2/21(月)雪の結晶
20日、16日間にわたって開催されていた北京での冬季オリンピックが閉幕しました。開会式では、出場国と地域の名前が書かれた小さな雪の結晶のプラカードが集まり、一つの大きな雪の結晶となりました。細かで美しい文様にうっとり見とれてしまいました。
雪の結晶は六角形になることがよく知られています。気温や湿度によって成長の仕方が変わるため、同じものは二つとないとも言われています。
似ているものがあっても、それぞれみんな違っている、人と同じですね。
時差が少ないのでたっぷり見ることができるかなと思っていたオリンピックですが、しっかりと見ることができたのは、銀メダルをとったカーリングぐらいでした。
互いに笑顔で声を掛け合い、作戦を考え、真剣に(?)楽しんでいる姿は、見ていても気持ちのいい素敵なゲームでした。
自分の大好きを見つけて一途に頑張ることができるってすごいことです。子どもたちにも、自分の大好きなものを見つけて、頑張れる子になってほしいものです。
ここから、未来のオリンピック選手が出ることだってあるんですよね!
夢は大きくふくらみますね。
2/18(金)雨水〈二十四節気〉
2/17(木)光・音・温度
2/16(水)さぶ!
2/15(火)雛かざり
園のプレイルームに、今、ひな人形を飾っています。
3月3日は「桃の節句」。ひな人形に災いを引き受けてもらい、幸せな人生が送れますようにとの願いが込められているそうです。
艶やかな人形の表情をしっかり見つめてみると、おや?何やら違いがあるようです。わかりやすいのは7段飾りの5段目に飾られている仕丁(しちょう)たちです。
お仕事をする3人は、笑い・泣き・怒りの表情によって見る人に親しみを感じさせてくれます。
立傘をもった笑う仕丁の一人にちょっと心惹かれました。
素敵な表情でしょう。穏やかな笑顔に癒されます。
いろいろないわれの中で整えられた貴重な文化、是非味わってみてください。
そうそう、お気に入りの官女も紹介しておきます。
幼稚園で子どもたちの健康を祈ってくれています。
元気な笑顔が園庭にあふれますように・・・
2/14(月)本命(ほんめい)
昔は「ほんみょう」と発音したそうです。
今で言うと星占いのようなもので誕生日にあたる星のことを「本命星(ほんみょうしょう)」と言っていたようです。
やがて、頼みとする者のことを「本命」というようになりました。
人は一人ひとり違った環境や条件のもとに生まれてきます。それぞれ違う星の下に生まれついているわけです。
そして多くの選択肢から選ぶことを繰り返した結果がその人の人生というわけです。
この一年、子どもたちも私たちも、かつてない出来事に振り回されてきたように思いますが、これもその人の「本命」。
今をしかと受け止め、その中で自分らしくありたいと思っています。
今日から個人懇談会が始まりました。この一年、それぞれにめぐる時間を楽しみながら、立派に成長した姿を、温かく受け止めてください。
2/10(木)ほころぶ・こぼれる
「ほころぶ」「こぼれる」美しい日本語の一つです。
日本語ほど多彩な表現がある言葉は珍しいようです。
特に花にまつわる表現は、本当に豊かです。
では、この「ほころび」「こぼれる」花は、なんだかわかりますか?
ちょうど今、ほころび始め、柔らかな香りを東風に乗せて運んでくれています。そして間もなくほころぶ、春を告げる花です。
昨日紹介した、梅の花です。
因みに桜は、散るといいます。風に吹かれて舞い散る姿が浮かびます。
大ぶりの花が豪華な牡丹(ぼたん)は、崩れると言います。大きな花びらがぐったりと首をかしげながら傾く姿が見えるようですね。
秋に咲く菊の花は、舞うというそうです。
花散る姿に合わせ豊かに広がる言葉には、驚かされるばかりですね。
ちょっとカッコよく使ってみませんか?