扉をめくるとあらら、ねずみさんが出てきます。
雲をめくると、太陽が現れます。
〈「ねずみさんのおおきな木のおうち」え/serico 永岡書店〉
原っぱの大きな木の中に住んでいるねずみさんの家族。
めくりながら、ねずみさんの家の中を探検できます。
めくるところがたくさんあって、大忙しの楽しい絵本です。
昨年の本園卒園児おすすめの一冊です。
1/25(火)嬉しい、お便り届く!
1/25(火)みんなもうすぐ一年生!
あと2か月と少しで年長さんは小学生になります。
残されたわずかな時間が、さらに短くなってしまいました。残念なことです。
子どもたちの声が響く園庭が少し懐かしく思えてしまいます。
さて、年長さんは、大美野幼稚園を卒園すると、それぞれの小学校へ通うことになります。
学習用具やランドセルなどの準備もきっと着々と進んでいることと思います。
そんなみなさんに、ピッタリの絵本です。紹介者は、青組担任の岡先生です。
「1ねん1くみの1にち」
〈川島敏生・作 アリス館〉
登校の様子から、朝の会、国語、算数、休み時間・・・と、小学校1年生のクラスの1日を追いかけた絵本です。
じっと教室から見つめる子どもたちの姿。忘れ物をしたり、いたずらをしたり楽しいお話が展開します。
学校って何するの?どんなところ?
不安いっぱいの子どもたちの心を癒してくれる絵本になるかもしれませんね。
知ってるって、強味です。
1/21(金)みんな元気になりますように・・・
1/14(金)またまた、100かいだてのいえ!!
1/14(金)ようこそ、大美野幼稚園へ!
1/13(木)言葉は世界を広げる!
冬休みから少しずつ紹介しているおすすめの図書。
たくさんの絵本から子どもたちは知らず知らずのうちに言葉と共に感じる力を受け取っていきます。
あと3か月で小学校に進学する年長さんにピッタリの絵本です。
「一年生になるんだもん」
この絵本の作家は、角野栄子さん。あの魔女の宅急便の作者でもあります。
春には一年生になるさっちゃん。入学前と入学式当日のことが描かれています。
「明日の入学式お天気かしら?」
「受け持ちの先生、どんな先生かな?」
「お友だちできるかな?」
夜空の星を見上げながらお母さんとお話をするさっちゃん。
不安と期待いっぱいのさっちゃんと寄り添うお母さん。
暖かな二人のつながりが素敵な絵本です。
〈角野栄子・文 大島妙子・絵 文化出版局〉
おすすめしてくれたのは、紫組担任の星山先生です。
1/12(水)寄り添うということ
あまりに当たり前のようだけど、親しき仲の人が一人でも自分にいるというのは、とても幸せなことであるし、どれだけ心の支えになっているのかとつくづく思う。
親しき仲の人に自分はどのように接しているのか。どんなふうに付き合っているのかと、ふと考えてみると、それはまあ、わがままをしてばかりだ。(中略)
もちろん、伝え合ったり、語り合ったり、感じ合ったりというシェアは大切だけど、それができない時もある。
そういう時や、なんでもない時を含めて、自分にいつも寄り添ってくれる人がいるというのは、なんて幸せなんだろうと思う。
何も言わずに寄り添い合う。そういう関係こそが本当の意味での親しき仲なのだろうな。
そして、そこに留まっているのではなく、寄り添って歩くということができたら、なんすてきなことなんだろうとも思った。
あなたには、寄り添い合う人はいますか。
寄り添って歩いている人はいますか。
私たちはついつい、伝えようとするあまり、多くの言葉を使いがちです。
伝える言葉も大切ですが、伝えようとする思いが強すぎて、うまく伝わらないこともあるんだろうなあと思いました。
元暮らしの手帳編集長でエッセイスト松浦弥太郎さん、なかなかいいですよ。
ちょっと心に響いたエッセイでした。
〈「伝わるちから」松浦弥太郎 小学館〉