お知らせ

5/18(水)薄暑(はくしょ)

園長より|2022年05月18日 15時34分

あまり耳慣れない言葉ですが、5月半ばごろの少し汗ばむ陽気を表す季語です。

まさしく今日は、汗ばむ陽気!

園庭で遊ぶには半そでがいい、そんな暑さとなりました。

「薄」には「うすい」「わずかな」という意味もありますが、「近づく」「迫る」という意味もあります。近づく夏を強く感じる一日となりました。

季節を表す豊かな言葉、日本語には本当にたくさんあります。

知っていると、季節の感じ方が変わるように思います。

俳句は詠まなくとも、季語は知っておきたいものですね。

《今日は、2年ぶりのひよこクラブ開催。

お日様いっぱい浴びて、大賑わいでした。》

5/16(月)おにぎり?おむすび?

園長より|2022年05月16日 14時18分

明日は、先日の金曜日、雨のため延期になった遠足の日です。

遠足のお楽しみは、やっぱりお弁当。

メインは「おにぎり」です。

そこでふと気になったのが、この名称です。

そういえば、国語科の教科書に採用されている「おむすびころりん」という昔話では、表題通り「おむすび」です。

子どもたちが覚えてしまうフレーズは、

♪おむすびころりんすっとんとん、ころころころりんすっとんとん♪でした。

挿絵のおむすびは、三角のおむすびでした。

私はずっと「おにぎり」と呼んでいました。形は俵型。

しかも、平板型アクセントではなく、「ぎ」が高くなる「おにぎり」です。

もちろんそれが当たり前で、みんなそうだと思っていました。

いつだって自分が育った文化が中心になりますね。

あなたは「おにぎり」派?「おむすび」派?どちらですか。

5/13(金)いずれ菖蒲(あやめ)か杜若!?

園長より|2022年05月13日 16時36分

「いずれあやめか、かきつばた」

菖蒲(あやめ)も杜若(かきつばた)もよく似た美しい花で、区別することが難しいことから、

どちらも優れていて選択に迷うことのたとえです。

雨の季節によく似合う花、あやめとかきつばた。

《あやめ》花びらの内側に網目文様があることから、あや目と言われています。

《かきつばた》中央部分に白や黄色の斑紋があり、湿地を好みます。

年中さんが遠足で行く「大泉緑地」には「かきつばた園」があります。

庭園なので子どもたちは行きませんが、ご家庭で行かれる時は是非お尋ねください。

豪華な花びらが美しい花しょうぶも6月にかけて楽しませてくれます。

花しょうぶは、白鷺公園が有名です。ご存知でしたか?

実は近くにいながら、まだ一度も行ったことがありません。

今年は是非、行ってみたいなあと思っています。

今はどうやら「走り梅雨」。雨で年長さんの遠足は、延期になってしまいましたが、これもまた豊かな季節の変化と楽しむことにいたします。

5/11(水)再読のすすめ!

園長より|2022年05月11日 12時39分

今、「ハリーポッター」シリーズの再読にはまっています。

20年以上も前になりますが、ちょうど5年生を担任していたころブームになった本です。

「賢者の石」を読んで子どもたちに紹介した後、一気にクラス中に広がりました。私が持っていたこの第一巻は、多くの子どもたちが順番に手に取って読んでくれたのですっかりくたびれた状態で今、手元にあります。

再読のきっかけは、この秋「呪いの子」の舞台があるとの情報を得たことです。

ハリーたちの19年後のストーリー。これは5年前(?)出版された舞台脚本ですが、読み応えのある本でした。

あの頃、子どもたちと一緒にストーリーや結末を追いかけて読んでいた本も、再読するとその人物像に改めて興味をもって読むことになりました。

大人になっても、時が経てば気づきが変わる。新たな感動を味わいながら再読を楽しんでいます。

5/10(火)🌹ばらが咲いた!

