お知らせ

8/5(水)祝婚歌

園長より|2020年08月05日 08時48分

 時々ふと思い出す詩があります。

声に出して読むと涙が溢れます。

 

『祝婚歌』  吉野 弘

二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで 疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には 色目を使わず

ゆったり ゆたかに

光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら

生きていることのなつかしさに

ふと 胸が熱くなる そんな日があってもいい

そして なぜ胸が熱くなるのか

黙っていても 二人にはわかるのであってほしい

※毎日、次々と花を咲かせるハイビスカスです。

まもなく、立秋。時は確実に過ぎていきます。

8/4(火)100万回生きてねこ《本の紹介》

園長より|2020年08月04日 11時15分

『100万回生きたねこ』 佐野洋子 作・絵  講談社

 主人公のねこは、ある時は国の王のねこ、船乗りのねこ、サーカスの手品使いのねこ、小さな女の子のねこ・・・100万回生まれ変わっていろいろな飼い主のもとで死んでいきました。飼い主は悲しみましたが、主人公のねこは平気。飼い主のことを好きではありませんでしたから・・・

 ある時、このねこは誰のねこでもありませんでした。そんな時出会った自分に関心をしめさない「白いねこ」。この出会いが、主人公のねこの心を変えていきます。

 誰かを大切に思う心と、生きることについて親子で考えてみませんか?

 大好きで、とても大切に感じている一冊です。

これが、主人公を変えた、大切な「しろねこ」です。

 

 

8/3(月)そらいろのたね《本の紹介》

園長より|2020年08月03日 12時37分

『そらいろのたね』

中川李枝子(文)大村百合子(絵)福音館書店

ゆうじくんがきつねと交換した「たからもの」は、「そらいろのたね」。

もらった「たね」を育てると、おもちゃのような小さな青い家が現れました。毎日「おおきくなあれ」と育てていると・・・なんと!

大きく育った青い家を見つけたきつねが、「僕の宝物を返して!」とやってきます。

さて、その後は・・・どうなっっちゃうのでしょうか?

夏休み、子どもと一緒に絵本を楽しんでみませんか?

幸せで優しい気持ちになれますよ!

8/3(月)マリーゴールド

園長より|2020年08月03日 10時58分

マリーゴールドが満開です。

黄色い元気な花は、暑い夏の日にぴったりです。

♪麦わら帽子の君が揺れたマリーゴールドに似てる

あれは空がまだ青い夏のこと♪

昨年度、登美丘西小学校の「卒業生を送る会」で教員が卒業生にプレゼントする予定だったあいみょんの「マリーゴールド」という曲です。リコーダー担当で、一生懸命練習をしたのですが、コロナ禍の中、生で子どもたちに届けることはできませんでした。心にしみるメロディーにすっかりお気に入りの一曲になりました。

今朝、マリーゴールを見ながら、2月からのいろいろな出来事が、マリーゴールドに重なって思い出されました。

ようやく始まった夏休み、太陽の元気をもらって楽しいことを数えながら過ごしたいものですね。

園の玄関で元気に花を咲かせています!

 

7/31(金)1学期終業式に・・・

園長より|2020年07月31日 10時47分

6月から始まった1学期も今日が最後の日になりました。

たった二か月でしたができるようになったことたくさんありましたね。

まずは年少さんのこと

1 家の人と泣かずに行ってきますができるようになりました。

2 靴を一人で履けるようになりました。

3 転んでも泣かずに立ち上がることができるようになりました。

次は年中さん

1 元気な声と笑顔で挨拶ができるようになりました。

2 のりやはさみ、絵の具が上手に使えるようになりました。

3 音楽に合わせて響く声で歌えるようになりました。

最後は年長さん

1 よい姿勢で先生のお話が聞けるようになりました。

2 友だちと協力して活動できるようになりました。

3 友だちに「大丈夫?」とやさしい声をかけられるようになりました。

こんなにたくさんの、できるようになったことがあります。

私は、毎日、みなさんの素敵な姿を見つけることができました。

今、とても幸せな気持ちです。大美野幼稚園にきてよかったと思っています。

みなさんは、気づいていましたか。

今日は、どれだけのことができるようになったか、おうちの人と一緒に数えてみましょう。

楽しい時間になりますよ。

一人でできるようになったこと、たくさんありますよ!

