お知らせ

8/31(火)二百十日(にひゃくとおか)

園長より|2021年08月31日 09時55分

今日、8月31日は、雑節の一つ「二百十日」です。昔より「立春」から数えて210日目には、台風などの悪天候が多いことから警戒をしてきました。生活の知恵ですね。

この時期は、いよいよ稲が実り、穂を垂らすころです。

秋の収穫を目前にしての台風は一大事!

油断をしないよう戒めたのでしょうね。

穏やかに暮らすために伝わってきた多くの知恵。大切にしたいものです。

「二百十日」心引き締めて、二学期のスタートを切りたいと思います。

8/30(月)賑わいが戻る!

園長より|2021年08月30日 10時07分

今日は夏季保育の一日目。

久しぶりに園庭がにぎやかになりました。

夏休み中にすっかり日焼けした笑顔も沢山ありました。

9月1日から始まる2学期に向けて、心の準備は整っているようです。

コロナ禍が落ち着く様子がない中、悩ましさがなくなることはありませんが、新しい始まりに、ワクワクするそんな気持ちを大事にしたいと思っています。

新しい一歩、一緒に楽しめますように・・・

8/27(金)みんな、すくすく!

園長より|2021年08月27日 14時58分

通勤途中の道路わきからオクラ畑が見えます。夏のはじめの頃には。腰ぐらいの高さのオクラが行儀よく並んでいました。

夏の終わりの今、すっかり大きく成長したオクラは私の背丈より大きく育ち、緑のさわやかな林のようになりました。

田んぼの稲も、わずかに穂をのぞかせ、さわやかな緑の海が広がっています。

夏の日差しをたくさん浴びて、みんなすくすく成長中です。

来週には、いよいよ2学期がスタートです。

きっと子どもたちもすくすく大きくなったんだろうなあと、とても楽しみです。

まさかとは思いますが、年長さんに追い抜かされていませんように・・・

小学校の頃は、2学期のはじめ、背比べにやってくる子がたくさんいました。

ちょっとドキドキです。

8/26(木)千日紅(せんにちこう)

園長より|2021年08月26日 15時48分

『千日紅』は、炎天下でも元気に育つ優秀は草花です。

真夏から秋にかけて次々と開花し、花は色あせることなく長い期間咲き続けます。

まさに名前の通り、「千日、紅色が続く」ですね。

乾燥させても色を保ったままなので、ドライフラワーにも利用されます。

秋雨前線が消え、再び真夏のような晴天となった今日、園の玄関には紫色のポンポンが愛らしく咲きそろっています。

強い日差しに負けない、色あせない強さ、憧れます。

園に来られた際には是非ご覧ください。

8/25(水)シガシガ!

園長より|2021年08月25日 11時40分

ギリシャには、「σιγά-σιγά (シガ シガ)」という言葉があるそうです。

言葉の意味は「ゆっくりいこうよ!」

慌て者の私にはぴったりの言葉です。

紹介されていたのは、朝日新聞8/24付朝刊の「特派員メモ」です。

内容は、ギリシャのエーゲ海に浮かぶハルキ島の漁師さんの話でした。

生で食べられるハルキ島名物のハルキエビ。

朝から出航しとれたのは2.5キロ。1キロ25ユーロ(3300円)。

記者が、もっとたくさん仕掛けて稼げばいいのにと漁師さんに伝えたところ、なんと彼は微笑みながら「これで十分食べていけるんだ。そんなに働いてどうする?シガシガ!」と言われたそうです。

ですよね!今必要なことだけで十分なのに、なんだかいろいろ欲張りすぎて、忙しくしている自分の姿がちょっと残念に思える話でした。

記事を読んで、そうそう、9月からは「シガシガ」で行こう!と決心しました。

「せんせい、シガシガ!」

8/24(火)夏のおすすめ(17)

園長より|2021年08月24日 10時40分

『キャベツくん』

長新太/作・絵 文研出版

キャベツくんが歩いていると、向こうからやってきたのはブタヤマさん。

お腹がすいてフラフラのブタヤマさんはキャベツくんをつかまえて

「キャベツお前を食べる!」と言います。

あら、大変。でもキャベツくんはあわてません。

「ぼくを食べるとキャベツになるよ!」

すると空には、鼻がキャベツになったブタヤマさんが浮かんでいます

じゃあゴリラは?・・・

くり返し続くこの問答。何とも不思議な世界が広がります。

子どもたちは、次は、次はと、興味津々。

楽しんでくれること間違いなしです。

ほっこりする風景、最後のキャベツくんのやさしさがいいねと高岡先生お気に入りの一冊です。

8/23(月)処暑(しょしょ)

