お知らせ

6/17(木)たどたどしい文字で・・・

園長より|2021年06月17日 11時32分

「おこだでませんように」と書かれた七夕の小さな短冊。きっと毎日、怒られてばかりの子がかいたのでしょうね。

「ぼくはいつも おこられる。いえでもがっこうでも おこられる。」とつぶやく男の子の言葉から始まる絵本です。

《くすのきしげのり・作/石井聖岳・絵/小学館》

毎年この季節になるといつも思い出す一冊。昨年も紹介していたかもしれませんが、子どもたちにというより、是非、保護者の方々に手に取っていただきたい一冊です。

小さな胸にいろんな思いを詰め込んで過ごす子どもたちのこと、想像できる大人でありたいものですね。

今、園でも七夕に向けて飾りをつくり始めています。間もなく短冊に願い事もかきます。どんな願い事がかかれるのか、ちょっと楽しみです。

 

6/16(水)今、一番ほしいもの

園長より|2021年06月16日 12時20分

先日、本屋さんでふと目についた文庫本がありました。向田邦子のベストエッセイです。航空機事故で亡くなられてから40年。随分な時間が流れたんだなとしみじみ感じて手に取りました。

《向田邦子 著・ちくま文庫》

その中の「手袋をさがす」に「これ一冊あれば無人島に行っても飽きない、という本にも巡り合わず、これさえあればほかのレコードいらないという音も知らず、それは、生涯の伴侶たる男性にもあてはまのです。多分私は、ない物ねだりをしているのでしょう。」というものがありました。

わたしも改めて今、一番欲しい物、大切なものを考えてみましたが、一つに決めることはできませんでした。これさえあればなんてものは、きっと一生巡り合うことはないのではないでしょうね。

その時々に大切なものがあれば、十分。

今は我が家の玄関に咲く白いあじさいです。

この白色、心に染みます。

6/15(火)雑談力

園長より|2021年06月15日 14時43分

マスクにアクリル板越しの会話が当たりまえの風景になったこの1年。人との関わり方が少しずつ変わってしまったように感じます。

あいさつの後のプラスα(アルファ)。

「おはようございます。今日は少し蒸し暑いですね。」といったところでしょうか。長い話はちょっと、とそれさえ、はばかられるのはとても寂しい気がします。「あのお店の〇〇おいしいんですよ!」「最近読んだ本なんですが、結構面白っくって、はまりました!」なんて情報の交換も雑談ならではよさではないでしょうか。

雑談に目的があるとしたら、人と言葉を交わすことで人間関係を温めること。短くていいのです。10~30秒を楽しむ、これで十分です。

《子どもたちは何を話しているのかな?》

関りをもちにくくなった今だからこそ、近所の人と、職場の人と、友だちと、ほんの身近な短い会話を大切にしたいと思います。

 

6/14(月)稲光と雷鳴

園長より|2021年06月14日 11時28分

昨夜、突然の雨に稲光、続く大きな雷鳴に目が覚めてしましました。

雷と言えば、梅雨の終わりを告げる頃と夏の終わりのイメージが強いのですが、梅雨真っ最中の雷は驚きでした。

ところで、空をジグザグに割く稲光。ふと、「なぜ稲」なのと、その名が気になり国語辞典を引いてみました。

「稲光」の雅語は「稲妻(いなずま)」といい、古来、稲光によって稲の穂が孕むと信じてられていたことからこう呼ばれているとのことでした。

農耕を生業とする日本らしい表現だったのですね。

さて、今日は夜の稲妻によって、どうやら踏切の信号に不具合が生じたようで、園バスが予定通り運行できませんでした。

バス利用の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。お忙しい時間にも関わらず、早々に対応いただきありがとうございました。

6/11(金)梅干し一個!

