お知らせ

4/15(木)ツツジの蜜標(みつひょう)

園長より|2021年04月15日 10時57分

例年より早めの開花にびっくりのツツジ。花びらの中にヒョウ柄のような模様があること気付いておられましたか?この斑点は「蜜標(みつひょう)」と呼ばれています。

   

この斑点が、昆虫に蜜の在りかを教え、ツツジの思惑通りに花粉を運んでもらうよう、ガイド役をはたしているそうです。

いろいろ考えられた花のひみつ、知らないとそれまでですが、知ると花を見る目も変わります。

4/14(水)しようと思うことは・・

園長より|2021年04月14日 14時40分

 毎日の習慣の一つに、帰宅後の朝ドラのビデオチェックがあります。朝ドラではなく夕ドラですね。今は大阪が舞台の「おちょやん」を見ています。

 

先日終戦を迎えた主人公の千代が、自分を演劇に誘ったイプセン人形の家、ノラの言葉を繰り返し叫び続けるシーンがありました。

「私はただ、しようと思うことは是非しなくちゃならないと思っているばかりです。」

「何よりも第一に私は人間です。ちょうどあなたと同じ人間です。少なくともこれかそうなろうとしているところです。」

「しようとおもうこと」をもっていること、とても大事で素晴らしいことだと思います。社会の流れの中でなんとなく時が過ぎてしまっていないか、生きていることを十分に楽しめているのか、自問しました。時代が違うとは言え、今この時を精一杯大切に過ごしたいと改めて感じながら15分間を過ごしました。

女性が一人の人間として世の中に存在できていなかった千代の時代、この言葉の重さは、今よりとても重いものがあったのだろうと思います。

今、生きているということを存分に楽しんでほしいものです。

 

4/13(火)不思議の泣き声!?

園長より|2021年04月13日 09時54分

朝9時、登園が始まると同時に、聞こえ始める別れの泣き声。8日の始業式の日から玄関ホールで繰り広げられる別れの儀式です。

ところが、登園時間が終わり、玄関ホールから保護者の方々の姿が消える9時30分、突然静寂が訪れます。この世の終わりかと思わせるほど響き渡っていた声が、波が静かに引いていくように、聞こえなくなります。ピアノの音が、朝の始まりを知らせます。

昨年は6月に分散登園からスタートし、4月の始まりを初めて体験した私にとっては驚きの風景でした。

うちの人と分かれて一人で出発!

頼もしく成長した、年中・年長さん、さすがの姿です。

行ってきます!先生と一緒に保育室へ!

おはようございます!挨拶もしっかりできました!

家の人の姿が見えなくなると、幼い子どもたちもそれなりに切り替えることができるのでしょうか。それとも、これじゃ声は届かないとあきらめるのでしょうか。言葉にすることができない子どもの声を確かめてみたくなります。体全体を使って思いを伝えようとする子どもたちの姿、なんだか愛おしくなります。

4/12(月)蓮華(れんげ)畑

園長より|2021年04月12日 12時44分

美原区にある府立美原高等学校の裏にある小さな田んぼに、れんげの花が咲いています。薄いピンクの花が緑の葉っぱに包まれて、とても美しい風景です。

れんげは、マメ科の植物で根に窒素を固定させる根粒菌をもっています。土壌を肥沃にするため、化学肥料の無かったころは、田植え前、肥料として育てていたそうです。日本の原風景、大切にしたいものですね。

〈これは、園のプランターで咲くれんげの花です〉

今年の暖かさは、花を一気に咲かせるようで、ツツジも間もなく満開。桜の後しばらくして咲くハナミズキも道を白やピンクに彩っています。園に来る途中の藤棚も、薄紫に染まっています。

順番に時間をかけて花を楽しみたい季節。慌ただしく咲きそろうのは少しもったいないように思います。とはいえ、今しか楽しめない様々な花。花の名を知っているともっと楽しめますよ。

4/9(金)試練を越えて

園長より|2021年04月09日 12時31分

東京オリンピック水泳会場で開催されている「競泳日本選手権」。先日バタフライ決勝でトップゴールをした池江選手の涙に、心打たれました。彼女が過ごした2年の月日を想像すると胸に迫るものがありました。

2019年2月白血病と診断された水泳の池江選手。その時語った言葉の中に「神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁ははいと思っています。」というものがありました。目の前に現れた大きな壁につぶされることなく挑み続けた彼女の姿は、大きな感動を運んできました。

決勝ゴールでの涙は、命の輝きを改めて伝えてくれたようです。

  

園で輝く子どもたちです。

4/8(木)わたしにできること!