園長より|2021年08月23日 10時12分

8月23日は二十四節気の「処暑」

暑さが落ち着く頃という意味ですが、秋の停滞前線による長雨で少し涼しさを感じたものの、今日は蒸し暑くなりました。

晴天が戻ってくると再び、厳しい暑さになりそうです。

気候の変化に対応するのも大変です。一度涼しさのなれると戻る暑さが応えます。熱中症にも、要注意です。

園の玄関に咲く花は、今、盛りです。

鮮やかなビタミンカラーに元気をもらえます。

8/23(月)夏のおすすめ(16)

園長より|2021年08月23日 09時25分

『あとでって、いつ?』

宮野聡子/作・絵 〈PHP研究所〉

とっちゃんのお家はお総菜屋さん。

お迎えが来て保育園から帰っても、誰も遊んでくれません。

パパは配達、ママはお店で大忙し。

あそぼ!と言っても「あとで、あそぼ!」と返ってくるだけ・・・

我慢して我慢して、お部屋の中は大変なことに・・・

そういえば、大人は子どもによく使ってしまいますよね。「あとで」

健気なとっちゃんの姿に胸がチクッと痛みます。

この本の推薦者は、永田先生。子育て真っ最中です。

使いたくないなあと思いつつ、ついつい口にしてる言葉にドキッとして手にした一冊だそうです。

最後は、温かい家族の姿にホッとします。

8/20(金)きりなしうた

園長より|2021年08月20日 08時57分

ツクツクボウシの声が聞こえると、夏休みもあと少し。

この季節になると思い出すのが、谷川俊太郎さんの「きりなしうた」です。

谷川俊太郎さんと言えば、小学校6年生の国語の教科書に「生きる」という詩で出会った方も多いのではないかと思います。

  生きる   谷川俊太郎

 生きているということ いま生きているということ

 それはのどがかわくということ 

 木もれ陽がまぶしいということ

 ふっと或るメロディを思い出すこと・・・

記憶のどこかにありますよねきっと?

  

〈いきる 谷川俊太郎/作 岡本よしろう/絵 福音館書店〉

「きりなしうた」はその名の通り、終わりなく続く詩です。

その繰り返しがたまらなく楽しくて、ほほえましくて、生意気で・・

また始まりの言葉が、この時期にぴったりなんですよね。

 しゅくだいはやくやりなさい おなかがすいてできないよ

 ほっとけーきをやけばいい こながないからやけません

 こなはこなやでうってます こなやはぐうぐうひるねだよ

 みずぶっかけておこしたら ばけつにあながあいている

 ふうせんがむでふさぐのよ むしばがあるからかめません

 はやくはいしゃにいきなさい はいしゃははわいへいってます

 でんぽうってよびもどせ おかねがないからできないよ

 ぎんこういってかりといで はんこがないからかりられぬ

 じぶんでほってつくったら まだしゅくだいがすんでない

※しゅくだいはやくやりなさい おなかがすいてできないよ

長い詩にお付き合いいただきありがとうございます。

少し昔を思わせる掛け合いですが、口をついて出てくる詩です。

さて、みなさん、しゅくだいだいじょうぶですか?

元気に笑顔で過ごすことが、一番のしゅくだいです。よろしく!

8/19(木)つぶやき、いいね!

園長より|2021年08月19日 09時17分

14日朝日新聞の「あのね」で紹介されていた子どもたちのなんともほほえましい「つぶやき」。

なるほどねと感心してしまいました。きっとおおみのっ子たちもこんなつぶやきたくさんあるんだろうなあ、聞き逃したくないなあと思いました。

◆ものしり・・確かに子どもたちは思っている以上に物知りなのかもしれません。

●夕方、コウモリがたくさん飛んでいるのを見て、お母さんが「コウモリはお空を飛ぶけど、鳥さんの仲間じゃないんだよ」と言った。「知ってるよ!オバケの仲間なんだよね」〈5歳〉

♡いいでしょう。そうそう、ついつい知識を与えてしまう大人ですが、こんな発想、今しかできない貴重な見方ですよね。賢い!

●暑さのせい?オレンジ色に変身したゴーヤ。大事に育てているお兄ちゃんが心配している。私が安心させてあげた。「日焼けしただけやから、大丈夫やで」〈8歳〉

♡なんて素敵な妹なんでしょう。大阪弁も完璧です。ところで、もも組前のゴーヤも日焼けしてるかな?確かめてみてください。

子どもたちの真剣なつぶやきは貴重です。今しかない上等の感性です。お家で「ん?いいね~」のつぶやきがあればぜひご紹介ください。職員室でお待ちしています!

いろんなことに興味津々!

ほら、つぶやいていそうな子どもたちがたくさんいます!