お知らせ

9/2(金)どの子も子どもは星✨

園長より|2022年09月02日 14時40分

二学期が始まりました。

夏の思い出をたくさん体に詰め込んでやってきた子どもたちは、見事に成長した姿を見せてくれています。

新たなスタートを前に、日本のペスタロッチと呼ばれた東井義雄先生の詩を味わってみてください。

「どの子も子どもは光」

みんなそれぞれがそれぞれの光をいだいて まばたきしている

ぼくの光を見てくださいと まばたきしている

わたしの光も見てくださいと まばたきしている

光を見てやろう まばたきに応えてやろう

光を見てもらえないと子どもの星は光を消す まばたきをやめる

まばたきをやめてしまおうとしはじめている星はないか

光を消してしまおうとしている星はないか

光をにてやろう まばたきに応えてやろう

そして やんちゃ者からはやんちゃ者の光

おとなしい子からはおとなしい子の光

気のはやい子からは気のはやい子の光

ゆっくりやさんからはゆっくりやさんの光

天いっぱいに 子どもの星を かがやかせよう

9/1(木)いいこと見つけ!

園長より|2022年09月01日 13時15分

2学期が始まりました。

今朝の園庭は一気ににぎやかになりました。いつもの幼稚園の風景です。

二学期は楽しいがいっぱい!一学期から続けてきた「ありがとう」と「やってみよう」に加えて「いいこと見つけ」に挑戦してほしいと思っています。

子どもたちには、できるようになったり、分かるようになったりすることが毎日たくさんあります。

そのことにちゃんと気付けるようになってほしいと思っています。

「~ができるようになったよ」

「今日はこんなに楽しいことがあったよ」

「~ちゃんが優しくしてくれてうれしかったよ!」

「ありがとうって~ちゃんにいわれたよ!」

「~してる時、先生が上手だねって言ってくれたよ」

ちょっとしたい「いいね」に自分で気づける子。素敵だと思いませんか?

各ご家庭でも「今日のいいこと、一つ教えて!」を習慣にしていただければ幸いです。

今日は雑節の二百十日。立春(2月4日)から数えて210日目をいいます。

この日は、昔から台風などの悪天候を警戒する油断のできない日と言われています。まさに今日も、台風による不安定な天候となっています。

過去の経験を生かして、注意深く過ごしたいものですね。

8/31(水)しりとり

園長より|2022年08月31日 11時57分

今年のお誕生会では、毎月「ぐりとぐらのしりとりうた」を紹介しています。

しりとりのお約束は三つ。

1 「クッキー」のように伸ばす音は、最後の「き」

2 「むぎちゃ」のように小さな文字で終わる言葉は、最後の「や」

3 「ん」がついたら、そこでおしまい!

もうすっかり分かってくれているようです。

今日は園長先生クイズの答え「アイス」から始まる食べ物しりとりに挑戦してもらいました。みんなで知恵を絞って、いろんな言葉を考えていました。

年少もも組さんでは「アイス―すいか―かい―いちご」

年中組ばら組さんでは「アイス―すいか―かき―キウイ―いちご」

年長組紫組さんでは「アイス―すいか―かきごおり―りんご―ごぼう―うめぼし―しいたけ―ケーキ!」

流石、年長さんはたくさんの食べ物を知っていますね。お誕生会の日のしりとりゴールが「ケーキ」なのも絶品です。

賢い!びっくり!そしてとっても嬉しい!

しりとり遊びの絵本、絵もとっても鮮やかで子どもたちにおすすめです。

おなじみの作家、さいとうしのぶさんの「しりとりしましょ!たべものあいうえお」《リーブル》です。

是非ご家族で楽しんでみてください。

たくさんの言葉を知っていることが、人の心を豊かにします。

遊びながら言葉を獲得!おすすめです。

8/31(水)八百屋でヘチマ発見!

園長より|2022年08月31日 09時48分

先日、八百屋の店先にヘチマが並んでいました。

ヘチマと言えば、4年生理科。「雄花」と「雌花」の違いがあることを学ぶにはとても分かりやすい教材でした。

雌花の下には「子房」の細長い膨らみがあります。もちろん雄花にはありません。

よく見ていると、「あれっ」と気付ける不思議で面白い違いがあります。

今年幼稚園では、ヘチマと同様、雄花と雌花のあるゴーヤが豊作だったので、花の違いを観察することができました。

花の根元を見て違いに気付く子どもたちもいました。大したものです。

生活の中での「気づき」はとても大切です。教科として学ぶ前に、いろいろなものに出会い、知る機会をたくさん作ることができればと思っています。

教材としてはなじみのある「ヘチマ」ですが、野菜としての認識は薄かったので、八百屋の店先で見つけたヘチマには、ちょっとびっくりでした。

どんなメニューがあるのかな?ちょっと調べてみることにします。

8/30(火)上を向いて🎆

園長より|2022年08月30日 12時06分

コロナ禍から3年、ようやく行動制限がない夏を迎えることができました。

とはいえ、感染の拡大は収まらず、もやもやの夏を過ごすことになりました。

そんな中、秋田大曲、淀川での花火大会が3年ぶりに開催されました。

ニュース映像だけですが、夏の風物詩、花火が広がる風景には心躍らされました。

空一面に広がる光の花!本当にうっとり。いいものですね。

「花火を見るとき人は上を向く。今年こそ、花火で元気になってもらいたい。」と天声人語に花火師さんの言葉が紹介されていました。

本当にその通りです!上を向いて元気な笑顔が広がる日が早くやってきますように・・・

残念ながら我が家の近くで開催されるPLの花火は今年も開催見送りでしたが、来年はいつもの夏が帰ってきますようにと祈らずにはいられません。

今日30日は、自由登園・夏季保育の日でした。朝から激しい雨で心配しましたが、雨もやみ順調に登園いただけました。2学期スタートに向けてのトレーニング登園。元気な声と愛らしい笑顔が園に戻ってきました。