 

 

7/30(木)青いミカン

園長より|2020年07月30日 14時25分

通勤途中の畑にミカンの木が植えられています。

木をよく見ると緑の葉の間から青い実がのぞいていました。

サンサンと降り注ぐ光の中に元気に輝く実は、まるで子どもたちの姿ようです。

いつまでも梅雨が明けない今年ですが、やっと梅雨明けの声が聞こえそうですね。青いミカンが、さわやかな風を運んでくれた朝でした。

 

 

7/29(水)してみせて言って聞かせて

園長より|2020年07月29日 12時44分

「して見せて、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」人を育てる時に心がけたいことが、分かりやすく伝えられています。

この言葉は、上杉鷹山の言葉をベースに山本五十六が分かりやすく伝えたものと言われています。

「してみせて」は、簡単なようで難しいことです。手本はとても重要です。憧れの姿となる大人、心して行動したいものですね。

もうすぐ夏休み。子どもたちは、驚くほどしっかりと大人の姿を見つめています。注意する前に理想の姿を見せてやりたいものです。そして、できたときにはしっかりと褒めてやってくださいね。

これぞ、夏休み!という風景です。いかがでしょう?

充実した夏をお過ごしください。

7/27(月)希望の炎!

園長より|2020年07月27日 10時33分

昨年2月、白血病がわかり闘病することになった競泳選手池江璃香子さん。「神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。」とメッセージを送りました。その彼女が、病を克服し、延期となった東京2020開会式の前日、再び熱いメッセージを伝えました。

本当なら今夏、東京に世界から多くのアスリートが集い、華やかに開催されるはずだったオリンピック。大きな目標が突然目の前から消えた選手の思いは、観戦者でしかない私でさえ想像できることでした。思い描いていた未来が一夜にして別世界のように変わってしまった彼女にはさらに、痛さを伴って共感できるものであったに違いありません。「さまざまな人の支えの上にスポーツは存在する。スポーツは人に勇気や絆をくれるもの。」「逆境から這い上がっていくときには、どうしても希望の力が必要だ。希望が遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても、前を向いて頑張れる。」

記録を次々と塗り替え体格も逞しさを加えていたころに比べると、すっかり細く透き通るように美しくなった姿ではありましたが、新たな光に向かって挑む力強い瞳の力が心に強い感動を与えてくれました。

一年後、本来開会式が行われるはずであった会場に、希望の炎が輝いていてほしいと改めて強く思いました。素敵なメッセージをありがとう、池江選手。

 

7/22(水)大暑(たいしょ)

園長より|2020年07月22日 13時13分

今日22日は、二十四節気「大暑(たいしょ)」です。

例年ならばこのころが梅雨明けの時季となります。今年は少し遅れて、来週ぐらいになるということです。

いよいよ、本格的な真夏の到来。今年も暑くなりそうですね。

大美野ロータリーにある噴水、涼を誘うために流れてくれると嬉しいのですが、水の使い方も難しいですね。

園では、昼休みのわずかな時間ですが、ミストが大活躍中です。

空を横切るのが、ミストの管です。

7/21(火)土用の丑(うし)

園長より|2020年07月21日 12時57分

朝から年長組で話題になってるのが「うなぎ」でした。

子どもたちの情報にびっくりです。食の文化は連綿とつながっているようです。例年ならば、今日から「夏休み」。健康で楽しい夏を過ごすための元気の素「うなぎ」を食べて頑張ろう!の日ですよね。

「丑の日」の「う」がつくものを食べると元気になる、うなぎ屋さんの作戦、大成功で今も続く文化になったようですね。

今日は、躾作法の時間の話題にもなっていました。気づけば間もなく「立秋」夏のさかりもあと少しです。