4/14(水)しようと思うことは・・
毎日の習慣の一つに、帰宅後の朝ドラのビデオチェックがあります。朝ドラではなく夕ドラですね。今は大阪が舞台の「おちょやん」を見ています。
先日終戦を迎えた主人公の千代が、自分を演劇に誘ったイプセン人形の家、ノラの言葉を繰り返し叫び続けるシーンがありました。
「私はただ、しようと思うことは是非しなくちゃならないと思っているばかりです。」
「何よりも第一に私は人間です。ちょうどあなたと同じ人間です。少なくともこれかそうなろうとしているところです。」
「しようとおもうこと」をもっていること、とても大事で素晴らしいことだと思います。社会の流れの中でなんとなく時が過ぎてしまっていないか、生きていることを十分に楽しめているのか、自問しました。時代が違うとは言え、今この時を精一杯大切に過ごしたいと改めて感じながら15分間を過ごしました。
女性が一人の人間として世の中に存在できていなかった千代の時代、この言葉の重さは、今よりとても重いものがあったのだろうと思います。
今、生きているということを存分に楽しんでほしいものです。
4/13(火)不思議の泣き声!?
朝9時、登園が始まると同時に、聞こえ始める別れの泣き声。8日の始業式の日から玄関ホールで繰り広げられる別れの儀式です。
ところが、登園時間が終わり、玄関ホールから保護者の方々の姿が消える9時30分、突然静寂が訪れます。この世の終わりかと思わせるほど響き渡っていた声が、波が静かに引いていくように、聞こえなくなります。ピアノの音が、朝の始まりを知らせます。
昨年は6月に分散登園からスタートし、4月の始まりを初めて体験した私にとっては驚きの風景でした。
うちの人と分かれて一人で出発!
頼もしく成長した、年中・年長さん、さすがの姿です。
行ってきます!先生と一緒に保育室へ!
おはようございます!挨拶もしっかりできました!
家の人の姿が見えなくなると、幼い子どもたちもそれなりに切り替えることができるのでしょうか。それとも、これじゃ声は届かないとあきらめるのでしょうか。言葉にすることができない子どもの声を確かめてみたくなります。体全体を使って思いを伝えようとする子どもたちの姿、なんだか愛おしくなります。
4/12(月)蓮華(れんげ)畑
美原区にある府立美原高等学校の裏にある小さな田んぼに、れんげの花が咲いています。薄いピンクの花が緑の葉っぱに包まれて、とても美しい風景です。
れんげは、マメ科の植物で根に窒素を固定させる根粒菌をもっています。土壌を肥沃にするため、化学肥料の無かったころは、田植え前、肥料として育てていたそうです。日本の原風景、大切にしたいものですね。
〈これは、園のプランターで咲くれんげの花です〉
今年の暖かさは、花を一気に咲かせるようで、ツツジも間もなく満開。桜の後しばらくして咲くハナミズキも道を白やピンクに彩っています。園に来る途中の藤棚も、薄紫に染まっています。
順番に時間をかけて花を楽しみたい季節。慌ただしく咲きそろうのは少しもったいないように思います。とはいえ、今しか楽しめない様々な花。花の名を知っているともっと楽しめますよ。
4/9(金)試練を越えて
4/8(木)わたしにできること!
先日の朝刊に南米に伝わる民話「ハチドリのひとしずく」というお話が、社説の中でとりあげられていました。
燃える森に一滴ずつ水を落とすハチドリが、「そんなことをして何になるの?」と問われて、「私にできることをしているだけです」と答えた、という話です。ハチドリは、小さな小さな鳥です。花の蜜を吸うための小さなくちばしを使って水を運んで、火を消そうと挑戦し続けていたのです。
一人一人ができることは、確かにわずかなものです。けれど、それぞれの一滴が集まればいつか大きな力になります。「今できることを精一杯する!」とても素敵なことですよね。このことを忘れず、自分の力を信じて、歩ける強さが大事です。
いろいろな困難が立ちはだかる今、小さな力の集まりが尊いと思えます。
令和3年度、共に力を合わせて歩んでいきましょう!どうぞよろしくお願いいたします。
4/3(土)はじめまして!
4/2(金)🌸桜吹雪にうっとり!
4/1(木)幼稚園には好きがいっぱいあった!
4月1日、新年度スタートの日です。新たな職員を迎え、チーム大美野元気な一歩を踏み出しました。
これからできる、新しいいいものを知恵を出し合い、楽しんでいきたいと思っています。
嬉しい話を一つお聞きください。
3月31日、卒園した子どもたちが園に挨拶に来てくれました。
その時
「大美野幼稚園には、ぼくの好きがいっぱいあった!」
とニコニコ笑顔で伝えてくれました。
なんて素敵な言葉なんでしょう。
「好き」って思えるものをたくさん感じさせた幼稚園は素晴らしい!
最高の誉め言葉をいただきました。
子どもたちの心の根っこをしっかりと育てる幼稚園めざし、今年も教職員一同しっかり前に進んでまいります。頑張る先生たちに温かなエールをよろしくお願いいたします。