園長より|2022年05月10日 12時52分

毎朝、高松団地前の道路を通って園に到着します。

道路わきにあるお宅の玄関に、並べられた植木鉢。

心を込めて育てておられる「ばら」が、色とりどり華やかに咲いています。

車の中からだけではなく、止まってゆっくり見たいなあと思います。

5月、さわやかな季節、花がある風景は、心を豊かにしてくれますね。

追伸:うれしくてちょっと困っていること

最近、名前を覚えてくれたれもん組の子どもたちが、私を見つけると「ちとせ」と呼んでくれます。でも、ちょっともやもや。「呼びすて」なんです。

名前を覚えてくれたのはとっても嬉しいのですが、はてさてどうしたものでしょう。考え中です。

5/9(月)オリーブの花は平和の象徴

園長より|2022年05月09日 13時15分

5月、オリーブに花が咲き始めました。

オリーブの実を知っている人は多いのですが、花が分かる人は少ないのではないでしょうか。

花が咲いている期間は一週間と短く、雨に弱いため、気付かないうちに花が終わっているようです。

オリーブは「平和」の象徴として有名です。

その昔、人々の悪行に怒った神が洪水で地上を滅ぼそうとした際、生き物を守るためノアに「方舟(はこぶね)」建造を命じました。

洪水の後、地上に放ったハトが持ち帰ったのがオリーブの若葉。これを見てノアは、地上に平和が戻ったことを実感します。

この話から、オリーブは「平和」を象徴する木と言われるようになりました。

ウクライナにロシアが侵攻している今、子どもたちに平和の尊さをしっかりと学んでほしいと思っています。幼い子どもたちに、現状をどう伝えるか、大人がしっかりと考えなければならないなあと思っています。

5/6(金)言葉は生き物!?

園長より|2022年05月06日 14時11分

会話で使われる言葉は、日々変化しています。

特に新しい言葉は、次々に誕生し、また使われなくなったりします。

情報に疎くなると、いったい何を意味しているのかさえわからない言葉もあります。

例えば、「めっちゃおいしい」これは、本当によく使われています。もちろん「とてもおいしい」を意味する新語です。(いや、もうすでに新語ではないか?)

「じみに痛い」これは、聞かなくはないですが、私は使うことが無い言葉です。

「騒ぐほどではないけれど確かに痛い」と言った意味だそうです。

「そっこう帰る」小学校ではよく聞いた言葉です。「すぐ帰る」ことです。これは定着した感がありますね。

「鬼かわいい」これは、なかなかなじめない表現です。(私には・・)少し昔なら超かわいいでしょうか。

今日はクラス写真撮影の日!撮影の時だけマスクを外して、みんなめっちゃ可愛く写りました!

言葉は本当に生き物です。楽しみながら味わうと面白いなあと思っています。

5/2(月)♪夏も近づく八十八夜

園長より|2022年05月02日 17時14分

今日、5月2日は「八十八夜」です。立春から数えて88日目をさします。

この頃から、気候が安定し、霜なども降りなくなるため「八十八夜の別れ霜」という言葉もあります。新たな作物を育てるにはピッタリの季節ということなのでしょうね。

「八十八夜」と聞くと思い出すのが文部省唱歌の「茶摘み」という歌です。

「♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る 

あれに見えるは茶摘みじゃないか 茜たすきにすげの笠♪」

私たちの年代では、懐かしい歌ですが、もう知っている人の方が少ないのでしょうか?寂しいことです。

4/27(水)春の嵐!?

園長より|2022年04月27日 12時37分

昨夜の雨には少し驚かされました。雨戸にあたる風と雨音。ちょっと不安になるぐらいの強さでした。

保育室の天窓、ちゃんとしまってるかしら?

玄関脇でようやく咲いた八重咲チューリップ、倒れてないかな?

音の強さに心配度が上がります。

朝、残っている雨の中、チューリップの八重の花が・・・とても残念な姿だうなだれていました。自然の力は厳しいものです。

間もなく緊急事態宣言も、まん延防止重点措置も何もない連休が始まります。

とはいえ、発症者が減少していない今、感染予防対策を講じつつ楽しい時間が過ごせるといいなあと思っています。

一年で一番ワクワクする良い気候の今を、存分に楽しみましょう!

昨夜の春の嵐で、ちょっと心ざわつく思いが膨らんでしまいましたが、「これからこれから、何とかなるよ!」と前を向いて、元気に歩きたいと思います。

吹き降りの雨で濡れたプレイルーム前の通路。

姉妹でで仲良く登園中です。心が穏やかになる風景ですね。

いってらっしゃい!

4/26(火)おもしろそうだよ!

園長より|2022年04月26日 12時54分

青組さんの部屋の前に置かれていた絵本

「なぜ?どうして?がおがおぶーっ!1ゾウのはなはなぜながい」

《作・絵:リラ・プラップ 出版社:アノニマ・スタジオ》

「なぜ?どうして?」は、子どもたちがよく口にする言葉です。

知りたいことがいっぱい!聞きたいのに、「今は忙しいからあとで~」と言ってしまうこともしばしば・・・

知りたい時に、ちゃんと丁寧に対応するってことが、とっても大事だってわかっているのですが、大人時間には難しいものですね。

でも、この絵本があれば、ちょっとお助かりです。短い言葉でわかりやすく教えてくれます。読み聞かせでお試しあれ!

   

シリーズで出版されています。お休み前に図書館で準備もいいですね。