お知らせ

2/28(月)菜の花

園長より|2022年02月28日 14時11分

この季節になると楽しみなのが「菜の花」です。

目に映る黄色の花もよいのですが、鮮やかな緑が春を感じさせてくれる食材です。

定番のおひたしは、めんつゆがあればお手軽にできますし、ベーコンなどと一緒に炒めると緑がより一層鮮やかになります。見ているだけでも心がウキウキします。

菜の花が好きな作家として有名なのが、司馬遼太郎。忌日の2月12日は「菜の花忌」と言われています。ところが、知らなかったのですが、堺出身の茶道家、千利休の忌日2月28日も「菜の花忌」と言われているそうです。

利休がなくなった日、茶室に飾られていた花が「菜の花」だったことからきているそうです。

2/25(金)さよならみんなの幼稚園♪

園長より|2022年02月25日 15時15分

年長組さんの卒園式に向けた練習がホールで始まりました。

「美しく優しい声で」と練習している歌は、心に染みます。

歌っている子どもたちも、心にじんと響くのでしょうか、幼稚園での生活を思い出しながら、しみじみと歌っているように思います。

♪たくさんの毎日を ここで過ごしてきたね

なんど笑って なんど泣いて なんど風邪をひいて

たくさんの友だちと ここで遊んできたね

どこで走って どこでころんで どこでけんかをして

さよならみんなの幼稚園 みんなで遊んだ庭

桜の花びら降るころは ランドセルの一年生♪

いい歌です。

聞いている私の方が先にしんみりしてしまいました。

2/24(木)春告草(はるつげぐさ)

園長より|2022年02月24日 14時43分

「春告鳥」は鶯、「春告魚」は鰊(にしん)、そして、「春告草」は、梅のことだそうです。

ほかにも「好文木(こうぶんぼく)」「匂草(においくさ)」「香栄草(かばえくさ)」、一年のうちいち早く花をさかせるので「花の兄」春風をまつので「風待草」、人に好まれたおかげで、たくさんの名がつけられたようです。

万葉集には、桜より多く詠まれている梅。姿形もさることながら、香りの良さも好まれた理由の一つかもしれませんね。

昔から「桜切るばか、梅切らぬばか」と言われるように、梅は枝を切れば切るほど活力を増し、次の年は新しい枝にたくさんの花を咲かせてくれます。

美しくたくましい梅の花は、一輪咲くごとに春を呼び寄せてくれているようです。

春まであと一歩。今が、我慢のしどころかもしれません。

大阪の有名な梅林、大阪城梅林は7分咲き、藤井寺の道明寺天満宮は咲き始めだそうです。

2/22(火)あとひと踏ん張り?

園長より|2022年02月22日 10時57分

寒さもいよいよ、底の気配。

天気予報によると木曜までの我慢とのことです。

日差しの明るさは春を思わせるのですが、

昨日に続き、冷たい風が突き刺すようです。

この寒さもあと少し…ふんばりましょう。

寒さに負けず頑張る年少組です。

動けば寒さもへっちゃらですよね!

 

 

 

2/21(月)雪の結晶

園長より|2022年02月21日 14時27分

20日、16日間にわたって開催されていた北京での冬季オリンピックが閉幕しました。開会式では、出場国と地域の名前が書かれた小さな雪の結晶のプラカードが集まり、一つの大きな雪の結晶となりました。細かで美しい文様にうっとり見とれてしまいました。

 

雪の結晶は六角形になることがよく知られています。気温や湿度によって成長の仕方が変わるため、同じものは二つとないとも言われています。

似ているものがあっても、それぞれみんな違っている、人と同じですね。

時差が少ないのでたっぷり見ることができるかなと思っていたオリンピックですが、しっかりと見ることができたのは、銀メダルをとったカーリングぐらいでした。

互いに笑顔で声を掛け合い、作戦を考え、真剣に(?)楽しんでいる姿は、見ていても気持ちのいい素敵なゲームでした。

自分の大好きを見つけて一途に頑張ることができるってすごいことです。子どもたちにも、自分の大好きなものを見つけて、頑張れる子になってほしいものです。

ここから、未来のオリンピック選手が出ることだってあるんですよね!

