お知らせ

4/8(金)ひこばえ

園長より|2022年04月08日 16時04分

「ひこばえ」とは、切り株の根元から出てきた新芽のことです。

色鮮やかで力強い新芽のような子どもたちが、大美野幼稚園に戻ってきました。

令和4年度、一学期の始まりです。

今日、桜まい散る華やかな景色の中で、新しい一歩を笑顔で踏み出しました。

笑顔でおはよう!元気に「はい」の返事は、当たり前。

今年は「ありがとう」の心と「やってみよう」の心で頑張りましょうと伝えました。

生きている今を存分に楽しむための魔法の言葉です。

伸び伸び、生き生き楽しむ子どもたちを応援ください。

 

4/1(金)新しい朝!

園長より|2022年04月01日 09時00分

4月1日は、特別な日。

教育にかかわって過ごしているものにとって、

「よし、行くぞ!」の気持ちを新たにする日です。

この日になると頭によぎるのが、

「春風や闘志いだきて丘にたつ」という高浜虚子の句です。

この思いをなくさず、しっかり前を見つめて歩き始めたいと思っています。

さて、満開の桜に包まれて令和4年度がスタートです。

大美野幼稚園では、明日2日、新しいお友だちを迎えます。

今頃は、ワクワク、ドキドキしながら明日の朝を待ってくれていることと思います。

何もかもが新しい、そして、きっと何もかもが「えらいこっちゃ」の生活が始まります。

やったことないことがいっぱいの幼稚園は、いずれにせよ「えらいこっちゃ」の連続です。

3歳の子どもはもちろん、この子の親になって3歳の大人も同じです。

でも、「えらいこっちゃ」と言ってみるだけで、ちょっと気持ちが楽になります。

「えらいこっちゃ」を楽しむ!

「えらいこっちゃ」はワクワクの始まりです。

わかる、わかるがいっぱい詰まったこの本が、今、お薦めです。

「えらいこっちゃのようちえん」

かさいまり 文・ゆーちみえこ 絵《アリス館》

子どもも、大人も、先生も「えらいこっちゃ!」

たくさんの新しい「えらいこっちゃ」を一緒に楽しみましょう!

3/25(金)春休みなんだ!

園長より|2022年03月25日 12時46分

通学路から小学生の姿が消えました。

「あれ?今日は少し遅くなったかな?」

「一人もいない!?・・・・」

「そうか、春休みなんだ~」

大美野幼稚園までの道中、さつき野学園-平尾小学校-黒山小学校-美原西小学校-日置荘西小学校-登美丘東小学校-登美丘西小学校と、なんと7校もの子どもたちの姿を見ながら朝の通勤時間を楽しんでいます。

毎日ほぼ同じ時間に出勤する私と、同じ時間に登校する子どもたち。中には私の車を覚えていて、手を振って挨拶をしてくれる子がいます。

5年生ぐらいの男の子たちですが、手を振った後、帽子をとって一礼までしてくれます。マスクはしていても「おはようございます!」と動いている口元も。そのうち、友だちらしき子も一緒に挨拶してくれるようになりました。

会えない朝は、「あれ?今日はどうしたのかな?」心配になったりします。

名前も知らない子なのに、不思議なものですね。

大美野幼稚園の桜、春休み中に開花宣言です。

静かな園庭です。

3/24(木)白木蓮、スックと咲く!

園長より|2022年03月24日 11時37分

毎年、この花が咲く姿を見るたびに、心が引き締まります。

青い空に向かってツンと襟を正すように枝先で咲く姿は、潔くて大好きです。

特に白い木蓮は、洗い立てのシャツを思わせ、さらにキリッと締まります。

今日は令和3年度の修了式。104名の年長さんが卒園し、少し寂しくなった園庭に2学年が集まって行いました。それぞれ一つずつ大きな学年に進む心構えを感じる姿がありました。

3/23(水)朝のリレー

園長より|2022年03月23日 11時53分

  朝のリレー   谷川俊太郎

カムチャッカの若者がきりんの夢を見ているとき

メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女がほほえみながら寝返りをうつとき

ローマの少年は柱頭を染める朝日にウインクする

この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている

朝園庭で楽しく遊ぶ尊い時間が流れています。

今、毎日のようにニュースで流れるウクライナ・マリウポリの様子を見るたびに胸が苦しくなります。どうして・・・ほかに選べる道はなかったのかと、どこにぶつけていいのかわからない思いがあふれてきます。

何もかもがつながって地球は静かに動き続けています。

いずれの国でも安心して暮らせる穏やかな日常がつながること、願ってやみません。

 