園長より|2021年06月11日 11時50分

少し暑さが増してくると、すぐに食欲が減退します。これにはきっと個人差があるのでしょうが、私の場合は、はっきりと表れてきます。

そこで役に立つのが「うめぼし」なのです。毎日1個、食事の際に一緒にいただきます。すると、心持ちすっきりします。

わたしだけの健康法?お試しください。

梅の季節になりました。店先に青くてぷっくりとした梅が並んでいます。

 

6/10(木)これはきっと役に立つ!

園長より|2021年06月10日 12時03分

おこりたくなったら・・・

かなしくなったら・・・

はずかしかったら・・・きみは、今日どんな気分?

人にはいろんな気分があります。それを自分でコントロールできるとちょっと安心。心の中にあるもやもやが通り過ぎるのを待つよりも、うまく追い出す方法を知っていれば、早く楽になれますよね。

自分の力で解決する方法があるんです。それは・・・

「息のしかた」の工夫です!

1 口からいっぱい息を吸ってお腹をふくらます。

2 息を止めて、もやもやのことを考える。

3 鼻から息を全部吐き出して、もやもやした気分を追い出す。

これを3回繰り返す。そうすれば、心にキラキラおひさまが差します!

ニッコリ気分が続けば幸せ!

《ガストンのきぶんをととのえるえほん 

 文・絵 オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ》

保護者の方から紹介いただいた本です。園でも子どもたちに読み聞かせとして使い始めました。知っていれば助かること、一度お試しくださいませ。大人の私たちにも役に立ちそうです。

6/9(水)お誕生日おめでとう!🎂

園長より|2021年06月09日 13時14分

今日は、大美野幼稚園の創立記念日です。

昭和10年(1935年)4月、園児16名で開園した幼稚園。

昭和10年6月9日、この日に幼稚園舎を兼ねた大美野会館ができました。

大美野連合会が地域の幼児教育を司る組織として立ち上げた本園も今年で86歳になりました。

朝、おめでとうのメッセージとお誕生日ケーキが届きました。ありがとう!とても嬉しく思いました。これからも、ずっとずっとよろしくお願いいたします。

来年入園予定の弟君がケーキをもってきてくれました。

6/7(月)なるほど、ほっこり!

園長より|2021年06月07日 10時59分

日曜日朝刊、朝日歌壇で見つけました。

「はじめての6時間目の木曜日かえったらママとカルピスをのむ」

わかるなあ、頑張ってたんだろうなあと思わず微笑んでしまいました。

小学校入学後の子どもたちの緊張感、きっととても大きなものなのでしょうね。

映像が浮かぶような短歌です。

さて、本園では、先週4クラスが風邪の症状による学級閉鎖となりました。

今日から全員復活をめざしていたのですが、年少めろん組さんでは、状況に変化がなく、2日間の延長をせざるを得ませんでした。少し寂しい月曜日です。

早くみんなが元気になりますように・・・今日はとてもいい天気です。

6/4(金)芒種(ぼうしゅ)

園長より|2021年06月04日 12時07分

明日、5日は二十四節気「芒種」です。「芒」は、イネ科の植物の先にある毛の部分をさします。稲の種をまく時期という意味です。

水田に植える苗は、今、苗代で大きく育っています。水を引いた田の脇にある緑鮮やかな苗代、季節を感じさせてくれます。

今日の雨は、稲づくりには恵の雨になるのかもしれません。

豊かな自然に目を向ける穏やかな心、なくさないようにと思っています。

今朝、菖蒲の花をたくさん咲かせておられる家を見つけました。

優しい心になれました。

6/3(木)日傘

園長より|2021年06月03日 13時46分

最近、通勤途中に出会う小学生の中に日傘をさして登校する姿が見られます。

日差しの強さを避けるためなのでしょうね。そういえば、隣の子どもとの距離も確保できているようです。あれやこれやのメリットからか、利用者が多くなっているようです。

「おっ、子どもが日傘!」とはじめは驚いていたのですが・・・。

雨が降れば傘をさす、日差しが強ければ傘をさす、なのでしょうね。

世の中、どんどん変わっています。

(子ども・日傘・画像より)