お知らせ

4/21(木)これ、だれ?

園長より|2022年04月21日 13時57分

大美野幼稚園の先生たちの名札には名前の横に顔写真があります。

名札を覗いて、「これは、だれ?」とたずねられました。

そうなのです。子どもたちは、私のマスクなしの顔を見たことがないのです。

とても寂しいことです。

「これはね、マスクをしていない顔だよ」とこたえると

「ふ~ん」と言われてしまいました。

そういえば、新聞で紹介されていた奈良県の一言主神社のはがき名文コンクール作品に、〈マスクのない世界をこの子は知らずに育つのか。いつか・・マスクのない、弾ける笑顔に囲まれて過ごす日常が訪れますように〉という文が紹介されていました。

3年目に突入したマスク生活。今の年長さんは入園時からずっとマスクを付けています。本当にいつまで続くのでしょうか。悩ましくそして残念でなりません。

「ニッコリと笑った口元が素敵ね」と言える日が待ち遠しいです。

余談ですが、名札につけている💕キラキラは、子どもたちに大人気です。

「今日も一日頑張るぞ!」元気の素の💕キラキラです。

4/20(水)穀雨(二十四節気)

園長より|2022年04月20日 11時52分

まっすぐに草立ち上がる穀雨かな

今朝、気象予報士の清水とおるさんが紹介されていた俳句です。

本当にぴったり!情景が目に浮かびます。

我が家の庭も、美しい緑の葉を力強く伸ばし始めた草たちが活き活きと育っています。(実は、えらいこっちゃなのですが・・・)

まさしく「立ち上がる」勢い。この季節らしい風景です。

今日は二十四節気の「穀雨(こくう)」。ひと雨ごとに草木が育ち始める頃です。

春の終わりに降り注ぐ柔らかな雨。穀物に実りをもたらす雨がしっとりと降ります。過ごしやす最高の季節なのですが、最近は、あっという間に熱中症注意の夏に突入してしまうことがあります。心地よい季節しっかりと味わいたいものですね。

「大美野いちご」も、すくすく成長中です。

青いいちご、登場です。実りの姿は、嬉しくなります。

すくすく育て!元気に育て!赤くなれ!

 

4/19(火)ぺんぺん草で遊ぼ!

園長より|2022年04月19日 10時52分

ナズナ、別名ぺんぺん草。三味線草ともいわれています。

春から夏にかけて白い花と三角の実をつけます。

「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草」と覚えた春の七草のひとつです。

私たちが小さい頃は、つまりずいぶん昔ですが、道端でよく見かける草花でした。

花の後についた実を茎に付けたまま根元から少しはがし、ぶら下がるようにします。

茎の下をもってクルクル回すと、実がぶつかり合って「ぺんぺん」と音が鳴ります。

道端の草花で遊ぶ経験、これもまた大切なことだと思っています。

4/18(月)これ、なんの花?

園長より|2022年04月18日 13時30分

花壇に咲き乱れる花も素敵ですが、道端に咲く花も今を盛りに輝いています。

ラピスラズリの青い色、小さくて愛らしい花「大いぬのふぐり」を見つけました。ネモフィラに似た、小さな星型の花をつけています。というわけで、別名「星の瞳」ともいうそうです。

「いぬのふぐり」は、花の後につく種が、犬の睾丸つまり、ふぐりに似ていることからその名がついたと言われています。名付けたのは、日本の植物学の父と言われる、牧野富太郎博士。愛らしい姿なのに、ちょっとかわいそうな気がしますね。

いぬふぐり星のまたたくごとくなり 高浜虚子

俳人の虚子は、やはり星と見たようです。

雑草と言いう名のくくりで見逃すのではなく、それぞれにつく名は何かなと、一緒に歩いて調べてみると、いろんなことに興味を示す子に育つのかもしれません。

おためしを・・・

追伸:名づけの親、牧野富太郎博士の生涯を描いた「ボタニカ」(朝井まかて作)という本が出版されました。土佐生まれ「何とかなるろう」の精神で生き抜いた姿を追いかけてみたいと思っています。今、読みたい本のナンバー1です。

4/15(金)桜が、大変です!

園長より|2022年04月15日 12時26分

毎年楽しみなのが、桜の開花。

通勤途上でも十分に花見を楽しむことができました。

ところが、今年の農芸高校の桜に事件です

道路に沿った高校の外周桜が、半分ほどに減っていました。

見事に並んだ満開の桜は圧巻でしたので、残念でなりませんでした。

一体何があったのでしょうね。ご存知の方いらっしゃいますか?