3/22(火)花起こしの雨

園長より|2022年03月22日 16時43分

今日は朝から冷たい雨が降りました。

大美野幼稚園玄関の桜は、少しピンクに染まり始めていたのですが、キュンと身を引き締めることになりました。

「世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」

この季節になると思い出すのが、古今和歌集にある在原業平の歌です。

ほんの少しつぼみが膨らめば嬉しくて、花の後、雨が降れば散ってしまわないかと心配になり、桜の花に翻弄されるこの季節、昔からずっと同じなのですね。

今朝の雨は、大丈夫!つぼみのうちに降る雨は。「花起こしの雨」と言われ、花を促す恵の雨です。ましてや今日は、冷たい雨。花を愛でる時間が少し伸ばされます。

4月2日、大美野幼稚園の入園式。満開の桜が待たれます。

3/18(金)備えても、備えても・・

園長より|2022年03月18日 13時17分

16日夜、宮城・福島県を中心に地震が発生しました。

東北新幹線が脱線したり、高速道路に亀裂が入ったり、仙台城跡の石垣が崩落したり、映像を見ているととても怖くなります。

11年前を教訓に、様々な備えを進めていたはずなのですが、十分に備えることはとても難しいものなのですね。

コロナ感染予防対策も、換気に手洗い、保育室の消毒作業等等、果てしなく追加された対策が今も続いています。備えを常に、できる限りの備えをと頑張り続けていますが、それでも、休園に学級閉鎖は避けることができませんでした。

備えることの難しさはひしひしと感じています。新しく始まる令和4年度、どれほどの日常が取り戻せるのか不安も大きいですが、大丈夫、何とかなる!の心意気で手を取り合い、上を向いて歩きたいものです。

追伸:今日、小学校を卒業した卒園生が、立派に成長した姿を見せに来てくれました。困難なことが山ほどあったこの2年でしたが、きっと貴重な体験を積んでくれたんだろうなあと思っています。

先生たちを慕い、大美野幼稚園を大切に思ってくれる卒園生がいること、誇らしく思いました。

自分の大好きを見つける新しい一歩、しっかりと歩き始めてくださいね。

 

3/17(木)空と大地

園長より|2022年03月17日 14時22分

青に黄色の旗。心に刺さる旗になりました。

ウクライナの国旗の色です。

青は青空を意味しているそうです。

そして鮮やかな黄色は、大地を染めるように実る小麦の穂だそうです。

畑に咲く向日葵という説もあるそうです。

豊かで美しい風景です。

なんだかすごく素敵な色の旗ですよね。

今日、自由画帳にウクライナの旗を書いている子がいました。

きっと家の人とウクライナのこと話していたのでしょうね。

誰もが安心して、自分らしく生きていける世界であることを願うばかりです。

3/16(水)なるほど~やるね!

園長より|2022年03月16日 10時41分

朝日新聞お気に入りの4コマ漫画「ののちゃん」。特にののちゃん担任の藤原先生は、大のお気に入りです。

「それ、あかんやつやん!」という行動に思わずにんまり。なんだか不思議に心癒されるんですよね。ちょっとゆる~い感じで取り組むこともたまにはあり!?ですよね。教師の仕事は、心疲れることがたくさんですから・・・

今日のおいおい!は、学期末の藤原先生の一言。「教科書ののこりは読んでおいてください。」です。

お勉強はちょっと・・というののちゃんも「ちゃんと読んだら結構おもしろい!」「気が付くのが遅い!」とお怒りのお母さんも「ホンマ結構おもしろい!」

そうなのです。本当に教科書は優れものです。日本が誇る英知を集めて作った渾身の名作です。

大人になって振り返って読むもよし、一年の学びの後、読み直すのもまたよし。特に、まっさらさらの、もらいたてを読むのは、さらによし。

新しく一年生になる卒園生のみなさん。入学式でもらうピカピカの教科書、どうぞお楽しみに!

追伸:5年生6年生が使用している現在の国語科の教科書は本当に優れものです。言葉の参考書として楽しめます。大人にもお役立ちの一品ですよ。ごきょうだいがおられたら、一度ご覧ください。

3/15(火)あっ、沈丁花!

園長より|2022年03月15日 12時09分

今朝、今年初めて沈丁花の香りに気付きました。

♪淡き光立つにわか雨 いとし面影の沈丁花

あふるる涙の蕾から ひとつひとつ香りはじめる♪

幼稚園には残念ながら沈丁花がありません。

いつかどこかに、香りで気づく春を植えたいものです。

登美丘西小学校の玄関脇にある沈丁花、咲いているかな?

気温が一気に高くなったので、木蓮も花芽を大きく膨らませました。

駆け足、いえいえ、全力疾走で春がやってきました。

そういえば、ツバメの姿も見つけました。