お知らせ

8/27(木)雨ニモマケズ・・・

園長より|2020年08月27日 07時30分

今日、8月27日は『雨ニモマケズ』で有名な宮沢賢治が誕生した日と言われています。 

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている・・・(後半省略)

 この詩の最後の一文、「そういうものに私はなりたい」を読むと、生きることの重さと尊さをしみじみと感じます。私は小学生のころ全文を覚えました。きっかけは何だったのかもう忘れてしまいましたが、今も覚えている詩です。幼いころはきっと意味など分からずに唱えていたのでしょうが、そのころに覚えたものは今も忘れず残っています。新たなことはなかなか覚えられませんが、すごいことですよね。

時には、味わって声に出して読んでみるのもいいものです。

8/26(水)『大阪うまいもんのうた』《本の紹介》

園長より|2020年08月26日 15時56分

「大阪うまいもんのうた」 

    長谷川義史・作  佼成出版社

大阪を紹介するには、ドンピシャの情報満載です。

楽しい音楽に合わせて歌って踊れる楽しい絵本です。

ご存知ですか?

1.大阪にはうまいもんがいっぱいあるんやで〜

  たこ焼き ぎょうざ お好み焼き 豚まん!

2.大阪にはうまいもんがいっぱいあるんやで〜

  イカ焼き バッテラ 粟(あわ)おこし おこしやす!

3.大阪にはうまいもんがいっぱいあるんやで〜

  かに道楽 くいだおれ もんじゃ焼き なんでやねん!

8/26(水)みんな不安、互いを思いやり温かな行動を

園長より|2020年08月26日 09時13分

 昨日、多くの小中学校における二学期の開始にあわせ、文部科学大臣より新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けた、メッセージが出されました。

 解明されない未知のウィルスに対する不安は、すべての人に共通するものです。様々な立場や状況のもと不安を抱えなら生活を送らざるを得ないのが現状です。とはいえ、現時点での科学的な 知見や見解に基づいて、正しく向き合うことが必要なのは言うまでもないことです。

 まだ十分な理解をするには困難な子どもたちの健やかな生活を守るために、本園においても子どもたちにどのように伝え、充実した活動をどのように進めていくのか、常に最善を考え、行っているところです。より良い教育を求めて歩む園に、ご理解とご協力をお願いいたします。

『人々の優しさはウイルスとの闘いの強い武器になりま す』

文部科学省より出された文書は、以下のリンクでご覧ください。

https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00122.html

 

8/25(火)『しろくまのパンツ』《本の紹介》

園長より|2020年08月25日 13時47分

『しろくまのパンツ』 ブロンズ新社 発行

 tupera  tupera(ツペラ ツペラ)作

赤いパンツをはいたちょっと細長い絵本です。

パンツを丁寧に脱がしてからお読みください。

あら、大変!しろくまさんのパンツがなくなっちゃいました。

やさしいねずみさんが一緒に探してくれることになったのですが・・・

しましまのパンツ、かわいい花がらのパンツ、へんてこりんな水たまのパンツ

いろんなパンツがありましたが、みんな違います・・・こまった、こまった。

物語のラストには、あっとおどろく発見が!

なんだと思いますか?読んでみてくださいね。

追伸:この絵本、カバーになってるパンツが破れたりなくなってしまったときには、「パンツ希望」と書いて出版社に送ると、新しいパンツがいただけます!すっごいでしょ。

 

8/25(火)自分と未来は変えられる

園長より|2020年08月25日 08時53分

『失ったものを数えるな。

    残された機能を最大限に活かせ』

 この言葉は、パラリンピックの父と言われる医師ルードウィッヒ・グッドマン博士の言葉です。失ったことを受け止め、残された機能をどう活かすかを考えることが大切なのですよね。それは誰であっても同じことです。

 8月24日開会式を迎えるはずだった東京2020パラリンピック大会は、1年延期となりましたが、さまざまな困難を乗り越えてきた選手たちには、今できることに精一杯挑戦してほしいと思っています。