通りすがりのファンとしては、ちょっと気になっています。

ところで、大美野幼稚園の新運動場にある3本の桜にも、残念事件が発生です。

1本がカミキリムシ被害にあい、桜の花は咲きませんでした。

それぞれの命に限りがあることは、分かっているものの寂しい限りです。

 

4/14(木)幸せの時間

園長より|2022年04月14日 16時35分

水槽から逃げ出した金魚が、いろんなところに隠れています。

あれ?金魚はどこ?まごまごしながら読み進めると、

「ほら、ここにいるよ!」

ちょっと誇らしげに、指をさす子の姿があります。

「次はどこにいるのかな?」

とページをめくりながら、読み手と一緒に楽しめます。

何の絵本だかわかりますか?

色鮮やかな絵が人気の、五味太郎作「きんぎょがにげた」(福音館書店)です。

絵本の読み聞かせの醍醐味は、こんなやり取りにあります。

子どもに寄り添って、一緒に楽しむ時間は「幸せの時間」です。

大美野幼稚園には、アイドル金魚が玄関で毎日子どもたちを待ってくれています。

「きんぎょがにげた」子どもたちと一緒にお楽しみください。

4/13(水)百花繚乱(ひゃっかりょうらん)

園長より|2022年04月13日 12時17分

パンジー、チューリップ、スイセン、八重桜、つつじ、花水木、藤の花・・・

通勤途上で目に飛び込んでくる春は、まさに百花繚乱!

特に今年は、一気に咲き乱れているように思います。

花を散らした桜の木には、鮮やかな若い緑の葉が顔をのぞかせて、また華やかさが増すようです。

新学期を迎え、希望に胸を膨らませている子どもたちの姿に重なります。

生き生きとした芽生えの季節は、いいものです。

幼稚園玄関の桜。花はそろそろ終わりです。

追伸

認知症を患う母との関係を描いた川村元気の「百花」。空に広がる花火の美しい思い出を表題にした作品です。春の華やかさとは全く別の世界ですが、目を背けては通れない道なんだろうなあと、切なく心に響く小説でした。

4/12(火)信号がずっと青!?

園長より|2022年04月12日 12時28分

今朝、卒園生の登校する姿が見たくて、登美丘西小学校周りで出勤しました。

横断歩道近くで、ほんのちらりとでも子どもたちに会えるといいなあと思ったのですが、新道の五差路も学校前の横断歩道も、こんな日に限って信号がずっと青!

スイスイと止まることなく小学校前を通り過ぎてしまいました。

何人かの子どもたちの姿を見ることはできましたが、私服でマスク姿の中から、おおみのっ子を探すのは至難の業です。

よそ見をしながらの運転は危険です。「気になるけれど、信じて見守る!」こちらの方が大切ですね。

4月6日(水)~15日(金)の10日間は、交通安全週間です。子どもたちに命を守る大事なルールを伝え、よいお手本を示さなければならない大切な期間です。

注意しながら、旅立っていった子どもたちの登校する姿、見守っていきたいものです。

横断歩道では、止まる!見る!聞く!待つが、合(愛)言葉です。

《大美野幼稚園にこいのぼり 登場》

4/11(月)始まりの日!

園長より|2022年04月11日 12時02分

快晴、さわやかな一日が始まりました。

・・・予想以上の気温上昇にちょっと行き過ぎ感は否めませんが。

桜の木には若葉の緑が彩りを添え始めました。

生き生きとした姿は子どもたちと一緒です。

年長組では早速、体育指導の開始です。

新しい先生とのかかわりを探りつつ、思う存分体を動かして、楽しむ姿が頼もしく思えました。

幼児教育始まりのを支えた「倉橋惣三」さんの論文には、

「子どもは一人ひとり尊重され、生活の中でやりたいことに真剣に取り組んで遊ぶことが肝要」と保育理念が示されています。

まさに、「子どもの仕事は遊ぶこと」ですよね。

ことしの大美野幼稚園の合言葉「やってみよう」でのびのび育ってくれる姿を楽しみにしたいと思っています。

4/8(金)ひこばえ

園長より|2022年04月08日 16時04分

「ひこばえ」とは、切り株の根元から出てきた新芽のことです。

色鮮やかで力強い新芽のような子どもたちが、大美野幼稚園に戻ってきました。

令和4年度、一学期の始まりです。

今日、桜まい散る華やかな景色の中で、新しい一歩を笑顔で踏み出しました。

笑顔でおはよう!元気に「はい」の返事は、当たり前。

今年は「ありがとう」の心と「やってみよう」の心で頑張りましょうと伝えました。

生きている今を存分に楽しむための魔法の言葉です。

伸び伸び、生き生き楽しむ子どもたちを応援ください。