8/22(月)あっ!ツクツクボウシ・・・

園長より|2022年08月22日 11時14分

昨日、ツクツクボウシの声を聴きました。

どんなに暑い日が続いても、時が来ればちゃんと出番がやってくるんですね。

夏の終わり、夏休みの終わりを告げる声です。

「ツクツクとなくセミの声 ちょっと秋」

いやいや、秋には程遠い暑さがまだまだ続きそうです。

少し雨が降ると、なるほど季節は確かに進んでいると感じることはありますが・・・

夏休み、自由を楽しむことはできましたか?

実は自由っていうのはなかなかに手ごわい。

やりたいこと、好きなことが分かっていると「まちにまった!」となるのでしょうが、そうでなければ、「自由」は難しいものです。

2学期、子どもたちにはやりたいこと、やってみたいことをたくさん持って幼稚園にやってきてほしいと思っています。

ワクワクしながら、友だちのと出会いを待っていてくださいね。

 

8/16(火)ひまわり、満開!🌻

園長より|2022年08月16日 11時59分

大美野幼稚園の園舎から少し離れたところにある新運動場。

5月には、ジャガイモの収穫を行いました。

ジャガイモを掘り起こした後に植えた「ひまわり🌻」が、今、満開になりました。

大きく背伸びをして、太陽に向かって笑顔で歌うように花が咲きそろいました。

なんとも気持ちの良い風景です。

満開の花の期間は、限られています。今が見ごろ!

時期を外さないよう、見に来てくださいませ。

運動会が始まると、年長組さんの練習場所にもなります。

8/15(月)夏が来た!おすすめ絵本(14)

園長より|2022年08月15日 09時30分

♪みてみてぼくのすてきなぼうし!

はねかざり、ぽんぽん、きいろいリボン

つばはちゃいろで・・・♪

《山脇 恭/作 末崎 茂樹/絵 偕成社》

ぼうしのもちぬしは、おおきなぞうくん!

まってー!と駆け出したところからお話は始まります。

あった・・と思ったら、いえいえ、それはうさぎさんの耳。

今度こそ、見つけたとおもったら・・・

やさしいみんなが力を合わせて、ぼうしを一緒に探してくれます。

仲間ってすてきだなと優しい心になるそうです。

山田先生が小さいころによく読んでいた絵本。

忘れられないお宝の一冊。どうぞ!

8/12(金)夏が来た!おすすめ絵本(13)

園長より|2022年08月12日 15時28分

東北地方、青森県・秋田県では、今大雨に見舞われ大変な被害が出ています。

自然の猛威に人はなすすべもなく、自らの身を守ることさえ危うくなります。

昔話のような絵本ですが、心にずしんと重く残った記憶があります。

「ひさの星」を紹介します。

《斎藤隆介/作 岩崎ちひろ/絵 岩崎書店》

むかし、秋田の北のはずれ、かづのというところに、ひさというおなごわらしがおってなあ。

このひさは、なんにもしゃべらん、むくちなおなごわらしであった・・・

ハイハイしていたぼっこを、大きな黒犬からまもって、けがをしても、だまったまま。

自分からは何にも言わないそんな静かなおなごわらしのひさ。

夏の大雨の後、蛍を取りに行った政吉を川から救ったあと、ひさの姿は・・・

切なくて、なんとも言葉にできない思いが溢れるお話です。

ちひろさんの、はかない色合いの絵も「ひさ」にぴったりです。

野村先生おすすめの一冊。

斎藤隆介さんの作品は、ちょっと考える絵本です。

年長さんにぴったりかもしれませんね。

「モチモチの木」は、小学校国語の教科書教材でもよくとりあげられていました。

ほかにも「花さき山」「半日村」「ベロ出しチョンマ」もおすすめです。

滝平二郎さんの版画の挿絵も印象的です。

8/10(水)夏が来た!おすすめ絵本(12)

園長より|2022年08月10日 09時30分

お気に入りの作家さんの作品を片っ端から読んでみる、そんな本の選び方もあります。

今日紹介するのは、そんな、ちょっと気になる作家・岡田よしたかさんの作品です。

絵本あるあるですが「ありえへん!」満載、子どもたちはその「なんかわからんけど、おかしいやん!」にはまるようです。

「おとうさんがねるときは」は、そんなお話です。

登場するのは背の高いお父さん。背が高いので、寝るときは家から足がはみ出してしまいます。いやいや、ベットからはみ出すのはありですが、家はないやろ!突っ込みどころ満載です。

《こどものとも・年少版2021年9月号/福音館書店》

岡田さん特徴はもう一つ、大阪弁を駆使(?)した作品。

「うどんのうーやん」「ちくわのわーさん」《ブロンズ新社》

 

薄れつつある、ええかんじの大阪弁!

大阪弁が苦手は方は読み聞かせに苦労するかもしれませんが、だからこそお愉しみいただきたい作品です。どうぞ!