園長より|2021年04月08日 11時31分

先日の朝刊に南米に伝わる民話「ハチドリのひとしずく」というお話が、社説の中でとりあげられていました。

燃える森に一滴ずつ水を落とすハチドリが、「そんなことをして何になるの?」と問われて、「私にできることをしているだけです」と答えた、という話です。ハチドリは、小さな小さな鳥です。花の蜜を吸うための小さなくちばしを使って水を運んで、火を消そうと挑戦し続けていたのです。

一人一人ができることは、確かにわずかなものです。けれど、それぞれの一滴が集まればいつか大きな力になります。「今できることを精一杯する!」とても素敵なことですよね。このことを忘れず、自分の力を信じて、歩ける強さが大事です。

いろいろな困難が立ちはだかる今、小さな力の集まりが尊いと思えます。

令和3年度、共に力を合わせて歩んでいきましょう!どうぞよろしくお願いいたします。

4/3(土)はじめまして!

園長より|2021年04月03日 10時35分

新しい大美野っ子の登場です。桜吹雪に包まれてたくさんのお祝いの声が聞こえてくるようです。

ドキドキしながらの大きなはじめの一歩です。

心配はあるけれど、なんとかなります「だいじょうぶ だいじょうぶ」〈講談社 いとうひろし 作〉

焦らず、のんびりそれぞれのペース「ぼちぼちいこか」の心もちで、あったかく見守ってまいりましょう。〈偕成社 マイクセイラー 作〉

大切なもの、一番いいものは、これからたくさん見つかります。

どうぞお楽しみに・・・

この部屋から,はじまります!

 

4/2(金)🌸桜吹雪にうっとり!

園長より|2021年04月02日 10時18分

「桜ばな 命いっぱいに さくからに 生命(いのち)をかけて わが眺めたり」

桜の花が命の力一杯に咲いているから、私も全身全霊をかけて眺めている。

これは太陽の塔を作った岡本太郎さんの母、岡本かの子さんの歌です。

この気持ち、ズンと心に響きます。まさに今、命の限り花を咲かせ緩やかな風舞い散る花びら。最高の準備が整いました。明日は入園式です。明るい未来を思い描くにはピッタリの季節です。

園庭では、プランターに春の花が勢ぞろいです。たくさんの祝福が聞こえてくるようです。

4/1(木)幼稚園には好きがいっぱいあった!

園長より|2021年04月01日 17時16分

  4月1日、新年度スタートの日です。新たな職員を迎え、チーム大美野元気な一歩を踏み出しました。

これからできる、新しいいいものを知恵を出し合い、楽しんでいきたいと思っています。

嬉しい話を一つお聞きください。

3月31日、卒園した子どもたちが園に挨拶に来てくれました。

その時

「大美野幼稚園には、ぼくの好きがいっぱいあった!」

とニコニコ笑顔で伝えてくれました。

なんて素敵な言葉なんでしょう。

「好き」って思えるものをたくさん感じさせた幼稚園は素晴らしい!

最高の誉め言葉をいただきました。

子どもたちの心の根っこをしっかりと育てる幼稚園めざし、今年も教職員一同しっかり前に進んでまいります。頑張る先生たちに温かなエールをよろしくお願いいたします。

 

3/29(月)一気に満開!

園長より|2021年03月29日 19時22分

みなさん、大変です!幼稚園玄関の桜が、一気に満開を迎えております。

今朝、府立農芸高等学校の桜並木がすっかりピンクに染まっている姿を見ながら、おそらく満開だろうなあと思っていたのですが、やはり案の定、満開でした。

4月3日(土)入園式までガンバレ!と応援しながらうっとり眺めました。