4/18(月)これ、なんの花?
花壇に咲き乱れる花も素敵ですが、道端に咲く花も今を盛りに輝いています。
ラピスラズリの青い色、小さくて愛らしい花「大いぬのふぐり」を見つけました。ネモフィラに似た、小さな星型の花をつけています。というわけで、別名「星の瞳」ともいうそうです。
「いぬのふぐり」は、花の後につく種が、犬の睾丸つまり、ふぐりに似ていることからその名がついたと言われています。名付けたのは、日本の植物学の父と言われる、牧野富太郎博士。愛らしい姿なのに、ちょっとかわいそうな気がしますね。
いぬふぐり星のまたたくごとくなり 高浜虚子
俳人の虚子は、やはり星と見たようです。
雑草と言いう名のくくりで見逃すのではなく、それぞれにつく名は何かなと、一緒に歩いて調べてみると、いろんなことに興味を示す子に育つのかもしれません。
おためしを・・・
追伸:名づけの親、牧野富太郎博士の生涯を描いた「ボタニカ」(朝井まかて作)という本が出版されました。土佐生まれ「何とかなるろう」の精神で生き抜いた姿を追いかけてみたいと思っています。今、読みたい本のナンバー1です。
4/15(金)桜が、大変です!
4/14(木)幸せの時間
水槽から逃げ出した金魚が、いろんなところに隠れています。
あれ?金魚はどこ?まごまごしながら読み進めると、
「ほら、ここにいるよ!」
ちょっと誇らしげに、指をさす子の姿があります。
「次はどこにいるのかな?」
とページをめくりながら、読み手と一緒に楽しめます。
何の絵本だかわかりますか?
色鮮やかな絵が人気の、五味太郎作「きんぎょがにげた」(福音館書店)です。
絵本の読み聞かせの醍醐味は、こんなやり取りにあります。
子どもに寄り添って、一緒に楽しむ時間は「幸せの時間」です。
大美野幼稚園には、アイドル金魚が玄関で毎日子どもたちを待ってくれています。
「きんぎょがにげた」子どもたちと一緒にお楽しみください。
4/13(水)百花繚乱(ひゃっかりょうらん)
パンジー、チューリップ、スイセン、八重桜、つつじ、花水木、藤の花・・・
通勤途上で目に飛び込んでくる春は、まさに百花繚乱!
特に今年は、一気に咲き乱れているように思います。
花を散らした桜の木には、鮮やかな若い緑の葉が顔をのぞかせて、また華やかさが増すようです。
新学期を迎え、希望に胸を膨らませている子どもたちの姿に重なります。
生き生きとした芽生えの季節は、いいものです。
幼稚園玄関の桜。花はそろそろ終わりです。
追伸
認知症を患う母との関係を描いた川村元気の「百花」。空に広がる花火の美しい思い出を表題にした作品です。春の華やかさとは全く別の世界ですが、目を背けては通れない道なんだろうなあと、切なく心に響く小説でした。
4/12(火)信号がずっと青!?
今朝、卒園生の登校する姿が見たくて、登美丘西小学校周りで出勤しました。
横断歩道近くで、ほんのちらりとでも子どもたちに会えるといいなあと思ったのですが、新道の五差路も学校前の横断歩道も、こんな日に限って信号がずっと青!
スイスイと止まることなく小学校前を通り過ぎてしまいました。
何人かの子どもたちの姿を見ることはできましたが、私服でマスク姿の中から、おおみのっ子を探すのは至難の業です。
よそ見をしながらの運転は危険です。「気になるけれど、信じて見守る!」こちらの方が大切ですね。
4月6日(水)~15日(金)の10日間は、交通安全週間です。子どもたちに命を守る大事なルールを伝え、よいお手本を示さなければならない大切な期間です。
注意しながら、旅立っていった子どもたちの登校する姿、見守っていきたいものです。
横断歩道では、止まる!見る!聞く!待つが、合(愛)言葉です。
《大美野幼稚園にこいのぼり 登場》
4/11(月)始まりの日!
快晴、さわやかな一日が始まりました。
・・・予想以上の気温上昇にちょっと行き過ぎ感は否めませんが。
桜の木には若葉の緑が彩りを添え始めました。
生き生きとした姿は子どもたちと一緒です。
年長組では早速、体育指導の開始です。
新しい先生とのかかわりを探りつつ、思う存分体を動かして、楽しむ姿が頼もしく思えました。
幼児教育始まりのを支えた「倉橋惣三」さんの論文には、
「子どもは一人ひとり尊重され、生活の中でやりたいことに真剣に取り組んで遊ぶことが肝要」と保育理念が示されています。
まさに、「子どもの仕事は遊ぶこと」ですよね。
ことしの大美野幼稚園の合言葉「やってみよう」でのびのび育ってくれる姿を楽しみにしたいと思っています。
4/8(金)ひこばえ
4/1(金)新しい朝!
4月1日は、特別な日。
教育にかかわって過ごしているものにとって、
「よし、行くぞ!」の気持ちを新たにする日です。
この日になると頭によぎるのが、
「春風や闘志いだきて丘にたつ」という高浜虚子の句です。
この思いをなくさず、しっかり前を見つめて歩き始めたいと思っています。
さて、満開の桜に包まれて令和4年度がスタートです。
大美野幼稚園では、明日2日、新しいお友だちを迎えます。
今頃は、ワクワク、ドキドキしながら明日の朝を待ってくれていることと思います。
何もかもが新しい、そして、きっと何もかもが「えらいこっちゃ」の生活が始まります。
やったことないことがいっぱいの幼稚園は、いずれにせよ「えらいこっちゃ」の連続です。
3歳の子どもはもちろん、この子の親になって3歳の大人も同じです。
でも、「えらいこっちゃ」と言ってみるだけで、ちょっと気持ちが楽になります。
「えらいこっちゃ」を楽しむ!
「えらいこっちゃ」はワクワクの始まりです。
わかる、わかるがいっぱい詰まったこの本が、今、お薦めです。
「えらいこっちゃのようちえん」
かさいまり 文・ゆーちみえこ 絵《アリス館》
子どもも、大人も、先生も「えらいこっちゃ!」
たくさんの新しい「えらいこっちゃ」を一緒に楽しみましょう!
3/25(金)春休みなんだ!
通学路から小学生の姿が消えました。
「あれ?今日は少し遅くなったかな?」
「一人もいない!?・・・・」
「そうか、春休みなんだ~」
大美野幼稚園までの道中、さつき野学園-平尾小学校-黒山小学校-美原西小学校-日置荘西小学校-登美丘東小学校-登美丘西小学校と、なんと7校もの子どもたちの姿を見ながら朝の通勤時間を楽しんでいます。
毎日ほぼ同じ時間に出勤する私と、同じ時間に登校する子どもたち。中には私の車を覚えていて、手を振って挨拶をしてくれる子がいます。
5年生ぐらいの男の子たちですが、手を振った後、帽子をとって一礼までしてくれます。マスクはしていても「おはようございます!」と動いている口元も。そのうち、友だちらしき子も一緒に挨拶してくれるようになりました。
会えない朝は、「あれ?今日はどうしたのかな?」心配になったりします。
名前も知らない子なのに、不思議なものですね。
大美野幼稚園の桜、春休み中に開花宣言です。
静かな園庭です。