お知らせ

11/15(金)秋📚おばあさんのすぷーん🥣

園長より|2024年11月15日 10時00分

おばあさんが大切に使っていたピカピカのスプーン!ある日、からすがとってった。あらら、大変!

〈神沢利子/作 富山妙子/絵 福音館書店〉

のんきなからすは、お宝のスプーンを隠したことを忘れてしまいます。木の上に隠されていたスプーンは、落っこちて雪の中。それをひろったねずみが3匹。でぶちん、やせっぽ、ちびすけは、スプーンをそりにして遊び始めます。たどりついたのは、あのおばあさんのうち。

くるくる回って、元に戻ったスプーンにちょっとほっこり心が温かくなりました。

 

ちょっと不思議な物語に心奪われて楽しんだと教えてくれたのは、吉田先生。何度も繰り返してお読みください。

ラストページは、スープをいただくおばあさんの家の窓から見えるからすの姿。ぐるぐる回る関係が面白いですね。

作者の神沢利子(かんざわとしこ)さんは、「くまの子ウーフ」の作者でもあります。その昔、小学校国語科2年生の教材として採用されていました。覚えておられる方、いらっしゃるかな?

〈ポプラ社〉

11/14(木)秋📚ちょきちょきブロッコリーさん

園長より|2024年11月14日 10時00分

いつも食べている野菜たちの髪型(?)がどんどん素敵に変身していきます。おしゃれに目覚めたなすび君もかたい髪を変えたくて、ブロッコリーの床屋さんに行きました。

なすびくんがお父さんとお母さんに「ぼくかみがたかえたいなあ」と相談を始めました。

〈ふくだじゅんこ/作・絵 PHP研究所〉

とうもろこしくんも、はくさいちゃんも、りんごちゃんもダイコンさんもどんどん素敵に変身!ところが、かたいかたいなすびくんの髪にはブロッコリーさんも大苦戦。

さて、なすびくんの夢はかなったのでしょうか・・・

身近な野菜たちの楽しいお話で、野菜を好きになるかもしれませんよ。

この本を選んでくれたのは星山先生。おしゃれしたい気もち、大事にしたいですよね。

11/13(水)友だちの作り方?!👧

園長より|2024年11月13日 15時56分

11/13朝日新聞朝刊「折々のことば」より

保育園に通い始めた子どもがまず学ぶこととして「友だちの作り方スキル」について書かれていました。

「共感・根気・感受性は、個人の才能や素質ではなく、これらは練習すべき技術だ」というのです。つまり、人格ではなく問題に焦点を当て、それを解決するために磨くべき技術を学ばなけらばならないということなのでしょう。

幼稚園でも、生きる技術を学ぶことはとても大切で必要なことだと思っています。人とのかかわり方は、子どもの頃から大人になっても学び続けるしかないものです。

〈はて?二人は何を話しているのでしょうね〉

例えばこの言葉は、どんなふうに人に届くのかと、想像する力も必要です。嫌な思いをさせてしまうことはないだろうか、自分だったらどうだろうとあれこれ考える中で人に伝える言葉の選び方を学んでいくのだと思っています。

〈元気な二人、楽しさが全身からあふれ出ています〉

また、そうか今悲しい時なんだとか、なんだかうれしそうだな、よかったねと、友だちの思いに寄り添うことも、難しいけれど持っていてほしい心のありようです。

集団で生活をしていると出会う様々なかかわり。その中でしか獲得できない尊い力です。

そんなことを心にとめた保育でありたいと、今、強く感じています。

11/13(水)秋📚きれいなはこ🐶🐱

園長より|2024年11月13日 10時00分

わんちゃんとねこちゃんが、きれいな箱を取り合って、ケンカが始まってしまいました。

〈せなけいこ/作・絵 福音館書店〉

ねこちゃんはひっかき、わんちゃんはがぶっとかみつきます。すると、ねこちゃんはツメがのび、わんちゃんは口が大きくなり、最後はお化けの世界に連れられちゃいます。

山本先生が子どもの頃、ドキドキしながら見ていたそうです。こんな風にならないようにとお家の人が読んでくれたんでしょうね。

けんかしちゃうと、大変なことになっちゃうよを伝える絵本。一度読んでみませんか?

〈福音館書店〉

「ねないこだれだ」や「おばけのてんぷら」など、いまも読み継がれる絵本を数多く手がけた絵本作家のせな けいこさんは、10月23日、92歳で亡くなられました。なんだかちょっと寂しくなりました。

 

〈ポプラ社〉

11/12(火)秋📚ごあいさつなあに🐻

園長より|2024年11月12日 10時00分

一日は「おはよう」から始まります。声に出して言えないときは、ハイタッチでごあいさつ!

「ねえ、これかして!」「いいよ」

「なかまにいーれーて」「どうぞどうぞ、いっしょにあそぼ」

「ただいまー!」「おかえり」

〈はたこうしろう/作・絵 ポプラ社〉

気持ちの良くなる言葉たちを、楽しく伝えてくれる絵本です。おすすめしてくれたのは、山形先生。

りす組さんだけではなく、その学年の子どもたちにも、繰り返し読んでほしい絵本です。

11/8(金)知らないが、いっぱい!