夢は大きくふくらみますね。

2/18(金)雨水〈二十四節気〉

園長より|2022年02月18日 13時28分

明日2月19日は、二十四節気の二番目「雨水(うすい)」です。

「雪」が「雨」に変わり雪解けが始まる頃と言われています。

昨日からの寒の戻りで和歌山の山手では雪が積もっていたようですが、少しずつ確かに季節は進んでいます。

園庭に降り注ぐ光も春を感じさせてくれています。

また、雨水にはひな人形を飾るのにもおすすめの日だそうです。

2/17(木)光・音・温度

園長より|2022年02月17日 12時19分

さて、何のことだかわかりますか?

これは、春を感じる順番だそうです。

「光の春」日差しの強さで気づく春。

「音の春」鶯など鳥の声で気づく春。

そして「温度の春」桜の花が咲き始める頃。

コートも春用に替えたくなる気温でしょうか。

今は、ちょうど「光の春」です。

今朝の寒さはひと際堪えましたが、日差しはすっかり春です。

ボールあてゲームを楽しむ姿に、暖かな光が輝いていました。

穏やかな一日のスタートです。

2/16(水)さぶ!

園長より|2022年02月16日 13時14分

今朝は本当に「寒い」ではなく「さぶ!」がピッタリの冷たさでした。

大阪弁は、とても素晴らしい表現力を発揮していると思いませんか?

2月4日、二十四節気の立春を越えたのにまた寒くなることを「寒の戻り」と言います。まさに今日は、寒の戻りの一回目です。

園庭では、朝から何度か雪がちらつきました。風の子の子どもたちは、嬉しそうに駆け回っていました。雪は子どもたちの心を元気にしてくれるようです。

寒の戻りを数回繰り返すと、本物の春がやってきます。

桜咲く春まであと少し、園児全員が元気に何の心配もなく登園できる日が待ち遠しくてなりません。

2/15(火)雛かざり

園長より|2022年02月15日 15時09分

園のプレイルームに、今、ひな人形を飾っています。

3月3日は「桃の節句」。ひな人形に災いを引き受けてもらい、幸せな人生が送れますようにとの願いが込められているそうです。

艶やかな人形の表情をしっかり見つめてみると、おや?何やら違いがあるようです。わかりやすいのは7段飾りの5段目に飾られている仕丁(しちょう)たちです。

お仕事をする3人は、笑い・泣き・怒りの表情によって見る人に親しみを感じさせてくれます。

立傘をもった笑う仕丁の一人にちょっと心惹かれました。

素敵な表情でしょう。穏やかな笑顔に癒されます。

いろいろないわれの中で整えられた貴重な文化、是非味わってみてください。

そうそう、お気に入りの官女も紹介しておきます。

幼稚園で子どもたちの健康を祈ってくれています。

元気な笑顔が園庭にあふれますように・・・

2/14(月)本命(ほんめい)

園長より|2022年02月14日 16時35分

昔は「ほんみょう」と発音したそうです。

今で言うと星占いのようなもので誕生日にあたる星のことを「本命星(ほんみょうしょう)」と言っていたようです。

やがて、頼みとする者のことを「本命」というようになりました。

人は一人ひとり違った環境や条件のもとに生まれてきます。それぞれ違う星の下に生まれついているわけです。

そして多くの選択肢から選ぶことを繰り返した結果がその人の人生というわけです。

この一年、子どもたちも私たちも、かつてない出来事に振り回されてきたように思いますが、これもその人の「本命」。

今をしかと受け止め、その中で自分らしくありたいと思っています。

今日から個人懇談会が始まりました。この一年、それぞれにめぐる時間を楽しみながら、立派に成長した姿を、温かく受け止めてください。