「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えることができる」

私たちの挑戦も、ずっと続きます。

8/24(月)『富士山うたごよみ』《本の紹介》

園長より|2020年08月24日 10時55分

『富士山うたごよみ』  福音館書店

 俵万智 短歌・文  U・G・サトー 絵    

 富士山をモチーフに、立春・大暑・秋分・冬至など「二十四節気」をうたったとても素敵な絵本です。豊かな色どり、心安らぐ短歌、インテリアにもなる一冊です。今日の絵本は、ぜひ豊かな四季の移ろいを感じながら、穏やかな心での子育てをめざす保護者の皆様におすすめします。

 

 

8/24(月)あたりまえだけど、とても大切なこと

園長より|2020年08月24日 10時41分

『あたりまえだけど、とても大切なこと

    〜子どものためのルールブック〜』

 ロン・クラーク著 亀井よし子訳 草思社刊

著者のロン・クラークは、アメリカの小学校教員です。20年近く前のベストセラーですが、大切なことは変わりません。小学校でもよく伝えていましたが、改めて大人こそ、この姿を子どもたちに示したいものだと思っています。子どもたちに伝えながら、自分の姿も振り返ってみませんか?

◎50の中からいくつかを紹介します。
✴︎相手の目を見て話そう。
✴︎だれかがすばらしいことをしたら拍手をしよう。
✴︎人の意見や考え方を尊重しよう。
✴︎何かをもらったら三秒以内にお礼をいおう。
✴︎ できるかぎり整理整頓をしよう。
✴︎人の名前をしっかりおぼえよう。

最近、人の名前がなかなか覚えられなくて、随分失礼なことしています。名前を知っているって大切です。覚えていただいていると、やっぱりなんだかうれしいものですから・・・人と人のつながりって本当に些細なことから始まるものです。心掛けたいことがたくさんあります。

8/21(金)『だるまちゃんとてんぐちゃん』《本の紹介》

園長より|2020年08月21日 08時07分

『だるまちゃんとてんぐちゃん』 加古里子 作・絵 福音館書店

永遠の名作シリーズの第一巻です。

丁寧で細かな道具の絵が飛び切りの作品。

友だちのてんぐちゃんが持っているものが、なんでもほしくなってしまうだるまちゃん。

何とかしてやりたいと、頑張るお父さん。

なんてすてきなんでしょう。そのあとに出てくる答えは・・・

小さないろいろな道具を知ることも楽しい絵本です。

今はあまり見なくなった道具がたくさん出てくるので解説も大変ですが、

これって何だろうと親子で調べながら読むのもいいですよ。

これは、シリーズ第二作!

加古さんの、懐かしいタッチの絵もお気に入りです。

 

 

8/21(金)『処暑(しょしょ)』《二十四節気》

園長より|2020年08月21日 07時49分

「危険な暑さ」「命にかかわる酷暑」など、とんでもない言葉が飛び交う夏になりました。

今年は例年以上に、天気予報から知らされる気温に驚かされました。

これまでは、もっと緩やかに季節が進んでいたように思うのですが、どうなっているのでしょうね。

とはいえ、季節を表す豊かな言葉は忘れてしまいたくないものです。

8月23日は二十四節気の一つ『処暑(しょしょ)』。暑さがおさまるという言う意味です。日中はまだまだ暑いものの、朝晩の涼しさが少し感じられるようになります。きっと、なるはずです。

季節の変化を感じる心、なくしたくないですね。

8月20日、夕刻の空です。少し、秋を感じます。

8/20(木)『花さき山』《本の紹介》

園長より|2020年08月20日 09時53分

『花さき山』

斉藤隆介:作 滝平二郎:絵  岩崎書店

ある日、山菜を取りに行ったあやは、山姥のいる山奥にまで行ってしまいます。

すると、一面に美しい花が咲き乱れていました。

なぜ、こんなに美しいのかと、山姥に問うと・・・ 

「自分のことより、人のことを思って辛抱すると、その優しさと健気さが

花となって咲き出す。それがこの花さき山だ」と教えてくれました。

山から帰ったあやは、このことを話しましたが誰も信じてはくれません。

でも、あやはその後時々、

「あっ今、花さき山でおらの花がさいているな」と思うことがあるのでした。

 

※方言で書かれているので少しわかりづらいかもしれませんが、

時にはしっとり、静かに集中してお話を聞いてほしいと思っています。

年長さんにお勧めの一冊です。優しい心がたくさん生まれるとうれしいですね。