園長より|2024年11月08日 12時50分

2024年の流行語大賞ノミネート30語が発表されました。つらつらながめて驚きがいっぱいでした。半分近くの言葉が、何のことやら不明の言葉でした。

パリオリンピック関連の、初老ジャパン、ブレイキン、やばいかっこよすぎる俺・・はOK

ニュースになっていた、カスハラ、新紙幣、南海トラフ地震臨時情報、コンビニ富士、被団協、マイナ保険証、令和の米騒動もクリア!

大谷選手の50-50は大丈夫

朝ドラファンの私にとっては虎に翼・主人公寅子の「はて?」がど真ん中なのですが・・・これこそ知らない人たくさんいるのかもしれませんね。

満3歳りす組さんが、情報収集の旅に出かけています。

おにいちゃん、おねえちゃんの作品からたくさんの刺激もらっています。

これも大事!

世の中の情報からすっかり取り残されているようです。知らなかった言葉を職員室で尋ねたら、すらすらと説明してくれる職員がいて、逆にびっくりでした。異年齢の交流は大切だと、改めて気づかされました。

11/7(木)なんと、立冬⛄です。

園長より|2024年11月07日 13時48分

今日11月7日は、二十四節気のひとつ「立冬(りっとう)」です。

数日前まで夏日かという日があった気がするのですが、暦の上ではもう冬。なんだか驚きの変化です。今日は何を着る?と迷う日が続きます。

園では、各クラスのプランターに球根を植え始めています。いちご組はアネモネを植えるそうです。

七十二候では「山茶始開(つばきはじめてひらく、)」になります。「つばき」と読みますが、山茶花(さざんか)の花が咲きはじめる頃という意味だそうです。♪垣根の垣根の曲がり角、たき火だたき火だ落ち葉焚き~の歌にも出てきますよね。

寒さも関係ない!

昼の園庭遊びは走り回る子どもたちの熱気があふれています。

また、11月7日は「亥の子の日」。十二支の亥の月にあたる最初の亥の日が「亥の子の日」。「亥の子餅」と言って、イノシシの子ども瓜坊(うりぼう)に見立てた求肥餅をいただいたりするそうです。子だくさんのイノシシにあやかれますようにという願いが込められているとか。

待ち遠しかった秋は、いったいどこに行っちゃったんでしょうね。

11/7(木)秋📚おちばいちば

園長より|2024年11月07日 10時00分

秋、大美野幼稚園では、作品展に向けて、落ち葉にどんぐり、まつぼっくりに木の枝、拾ってきた秋を使ってモノづくりを楽しんでいます。

そこで、季節にぴったりの絵本を阿部先生が紹介してくれました。

〈西原みのり/作 ブロンズ新社〉

さっちゃんが、幼稚園でどんぐりのお馬さんを作りました。ところがそのお馬さん、てんとう虫をのっけて「ぱっぱかぱかぱか」とお散歩に出かけていきました。

すると見えてきたのは「おちばいちば」。洋服や雑貨、いろいろなごちそうがたくさん並んでいます。夢が広がる落ち葉の世界、もちろんお金は「どんぐり」。秋がいっぱいのお話、おすすめです。

11/6(水)秋📚としょかんライオン

園長より|2024年11月06日 10時00分

親子で図書館を利用されていますか?北野田駅前には「堺市立東図書館」があります。大仙公園近くには「中央図書館」、美原区には区役所横に「美原図書館」と利用できるところは結構あります。

図書館の使い方は、幼いうちから心得ておけるといいですね。

さて、今回紹介する本は、この図書館が舞台です。登場するのは、ライオン!ありえないことが起こるのが本の世界。ライオンを通して「ルール」の在り方を学ぶことができます。

〈ミシェル・ヌードセン/作 ケビン・ホークス/絵 岩崎書店〉

この本によると、図書館というところは、「決まりを守れば」誰でも入れるところです。例えそれがライオンでも…?

さて、このライオンあっという間に子どもたちの人気者になっていきます。ところが、ある日、事件がおこってしまいます。

推薦者は、青組の石井先生。年長さんいかがですか?

11/5(火)秋📚笑顔の花が咲く

園長より|2024年11月05日 12時25分

🍏読書の秋、どんな本を選ぼうかなと迷っている方に役立てていただければ幸いです。

「笑顔の花が咲く」A Flower in the snou

〈トレーシー・コーデュロイ 作 ソフィー・オールソップ  絵 1万年堂出版〉

「あなたがそばにいてくれるだけで幸せ」

この言葉で心がキュンとなって温かい気持ちになります。互いを思いやる心がとっても素敵です。言葉も絵も、心を癒してくれる一冊です。

紹介してくれたのは、本が大好きな柴田先生です。

挿絵の色もほっこり暖か、シロクマサさんと主人公ルナが花畑で寝転がる場面は絶品。部屋に飾りたくなります。